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連絡スレ→https //open.open2ch.net/test/read.cgi/onjgame/1620144218/ [メイン] KP お時間ですよー点呼ー [メイン] 高山 哲哉 はい [メイン] 雨宮 中華 はい [メイン] 大崎 千夏 はい [メイン] KP それではクトゥルフ神話TRPG「杉山屋敷怪奇譚」始めていきますー [メイン] 高山 哲哉 おねしゃーす [メイン] 雨宮 中華 よろしくお願いします! [メイン] 大崎 千夏 お願いしますー [メイン] KP 季節は残暑厳しい夏の終わり頃。一通の手紙が高山さんのもとに届きました [メイン] KP 導入にもあった、杉山奈緒美という女性からの手紙ですね [メイン] 高山 哲哉 知らない人ですね… [メイン] KP 手紙は青いインクの万年筆で書かれており、かなりの達筆です [メイン] KP 手紙の内容は長いのでこちらには書きませんが、とにかくそういう手紙が届きましたと [メイン] KP 遺品をどうするか相談したいと [メイン] 高山 哲哉 「(古酒でもあれば嬉しいんだけど。)」 [メイン] KP 手紙には住所と、交通の便が悪いところなので一泊二日になるだろうということ、そして日程の指定がありました [メイン] KP 来週の土日あたりですねと書こうと思ったけどバーテンの土日は稼ぎ時だな? [メイン] KP なんか適当に都合つきそうな日時が指定されていました [メイン] 高山 哲哉 「何とも都合のええ話やんか。」 [メイン] 高山 哲哉 「おっと、ゆっくりしてたら開店時間間に合わんわ。」 [メイン] 高山 哲哉 懐に手紙を入れて急いで店に向かいます。 [メイン] KP はい [メイン] KP では高山さんは自分の店に向かいます [メイン] 高山 哲哉 開店準備を終えてOPENの看板出しときます [メイン] 雨宮 中華 「おっ空いてんじゃーん」カランコロン [メイン] 高山 哲哉 「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ。」 [メイン] 雨宮 中華 「今日は路上ライブしてたら1000円も儲かっちゃったよ、店長とりあえず水で!」自前のチョコチップスナックを食べ始めます [メイン] 大崎 千夏 「おっすっすー、やってんねぇ!」オープンみるなり続けて入っていこ [メイン] 高山 哲哉 「それはそれは、今日はいい夜になりそうですね。」おしぼり渡す [メイン] 高山 哲哉 「大崎様、いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ。」 [メイン] 大崎 千夏 「どーもどーも!一番人気のくーださい!」カウンター席に座って注文頼みます [メイン] 高山 哲哉 雨宮さんにワイングラスに入れた水を、大崎さんに照葉樹林(緑茶リキュール+烏龍茶)をそれぞれ出します。 [メイン] 高山 哲哉 「どうぞ。」 [メイン] 大崎 千夏 「ありがと!ついでに新鮮なネタもプリーズ!ある?ない?ほらほら、あそこのギターのお兄さん実は地底人説とかない?」店長に雨宮さんのこと聞こえる声で尋ねます [メイン] 高山 哲哉 「いえいえ、あちらのお客様は未来のスーパースターですから。地底人とは伺っていませんよ。」 [メイン] 高山 哲哉 「ね?雨宮さん。」 [メイン] 雨宮 中華 「そう、僕は未来のスーパースターであり現代のスーパースターでもある、雨宮中華だ!地底人だったら研究所とかでご飯の世話もしてくれるからよかったんだけどねぇ…」 [メイン] 雨宮 中華 「見ての通りミュージシャンだよ、せっかくなら聞いてく?新曲出来たんだ、『パン屋始めました』っていう曲なんだけど」 [メイン] 高山 哲哉 大崎さんをちらっと見る [メイン] 大崎 千夏 「イエー!地底人じゃなくてスター…宇宙に輝く系コスモの歌聞きたいイェーイ!」雨宮さんは観測対象候補だからそのまま合いの手入れてノらせます [メイン] 雨宮 中華 よしじゃあ芸術(音楽)で振っていいですか! [メイン] KP どうぞ [メイン] 雨宮 中華 CCB =10 (1D100 =10) > 58 > 失敗 [メイン] KP では雨宮さんはギターで音楽を演奏しましたが、ミュージシャン?という具合でした [メイン] 雨宮 中華 「パン屋ぁ〜!はぁ〜じめましたぁ〜!!!」 [メイン] 高山 哲哉 グラスに白ワイン注いで自分で飲む [メイン] 大崎 千夏 「ブーブー!そんなパン屋閉店じゃい!」ブーイング飛ばして合いの手入れます [メイン] 高山 哲哉 「まあまあ大崎さん。」 [メイン] 雨宮 中華 「そうか…パン屋はダメか…冷やし中…いやラーメンか…?」 [メイン] 高山 哲哉 「今日は路上ライブの後だから雨宮さんもきっとお疲れなんですよ。」 [メイン] 大崎 千夏 「じゃー次は万全の時に聞きにいーこ…ハッ…まって?もしかしてこれって地球人には響かないソング…?つまりその他の生命体に何かしらの電波信号を飛ばしてる説では?」 [メイン] 高山 哲哉 「では代わりと言っては何ですが、面白いネタでもいかがですか?」 [メイン] 大崎 千夏 「激撮!駅前の売れないギタリストは秘密暗号を歌に込める、みたいな!」 「えっ?何何店長?面白いネタある?どんなやつ?」 カタカタタイピング打ってる途中で店長の話に食いついて乗り出します [メイン] 高山 哲哉 「そのカクテル、『照葉樹林』って洒落た名前なんですが、ネタと言うのもズバリ『木』なんですよ。」 [メイン] 高山 哲哉 「こちらを。こう言うのお好きでしたよね?」手紙を広げてカウンターに置く [メイン] 大崎 千夏 「ほうほうほう!」 [メイン] 大崎 千夏 「流石店長いいネタ持ってんじゃーん!ネタの匂いする〜〜ついでにお宝ちゃんの匂いもする〜〜!」 [メイン] 高山 哲哉 「どうもこう言うのは疎くて…ハハハ。よろしければご同行いただけませんか?もし分配があって価値のあるものがわからずに損するのも勿体ないですからね。」 [メイン] 大崎 千夏 「行く!いつでる?勿論私も同行する!」ちゃんとしたネタっぽいのに釣られて興奮気味に二つ返事で返すよ [メイン] 高山 哲哉 「日程は…、あそうだ。雨宮さーん?雨宮さんはこう言うの好きですか?」手紙を雨宮さんのカウンターに [メイン] 雨宮 中華 「こういうのは興味ないけど旅行行きたい!10年間行ってない!」 [メイン] 雨宮 中華 「店長!歌しか歌えないけど行かせてくれないか!」 [メイン] 高山 哲哉 「ええ、そのつもりでお声掛けしましたよ。」 [メイン] 高山 哲哉 「流石に二人でってのは失礼と思いましたので。」小声で大崎さんに囁く [メイン] 大崎 千夏 「やだー店長ってば気配り屋。いいよいいよ皆んなで旅行!月刊ムー特別出張版withパン屋ね!」親指立てる [メイン] 雨宮 中華 「いやぁ〜楽しみだな!旅行の日までにライブでお金貯めるぞ〜!」 [メイン] 高山 哲哉 「招待ですから、3人分行けるか聞いておきますよ。」 [メイン] 高山 哲哉 「貯めたお金は少しでもツケ返しに使ってくださいね!」 [メイン] 高山 哲哉 「車は…私がレンタカー手配しましょうか。」 [メイン] 高山 哲哉 手紙に電話番号とかは書いてない? [メイン] KP 電話番号も書いてありますね [メイン] 高山 哲哉 開店直後だから電話してみよう [メイン] 高山 哲哉 「まだ遅くないし早速聞いてみますね。」電話ポチー [メイン] KP 電話をかけるとほどなくして出ます [メイン] KP 「はい、杉山です」と女性の声がします [メイン] 高山 哲哉 「夜分失礼致します。先日お手紙をいただいた○○の孫の高山です。」 [メイン] KP 「まぁ、高山様ですか。突然お手紙差し上げて申し訳ありません、わたくし杉山奈緒美と申します。高山様の祖父君と親しくさせていただいていた、杉山早苗の孫です」 [メイン] 高山 哲哉 「ご丁寧にありがとう御座います。早速ですが、私は杉山様や祖父のように古物は全く詳しくないものですので、そちらの方面に明るい知り合い2人の同行をお許しいただけませんか?」 [メイン] KP 「お二人も?もちろん構いませんわ。是非お越しくださいませ」 [メイン] 高山 哲哉 「ありがとうございます。同行者の1人は女性ですので、可能であればお部屋を2つご用意いただけると助かります。もちろん宿泊に必要な費用等は負担致しますので。」 [メイン] KP 「いえいえ、とんでもございません。わたくしが招待したのですから、費用は気になさらないでください。部屋にも空きがありますので、ご安心ください」 [メイン] 高山 哲哉 「ありがとうございます。それでは手紙の時間通りにお伺い致します。お会いできるのを楽しみにしております。」 [メイン] KP 「わたくしもお待ちしておりますわ」 [メイン] 高山 哲哉 「では、遅くに失礼致しました。」 [メイン] KP 「いえいえ、ご連絡ありがとうございました。失礼致します」と言って電話は切れます [メイン] 高山 哲哉 「大崎さん、雨宮さん、良かったですね。費用は向こう持ちで、3人招待いただけるようです。」 [メイン] 大崎 千夏 「やったね、断られてたら尾行でもして付け回そうと思ってたけど旅行いけるよ雨宮さん!ところでこのギターもってくの?」 [メイン] 雨宮 中華 「当たり前じゃないか、ギターは友達だからね」 [メイン] 大崎 千夏 「ヒュー友達思い!やっぱ変わってて面白いね、オカルトキッズに受けそう!とりあえずネタの繋いだ縁に乾杯〜」上機嫌に運ばれてたお酒飲み干します [メイン] 雨宮 中華 「なるほど、つまり次の曲はオカルトキッズ向けに『未確認始めました』か!これは売れるぞ大崎ちゃん!乾杯!」 [メイン] 高山 哲哉 「本当にいい夜になりましたね、乾杯。」白ワイングビー [メイン] KP 当日まで特にやりたいことが無ければ時間を飛ばしますが、何かありますか? [メイン] 高山 哲哉 レンタカーの手配だけ、FITくらいのコンパクトカーで [メイン] KP では時間が流れて当日。皆さんは高山さんの手配したレンタカーで杉山邸へ向かいます [メイン] 高山 哲哉 とろとろ運転してきます [メイン] KP 交通の便が悪い、というのは確かで、最寄りの駅から車でさらに小一時間といったところ。途中から未舗装の道を走ることになります [メイン] 高山 哲哉 運転技能初期値で大丈夫そうかな? [メイン] KP 安全運転なら問題なし [メイン] 高山 哲哉 ヨシ! [メイン] KP そんな道を走っていくと、ようやく住所のあった場所に辿り着きます [メイン] KP そこにあったのは歴史を感じさせる、海辺に佇む洋館 [メイン] 高山 哲哉 「雰囲気ありますねえ…。」 [メイン] KP 杉山邸に到着しました [メイン] 高山 哲哉 車停めるとこはパッと見てわかります? [メイン] KP 屋敷のそばにそれっぽいスペースがあります [メイン] 高山 哲哉 安全駐車で [メイン] KP 無事に駐車できました [メイン] 高山 哲哉 「さて、どうやらここみたいですよ。面白いものがあるといいですね。」 [メイン] 雨宮 中華 「店長も凄い人と繋がりあるんだねぇ…屋敷でっかー」 [メイン] 高山 哲哉 「あの日初めて喋ったくらいには薄い繋がりですけどねえ。」 [メイン] 大崎 千夏 「何か起こりそうな予感がするいい場所だあ。聞こえる、私を呼ぶ面白おかしいネタの声が…!」建物周辺の写真パシャパシャ撮っとこ [メイン] 高山 哲哉 「(祖父さんってすごかったんやなあ…。)」 [メイン] 高山 哲哉 「さて、行きましょうか。時間ギリギリですしね。」 [メイン] KP 大崎さんが建物周辺を撮っていたので気付きます。あたりは人里離れた、という雰囲気で、他に民家は見当たりません [メイン] KP 海辺の土地なので潮の香りがして、じめじめした湿気の高さを感じます [メイン] KP 建物はやや小高いところに建っていますが、周囲の土地は低く、ススキがたくさん生えているくらいの寂しい土地です [メイン] KP そして皆さん、歴史の2倍、もしくは知識の半分で判定どうぞ [メイン] 雨宮 中華 歴史40だから…80で [メイン] 高山 哲哉 CCB =40 歴史 (1D100 =40) > 36 > 成功 [メイン] 雨宮 中華 CCB =80 (1D100 =80) > 54 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 頭良くないけど知ってた [メイン] 大崎 千夏 歴史65の2倍は130 [メイン] KP 自動成功ですねぇ [メイン] 大崎 千夏 CCB =130 (1D100 =130) > 95 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 ファンブルギリギリですよ悪魔 [メイン] KP というわけで皆さんは、この建物が大正期に建てられたものだと分かります [メイン] 大崎 千夏 あぶな!セーフ!セーフ! [メイン] 高山 哲哉 祖父の誕生は昭和よね? [メイン] KP いえ、舞台は1999年なので [メイン] KP 祖父も明治とか大正の頃の生まれです [メイン] 高山 哲哉 スマホ持ってたらまずいわね [メイン] 雨宮 中華 そういやそうだったわ ワイもスマホ持ってる [メイン] 大崎 千夏 1999年はガラケー?かな [メイン] KP まぁ細かいこと言わないですよ [メイン] 高山 哲哉 Jフォンにしとこう [メイン] KP そんなわけで築7,80年とかの建物ですが、ところどころ改修された部分はあるものの当時の面影を感じさせます [メイン] 高山 哲哉 「建物の外観だけでなんかありそうな感じしますねえ。」 [メイン] 大崎 千夏 「やーそれにしても周り民間全くないね!ザ自然!こういう人里離れてるとこはUFO交信とかしやすそうで唆る〜!」 [メイン] 雨宮 中華 「屋敷は古そうだねぇ、多分うちのアパートより古いよこれ」 [メイン] 高山 哲哉 「屋上とかあれば、UFOからも見つけやすいかもしれませんね。」 [メイン] 高山 哲哉 「さて、行きましょう。時間に遅れては向こうの心象も良くないでしょうからね。」 [メイン] KP では車の音や皆さんの話し声が聞こえたのか、建物から1人の女性が出てきます [メイン] 杉山 奈緒美 「あら……?もしかして、高山様でしょうか?お待ちしておりました」 [メイン] 高山 哲哉 「ええ、高山です。あなたは…杉山様ですね。本日はこのような素晴らしい場所にお招きいただき、ありがとうございます。」 [メイン] 高山 哲哉 「こちらが同行いただいた、大崎さんと雨宮さんです。」 [メイン] 高山 哲哉 深く一礼 [メイン] 杉山 奈緒美 「わざわざ遠いところご足労いただきありがとうございます。高山様に、大崎様と雨宮様。ようこそおいでくださいました」 [メイン] 杉山 奈緒美 こちらも深く一礼 [メイン] 雨宮 中華 「わざわざありがとうございます!今日はお世話になります!」軽く一礼 [メイン] 大崎 千夏 「わお、美人!こっちこそ許可いただいてありがとうございます!よろしくお願いします〜堪能させてもらっちゃいますね!」ならって一礼 [メイン] 杉山 奈緒美 「ささ、既に皆様お揃いですので、どうぞこちらへ」そう言って皆さんを建物の中へ案内します [メイン] 高山 哲哉 ついていきます [メイン] 雨宮 中華 軽くギター弾きながらついて行きます [メイン] 大崎 千夏 興味深そうに見回しながらついてきます [メイン] 杉山 奈緒美 「さあ、こちらです」 [メイン] KP そう言って皆さんは2番の部屋、応接室、というか居間に案内されます [メイン] 高山 哲哉 「ご丁寧にどうも。」 [メイン] 高山 哲哉 会釈して従います [メイン] KP そこには杉山の他、先客が3人います [メイン] 杉山 奈緒美 「これで皆さん揃いましたね。本日は急にお呼び立てしてしまったにも関わらず、お集まりいただきありがとうございます。わたくしが皆さんにお声をかけさせていただいた、杉山奈緒美です」 [メイン] 杉山 奈緒美 「それでは……」 [メイン] KP と彼女が皆さんに軽く自己紹介をするよう目配せします。NPCから自己紹介します [メイン] 高山 哲哉 頷いとこう [メイン] 金谷 譲治 「はじめまして。私は金谷譲治といいます。杉山早苗さんとは私の父が親しくさせていただいていたそうで」 [メイン] 金谷 譲治 「以前は大学で教鞭をとったりしておりましたが、今は職無しの身で、気が向いたときに論文を書いたりしております」 [メイン] 金谷 譲治 「専門は民俗学なのですが……今回の遺品、なんでも結構な物らしく、楽しみにしております」 [メイン] KP と、50歳くらいでしょうか、大学で教鞭をとっていたというだけあって教養のありそうな男性が自己紹介をしました [メイン] KP 続いて若い女性が [メイン] 藤田 綺羅子 「はじめまして。私は藤田綺羅子といいます」 [メイン] 藤田 綺羅子 「私はお婆さんが早苗さん?と仲が良かったそうで。お婆さんの遺品なんて昔の話すぎて実感が湧かないんですけれど、お話を聞いてやってきました」 [メイン] KP と、20歳くらいの女性が明るく自己紹介をしました [メイン] KP 続いて老人が [メイン] 佐藤 政雄 「佐藤政雄です。杉山……、早苗さんとは昔友人でした。しかし彼女が行方不明になってからは杉山さんの家とも付き合いがなく、ここに来るのは50年……いや、70年ぶりくらいでしょうか」 [メイン] 佐藤 政雄 「それにしても……ここはあの頃と変わっていない……」 [メイン] KP と、80代くらいでしょうか、老人が自己紹介を終えます [メイン] KP 彼は部屋や他の招待客の姿を見ておどおどしながら次を促します [メイン] KP というわけで、ここでPCの皆さんも軽く自己紹介でもお願いします [メイン] 高山 哲哉 「お初にお目にかかります。高山 哲哉と申します。亡き祖父の○○が杉山 早苗様とご縁があったようでここにお招きいただきました。職業は飲食店の雇われ店長です。ハイ。」 [メイン] 雨宮 中華 「どうも皆さん!大人気ミュージシャンの雨宮 中華です!杉山家とは特に繋がりはないけどタダで旅行ができるって聞いたので来ました!」 「後最近『未確認初めました』っていうオカルトソングも作ったので聞きたい人は後で自分の部屋に来てください!」 [メイン] 大崎 千夏 「オカルト雑誌記者の大崎千夏です!この度は高山店長の同行に許可いただき大変嬉しく思ってます!あ、オカルトしってます?皆さん。月刊ムー、ぜひぜひ読んでくださいね!そしてオカルト的なネタがあればご連絡ください、この大崎まで!」 [メイン] KP 皆さんが自己紹介を終えたところで [メイン] 杉山 奈緒美 「それではさっそくですが……」 [メイン] KP と件の遺品の場所へ案内します [メイン] 高山 哲哉 周囲の様子に合わせつつ着いて行きます [メイン] 杉山 奈緒美 「こちらです」 [メイン] KP そう言って皆さんを2階の一室に案内します [メイン] 杉山 奈緒美 「わたくしの部屋で申し訳ないのですが」 [メイン] KP そう言って彼女が皆さんを案内したのは彼女の私室です [メイン] KP 女性らしい淡いクリーム色の壁紙をした、落ち着いた雰囲気の洋室 [メイン] 高山 哲哉 「今もここにお住まいなんですか…。リフォームはとても手がかかってそうだ。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ええ、買い物なども大変で……。あ、こちらです」 [メイン] KP そう言って彼女が指差す先に、例の物がありました [メイン] KP それは縦50センチ横120センチくらいの木の板、いや、木製の浅浮き彫り、レリーフです [メイン] KP 色は黒檀のように真っ黒で、木目が渦巻いています [メイン] 高山 哲哉 「大崎さん、これ何ですか?」 [メイン] 高山 哲哉 小声で [メイン] KP 表面に掘られた細工は緻密で、水中の巨大建造物から未知の生物が現れる絵柄……のように見えます [メイン] KP また、底部には謎の文字らしき物が刻まれています [メイン] 大崎 千夏 「あれが例のお宝ちゃん!見て店長UMAがのってる、UMA!」未確認生物っぽい絵柄みて小声で興奮してます オカルトか歴史とか知識とかで鑑定まがいのこと出来ますか?見た感じ珍しい模様のレリーフくらい? [メイン] KP うーんではオカルトでどうぞ [メイン] 大崎 千夏 わーい振るぞ! [メイン] 大崎 千夏 CCB =70 オカルト (1D100 =70) > 72 > 失敗 [メイン] 大崎 千夏 わからん!w [メイン] 雨宮 中華 うーんこの [メイン] KP うーん、わからん!w [メイン] 高山 哲哉 初期値で行こうか? [メイン] 大崎 千夏 いっけええ [メイン] 高山 哲哉 オカルト5で振りたいです [メイン] KP どうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =5 (1D100 =5) > 64 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 そりゃ聞いてんだしわからんよなあ [メイン] 大崎 千夏 オカルトソングライターさん…!たのむ…! [メイン] 雨宮 中華 後は任せろ2人とも…オカルト初期値!!! [メイン] KP どうぞ [メイン] 雨宮 中華 CCB =5 (1D100 =5) > 72 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 なんもわからん [メイン] KP うーん、誰もわからん!w [メイン] KP では皆さんは、どうしようかな [メイン] 大崎 千夏 専門職敗北した [メイン] KP さすがに彫刻を芸術音楽では判定させられないけど、人類学ならいいかな [メイン] 高山 哲哉 周囲のNPCの様子を見てもいい? [メイン] 雨宮 中華 あっほんま?振りたい! [メイン] KP 人類学、生物学、博物学の半分、あとは知識の1/5あたりで、判定したい人は判定してください [メイン] 高山 哲哉 知識の1/5、11で [メイン] 高山 哲哉 CCB =11 (1D100 =11) > 42 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 わかりませんでした [メイン] 大崎 千夏 知識13 [メイン] 雨宮 中華 半分って端数切り捨てかな [メイン] KP 振る人はじゃんじゃん振ってどうぞ [メイン] KP 端数切り捨てです [メイン] 雨宮 中華 ほな31→15で [メイン] 大崎 千夏 CCB =13 (1D100 =13) > 27 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 CCB =15 (1D100 =15) > 16 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 あぁん… [メイン] KP あ、人類学はそのままでいいですよ [メイン] 大崎 千夏 わかりませぇん! [メイン] KP なので雨宮さんは出目的に成功ですね [メイン] 雨宮 中華 やったぜ。 [メイン] 高山 哲哉 えらい [メイン] 大崎 千夏 やりますねえ! [メイン] 高山 哲哉 専門家2人連れてきたってのが本当になったな! [メイン] 雨宮 中華 これは…冷やし中…? [メイン] KP 雨宮さんはこのレリーフを見て、原始的な技法で作られたとても貴重な物であることを理解できるのですが、同時になんだか物足りなさを感じます [メイン] KP どこか未完成のような印象を受けるのです [メイン] 大崎 千夏 「すんすんすん…何だこれ?木製のいい匂いがして気分が良いということしか分からんです…あー堪らない匂いするう〜…うへへ」匂いかぐのに夢中で細かいのは分かりません [メイン] 雨宮 中華 「これ多分すっごい貴重な物だよねこれ、なんかちょっと物足りない気がするけど」 [メイン] 雨宮 中華 「ほらほら、ここら辺の作りとかあれよ?凄い昔にやってた技法で作られてるっぽいよ?」レリーフに指差しながら [メイン] 高山 哲哉 「お、雨宮さんわかるんですか?」 [メイン] 金谷 譲治 「物足りないというのはよく分からないが……。これは確かに歴史的にとても価値のあるものだ。専門ではないが、100万、いや200万はくだらないんじゃないだろうか」 [メイン] KP 金谷は良い物を見たという感じでうんうん頷いています [メイン] 雨宮 中華 「昔に彫刻始めましたって歌作ってね、ちょっと勉強したんだ」 「そうでしょ?わかる人にはやっぱわかるんですよねぇ〜」 [メイン] 藤田 綺羅子 「へー……」 [メイン] KP 対して藤田は芸術にはあまり興味がないのか、いまいち反応が薄いです [メイン] 高山 哲哉 「(100万や200万、その程度の金額でこんな豪邸の人間が俺なんかを呼ぶんか?)」 [メイン] 大崎 千夏 「何でもかんでも始めてて詳しい!便利設定!」 [メイン] 佐藤 政雄 「やっぱりだ……、これはあの時の……」 [メイン] KP 佐藤は付き合いがあっただけに見覚えがあるようで、驚いた顔をしています [メイン] 高山 哲哉 「えーっと、佐藤さん、あの時、とは?」 [メイン] 大崎 千夏 「このいかにもな文字とか生き物とかって何なんです?やっぱりUMA?お爺ちゃん詳しく!詳しく!」その反応みて食いついて促してみます [メイン] 佐藤 政雄 「昔、私や早苗さん、それに他の皆でこれを見たことがあるんだ、ここで……」 [メイン] 佐藤 政雄 「早苗さんをはじめ裕福な人間が多かったからこういった珍しい品を見る機会は多かったんだが、これは当時集めた中でも特に皆の興味を引いた……」 [メイン] 佐藤 政雄 「しかし私もこれについて詳しいことは知らない。何せそれから間もなく早苗さんは……」 [メイン] KP そう言って佐藤はちらと杉山の方を見やります [メイン] 杉山 奈緒美 「……祖母は若くして行方不明になったと聞いております。親交のあった佐藤様には辛いことを思い出させてしまったかもしれません。申し訳ありません」 [メイン] KP そして佐藤は「失礼する」と言い残し部屋を出ます。居間に戻るようです [メイン] 高山 哲哉 「行方不明…。」 [メイン] 高山 哲哉 こっちの祖父はどんな死に方してるっけ? [メイン] KP 普通に生きて普通に死んでます [メイン] 高山 哲哉 さんきゅー [メイン] 杉山 奈緒美 「しんみりした雰囲気になってしまい申し訳ありません。とにかく、こちらが皆様にお見せしたかった、祖母の遺品です」 [メイン] 高山 哲哉 「いえ、お気遣いありがとうございます。」 [メイン] 高山 哲哉 「でもこんな高価そうな物、どうするんですか?」 [メイン] 高山 哲哉 「まさか切り分けるわけにもいかないでしょう?」 [メイン] 杉山 奈緒美 「それを相談したいと思いまして。わたくし一人が持ち続けるわけにもいきませんし、誰かが買い取るとか、わたくしから皆さんにいくらかお支払いするか……」 [メイン] 高山 哲哉 「私は物の価値もわからない男ですから、皆さんがどうお考えかお聞きしないと何とも言えませんねえ…。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ええ、皆様が納得できる形になれば良いと考えております」 [メイン] 杉山 奈緒美 「佐藤様がお戻りになりましたし、わたくし達も居間へ戻りましょうか」 [メイン] 高山 哲哉 「ええ、そうしましょう。」 [メイン] 高山 哲哉 「写真、撮らないんですか?」大崎さんに小声で [メイン] 大崎 千夏 「撮りたい撮りたい〜こんな珍しいの個人的に興味深しかわかないんだよぉ」皆が居間に戻っていく後ろ姿確認してパシャっときます [メイン] KP そして皆さんが居間に再集合。時刻はもう夕方といったところです [メイン] 杉山 奈緒美 「夕食の準備をいたしましょうか。藤田さん、手伝っていただけるかしら」 [メイン] 藤田 綺羅子 「あっ、はい。分かりました!」 [メイン] 高山 哲哉 「私も手伝いましょう。こう見えて飲み物のプロですので。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「いえそんな。実は綺羅子さんとは親交があるのですが、他の皆様はお客様。お手を煩わせるわけにはまいりません」 [メイン] 高山 哲哉 「それは大変失礼致しました。それではお言葉に甘えさせてもらいますよ。」 [メイン] 高山 哲哉 「そうだ、この素敵な建物をお食事まで見学させていただいても?」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ええ、構いませんわ。皆様のお部屋も用意しておりますので、夕食の準備ができるまで自由にお過ごしください」 [メイン] 高山 哲哉 「ちなみに、立ち入らない方がいいお部屋があればお伝えいただけませんか。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「立ち入らない方が……そうですね。皆様にご用意させていただいた部屋はさすがにご遠慮いただけると」 [メイン] 高山 哲哉 「かしこまりました。それでは、勉強させていただきます。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ええ、では皆様こちらに」 [メイン] KP そう言って杉山は皆さんをそれぞれ用意した部屋に案内し、それからキッチンで調理を始めました [メイン] KP そしてこの頃に、皆さんは気付きます [メイン] 雨宮 中華 ん? [メイン] KP 屋敷の外。激しい雨が振っていた [メイン] 高山 哲哉 レンタカーやしままええやろ [メイン] KP といったところで本日はここまで。次回は自由行動のところから再開します [メイン] 高山 哲哉 おつかれー [メイン] KP 初日お疲れ様でした [メイン] 大崎 千夏 お疲れ様でしたー [メイン] KP 次回は日付変わって本日の21時半再開で問題ないでしょうか? [メイン] 高山 哲哉 おっけー! [メイン] 雨宮 中華 大丈夫ですー! [メイン] 大崎 千夏 問題なしです〜 [メイン] KP では次回は本日21時半からです~本日はお疲れ様でした~解散でOKです [メイン] 高山 哲哉 おつかれやでー [メイン] 雨宮 中華 お疲れ様でした! [メイン] 大崎 千夏 お疲れさまでーす [メイン] KP 時間ですよー点呼ー [メイン] 雨宮 中華 そぉい [メイン] 大崎 千夏 はーい [メイン] 高山 哲哉 はーい [メイン] KP お揃いですので、クトゥルフ神話TRPG「杉山屋敷怪奇譚」再開していきます [メイン] KP 昨日は遺品の浅浮き彫り、レリーフを見て、そのあと屋敷の主である杉山奈緒美と藤田綺羅子が夕食の準備をするということで自由時間になったところからです [メイン] 高山 哲哉 時間そんななさそうやしバラける? [メイン] 雨宮 中華 そうわね、夕飯作るだけならあんま余裕はなさそう [メイン] 大崎 千夏 おーけーやで [メイン] 雨宮 中華 とりあえず自室に行くのが自然?かな? [メイン] 高山 哲哉 それぞれの自室は調べとこうか [メイン] 大崎 千夏 部屋戻りましょう戻りましょう [メイン] 雨宮 中華 部屋割り決まってるんやっけ… [メイン] 高山 哲哉 マスターキー持たれて襲撃されたらしゃーないけどな! [メイン] KP 11~13をどうぞとだけ [メイン] 雨宮 中華 適当にあいうえお順で決めちゃうか [メイン] 高山 哲哉 PC的にはまだ危険も感じてないしお客さんのお二人に先に決めてもらうと思うわ。 [メイン] 大崎 千夏 あいうえおなら真ん中かな [メイン] 雨宮 中華 旅行楽しみにしてるし窓いっぱいありそうな11に行くゾ〜 [メイン] 大崎 千夏 じゃあ12~ [メイン] 高山 哲哉 では13で [メイン] 高山 哲哉 部屋の作りはみんな同じ感じかな? [メイン] KP そうですね、中は普通の部屋です。 [メイン] 高山 哲哉 窓、鍵、風呂、トイレはどんな感じやろ? [メイン] 大崎 千夏 部屋の窓から景色見えます? [メイン] KP 窓は洋館のそれっぽい普通の窓。窓もドアも中から鍵がかけられます [メイン] KP 小さな洗面台くらいはついていますが、トイレや風呂はありません [メイン] KP 窓から外の景色は見れますよ。外は大雨で暗くなっていますが [メイン] 高山 哲哉 中に目立つ家具や収納はあります? [メイン] KP 特には。趣味の良いお高そうなテーブルやベッドだなぁってくらいで、変わったものはありません [メイン] 雨宮 中華 特になんもなさそうな感じかな [メイン] KP 特になんもないですね [メイン] 高山 哲哉 今の段階でこれ以上PCが調べるような事もないので、ひとまず着替えとかの荷物だけ置いて外出るかな。 [メイン] 雨宮 中華 ギターだけ持って廊下に出るぞー [メイン] 大崎 千夏 部屋の景観軽く撮って取材用荷物だけ持ってでよ! [メイン] 高山 哲哉 「外も雨ですし、食事まではそれぞれで館内の見学とでもいきますか。」 [メイン] 大崎 千夏 それぞれのNPCってキッチン組以外各部屋におるんかな?待ってる人たち居間だっけ? [メイン] KP その前に、外の景色を撮ってみた大崎さん、地質学かアイデアの1/5で振ってみてください [メイン] 大崎 千夏 おおーん?アイデアで! [メイン] 大崎 千夏 CCB<=12 (1D100 =12) > 94 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 CCB =12 アイデアの20% (1D100 =12) > 96 > 致命的失敗 [メイン] 大崎 千夏 草 [メイン] 高山 哲哉 わかんねえなあ [メイン] 雨宮 中華 これもうわかんねぇな [メイン] KP 大崎さんは外の景色を撮ってみたのですが、大雨とはいえ周りが湖のようになっていることに気付きました [メイン] KP 屋敷自体はやや高い場所に建っているのですが、周りは早くも水没しかかっています [メイン] 高山 哲哉 と言うか全員じゃなかったか。申し訳ない [メイン] KP 外に意識を向けたの大崎さんだけですしね今のところ [メイン] KP 失敗なのでうわー水だーってことだけ分かります [メイン] 高山 哲哉 流石に木造じゃないよねここ? [メイン] 雨宮 中華 結構古いからな… [メイン] KP レンガも多く使われていますが基本的には木造ですね [メイン] 高山 哲哉 基礎がヤバそう [メイン] 大崎 千夏 「ねえねえ外やばい!尋常じゃないっていうか屋敷版タイタニックかも!やっぱこの洋館オカルトに溢れてる~!」写真とるなり部屋から飛び出して興奮気味に告げます 水だけだっていっても浸水被害はまずいですよ! [メイン] 高山 哲哉 「文字通り陸の孤島ってところですか。」 [メイン] 雨宮 中華 「まぁ雨ならすぐ止むっしょ?へーきへーき」 [メイン] 大崎 千夏 「陰謀渦巻く洋館に潜入!周りは湖で脱出不可能!どうなる次回!って感じな訳ですよ!」 [メイン] 大崎 千夏 「オカルト的なのだといいな~」共有だけするけど中華さん振れ…振れる? [メイン] KP 直接見るわけでもないし、無しかなぁ [メイン] KP まぁでもせっかくですし振ってもいいですよ [メイン] 雨宮 中華 「えぇ〜?脱出不可能とか言い過ぎでしょ、ちょっと外見てみるか」廊下に窓とかあったら見てみよう [メイン] 高山 哲哉 「次回は美味しい食事パートですよ、きっと。」 [メイン] 雨宮 中華 よーし振るぞい [メイン] 雨宮 中華 CCB =17 (1D100 =17) > 27 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 すっげぇ!水だ! [メイン] KP 雨宮さんINT17もあるのかw [メイン] 大崎 千夏 ああ~雨の音~~ [メイン] KP まー雨がすごいですね。日帰りの予定だったとしても一泊することになってたでしょう [メイン] 高山 哲哉 一泊する予定だったからちょうどいいかな [メイン] 雨宮 中華 「うわほんとだ雨凄い!今日泊まりで良かったね」 [メイン] KP そしてNPCですが、杉山と藤田は3のキッチンで調理中、佐藤は14、金谷は20のそれぞれ与えられた部屋で休んでいます [メイン] 高山 哲哉 不明な部屋は4 5 6 7 8 9 10 15 16 17か [メイン] 大崎 千夏 全員今夜は返さないぞってことでね [メイン] 雨宮 中華 熱い夜になりそうやね [メイン] 高山 哲哉 9と10よく見たらなかったわ(痴呆) [メイン] 大崎 千夏 消えた9と10の謎に迫っていきたいと思います [メイン] KP 1階は1桁、2階は2桁の番号つけてるだけです [メイン] 雨宮 中華 ふーむどこから行くか… [メイン] 高山 哲哉 不明の部屋は開けてみないとわからん感じよね? [メイン] KP うーんと [メイン] KP 15がお客様用風呂、16がトイレ、17が物置!くらいは案内されました [メイン] 高山 哲哉 助かる [メイン] 高山 哲哉 実質4 5 6 7 8 17か [メイン] 高山 哲哉 バラけるならちょうど2つずついける感じね [メイン] 雨宮 中華 4はでかいしなんかありそう(小並感) [メイン] KP 17は物置っす [メイン] 高山 哲哉 物置には何かあるだろうね! [メイン] 高山 哲哉 何か(何か) [メイン] 雨宮 中華 物置からなんか盗んでく? [メイン] 大崎 千夏 うーんこの強盗 ヨシ! [メイン] 雨宮 中華 ほなワイ4行こう! [メイン] 高山 哲哉 動機的には古酒とか探してそうだからワイが物置とりあえず行くわ [メイン] 大崎 千夏 じゃ7いきます [メイン] KP ではそれぞれそのように処理していって構いませんか? [メイン] 雨宮 中華 大丈夫でーす [メイン] 大崎 千夏 はーい [メイン] KP では宣言順に、まず4番 [メイン] KP 風呂です! [メイン] 雨宮 中華 風呂2つあるのか [メイン] 高山 哲哉 カメラ設置しちゃダメだぞ [メイン] 大崎 千夏 歌声響きそう [メイン] KP 2階がお客様用の風呂なのに対して、1階のは家の人間の風呂ですね [メイン] 雨宮 中華 「風呂って歌の練習にいいんだよな〜」 [メイン] 雨宮 中華 うーん…タンスとかあるんですかね? [メイン] 高山 哲哉 事案は避けよう! [メイン] KP 脱衣所と浴室って感じ、下着を漁って楽しめるようなタンスはここには無いですねぇ [メイン] 雨宮 中華 確かに冷静に考えたら女の子の家じゃん! [メイン] 大崎 千夏 通報しました [メイン] 雨宮 中華 ふーむ何もないんかな [メイン] KP さぁ女性の家の風呂場に侵入した雨宮選手、ここで一体ナニをするのか [メイン] 雨宮 中華 歌を、歌おう [メイン] 大崎 千夏 草 [メイン] 高山 哲哉 人くるやつ [メイン] KP では芸術音楽をどうぞ? [メイン] 雨宮 中華 わーい [メイン] 雨宮 中華 CCB =10 (1D100 =10) > 40 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 事案ですねえ! [メイン] 大崎 千夏 雨宮さんなにしてるんですか [メイン] KP 女性の家の浴室で、おもむろに微妙な演奏を始めるミュージシャンがそこにいた [メイン] 雨宮 中華 「食パン専門店〜始めましたぁぁ!」 [メイン] 雨宮 中華 茶番は終わりにして浴室全体に目星とか降れます? [メイン] KP いいですよ、どうぞ [メイン] 雨宮 中華 CCB =50 (1D100 =50) > 35 > 成功 [メイン] KP 浴室です。先に案内されていた2階の浴室はお客様用だけあって綺麗にされていたのですが、1階のこちらはさすがにそこまでキレイキレイというほどではありません [メイン] 雨宮 中華 あっほんとに何もなさそう [メイン] 高山 哲哉 見えるとこだけ掃除するタイプのお嬢様 [メイン] KP しかし使用感がある割にはボディーソープやシャンプー、掃除用具などは新しめに見えますね。最近買い揃えたのかな?って感じです [メイン] 高山 哲哉 普段は上の使ってんのかね? [メイン] 雨宮 中華 ぐへへこれがあの女が使ってるジャンプーか… [メイン] 高山 哲哉 はい110 [メイン] KP よし、あの変態はなんとしてもロストさせよう [メイン] 大崎 千夏 ~犯罪者始めました~ [メイン] KP グルシャンするならPOT4あたりと対抗しますか? [メイン] 雨宮 中華 「食パンはダメか?やはりここは冷やし中いや違うな…」特に気にせず浴室から出よう [メイン] 雨宮 中華 しません! [メイン] KP はい、では特に逮捕されそうなことはせずに浴室から出ました [メイン] 高山 哲哉 人来ないんやなあ [メイン] 雨宮 中華 更衣室もあるんだっけ?そこにも全体に目星振っていいですか? [メイン] KP いいですよ、どうぞ? [メイン] 雨宮 中華 CCB =50 (1D100 =50) > 17 > 成功 [メイン] KP おめでとうございます、女性物の下着を発見しました [メイン] 高山 哲哉 あっ [メイン] 雨宮 中華 スッとしまいます [メイン] 高山 哲哉 懐に [メイン] 雨宮 中華 「犯罪者〜始めません〜!」 [メイン] 大崎 千夏 やっぱり変態じゃないか [メイン] KP では隠すで判定どうぞ、初期値は15です [メイン] 雨宮 中華 ちょっちょっ [メイン] 高山 哲哉 手がかりかもしれないしな! [メイン] 雨宮 中華 CCB =15 (1D100 =15) > 27 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 あっふーん [メイン] 大崎 千夏 隠すのを諦めて元の場所になおせば救いはあるぞ! [メイン] KP 女性宅の脱衣所から、ポケットから女性物の下着をはみ出させた男が出てきた瞬間だった [メイン] 雨宮 中華 待って待ってワイの服にしまわないよ! [メイン] KP 懐にしまう、じゃなくて元あったところにしまう? [メイン] 雨宮 中華 捕まっちゃうじゃないか [メイン] 高山 哲哉 隠す失敗してるから漁ったのバレちゃう… [メイン] 雨宮 中華 元にあったところにしまいますぅ [メイン] 大崎 千夏 えらい [メイン] KP では雨宮さんは一度手にした下着を元の場所に戻しました [メイン] 雨宮 中華 「犯罪者にィー!なりかけましたァァ!!」 [メイン] 高山 哲哉 響くんだよなあ [メイン] 雨宮 中華 じゃあ部屋から出て終わりですかね [メイン] 大崎 千夏 変な歌ずっと聞こえてきてるよぉ [メイン] KP 同じ階の近いところに大崎さんいるんだよなぁ [メイン] 雨宮 中華 へーきへーき でぇじょぶだなんとかなる [メイン] KP というか浴室から壁一枚隔てたところにキッチンあるんだよなぁ [メイン] KP では雨宮さんは終わりで。続いて17番の物置へ向かった高山さん [メイン] 高山 哲哉 古酒探して物色しますか [メイン] KP 2階の隅っこに近い部屋ということで、あまり使わないようなものを詰め込んだという感じの部屋ですね [メイン] KP じゃあいい具合の酒があるか、幸運でどうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =55 (1D100 =55) > 100 > 致命的失敗 [メイン] 高山 哲哉 破壊神 [メイン] KP どんがらがっしゃーん!1点ダメージ受けといてください [メイン] 高山 哲哉 物の津波に飲み込まれる [メイン] 高山 哲哉 酒はないですかね? [メイン] KP ないですね [メイン] system [ 高山 哲哉 ] HP 14 → 13 [メイン] 高山 哲哉 他に物色しても無意味かな?目星とか図書館で [メイン] KP では目星で [メイン] 高山 哲哉 CCB =50 (1D100 =50) > 91 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 暗いなあ [メイン] 大崎 千夏 出目が高い [メイン] KP 暗いしガッシャーンやらかしたこともあって特に得る物はありませんでしたね [メイン] 高山 哲哉 収束するからへーきへーき [メイン] 高山 哲哉 軽くだけ片付けてからがっかりして階段を下りようかな。 [メイン] KP 特に何も得られず高山さんは終わりで [メイン] KP 続いて7番に向かった大崎さん [メイン] KP 7番、鍵がかかっています [メイン] 大崎 千夏 ガチャガチャ [メイン] 高山 哲哉 無理に開けるわけにもいかんよなあ [メイン] KP 家の鍵と違ってそんなしっかりしたものでもないですし、鍵開けを使うなら2倍で振ってもいいですよ [メイン] 大崎 千夏 うーん2!w RP的には興味マシマシで開けようとこころみるので振るか… [メイン] KP 振るのか…… [メイン] 大崎 千夏 CCB =2 (1D100 =2) > 58 > 失敗 [メイン] 大崎 千夏 「うーん謎の部屋!気になる!」 [メイン] KP 女性の家の鍵がかかった部屋を前に、違法な解錠を試みるオカルトライターの姿がそこにあった [メイン] 高山 哲哉 下着、散らかし、不法侵入 [メイン] 高山 哲哉 ろくでもねえ客達やな [メイン] 雨宮 中華 まとめて警察に突き出そ? [メイン] KP やはり遺品に釣られてやってきた連中ということか [メイン] 大崎 千夏 「ちいっ、侵入失敗!オカルトソングが気になっちゃう…あとでこよっと」ある程度カチャカチャしてたけどとりあえず手帳にメモメモしてその場離れるしかない [メイン] 大崎 千夏 入っちゃダメって言われてないから違法じゃないですぅ! [メイン] KP 鍵は開きませんでした。鍵開けに時間を浪費した大崎さんは、とりあえず他の部屋がどんな部屋かくらいは見て回ったこととします [メイン] 高山 哲哉 あとは6と8か。 [メイン] KP というわけで鍵のかかっている7番以外は何の部屋かは分かりました [メイン] 高山 哲哉 もう一回くらい行動権はあるのかな? [メイン] 大崎 千夏 行けるなら隣だし流れで8行きたいですね [メイン] KP 鍵開けを試みて時間を使ってしまったので大崎さんのターンはここでおしまい [メイン] KP まだ時間はあるので次のターン行きましょうか [メイン] 高山 哲哉 大崎さんは書庫よね? [メイン] 雨宮 中華 8が書斎なら図書館持ちが行ったほうがいい気が [メイン] 雨宮 中華 みんな持ってんのか [メイン] 高山 哲哉 図書館は大崎さんが一番高いはず [メイン] 大崎 千夏 三大探索技能とりあえずとっとこうかなって [メイン] 高山 哲哉 同じく [メイン] 雨宮 中華 同じく [メイン] 高山 哲哉 雨宮さんどこいく? [メイン] 雨宮 中華 4番の向かいだし6番いこかな [メイン] 高山 哲哉 じゃあこっちは佐藤さんにでも話聞くかなあ [メイン] 高山 哲哉 早苗さんが行方不明になった当時の生き残りだし一番知ってそう [メイン] 雨宮 中華 高山さんのお爺ちゃんとも知り合いそうやしね [メイン] KP 振り分け的には大崎さん8番、雨宮さん6番、高山さん14番かな? [メイン] 高山 哲哉 はーい [メイン] KP では順番に、大崎さんから処理していきましょうか [メイン] KP 8番、書斎にやってきた大崎さん。本がたくさんあります [メイン] 雨宮 中華 [メイン] 大崎 千夏 「おほー!本の山!これは一気にこの洋館の隠された秘密にせまるる!地下世界に繋がる扉とか!UMAとの交流日記とか!」目を輝かせながら並べられた本のタイトルざっと見てみます [メイン] 大崎 千夏 手近な本とか取り出してみよ [メイン] KP 適当に取り出したなら、まぁ普通に古い純文学とかの本ですね [メイン] KP お勉強用の専門書の類じゃなく、道楽としての読書室という感じ [メイン] KP 年代物の丸テーブルやイスが置かれてあり、昔はここで複数人で文学なんかの話が盛り上がっただろうなと思われるのですが、現在は埃っぽく、あまり使われていない印象を受けます [メイン] 大崎 千夏 文学人やなあ [メイン] 大崎 千夏 ざっと部屋全体の本棚調べてみます 図書館でええんかな? [メイン] KP ほい、図書館でどうぞ [メイン] 大崎 千夏 CCB =70 図書館 (1D100 =70) > 38 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 流石 [メイン] KP では図書館に成功した大崎さんは、綺麗に並べられている本の中から1冊の本を見つけます [メイン] KP タイトルは「痴人の愛」、谷崎潤一郎の本で、昭和2年発行ととても古いものです [メイン] 高山 哲哉 えっちなタイトル [メイン] 雨宮 中華 知らんな… [メイン] 大崎 千夏 めっちゃ古い 何となく気になって埃よけて椅子に座りながらパラパラ~って読んでみるかな [メイン] KP では本を読んだ大崎さん、アイデアをどうぞ [メイン] 大崎 千夏 CCB =60 (1D100 =60) > 4 > 決定的成功/スペシャル [メイン] 高山 哲哉 これは有能記者 [メイン] 雨宮 中華 出たわね [メイン] 大崎 千夏 めっちゃ閃いた! [メイン] KP わーおクリティカル [メイン] KP では大崎さんは、その本の登場人物に「奈緒美」「綺羅子」「譲治」といった名前があるのに気付きます [メイン] 大崎 千夏 ほほん [メイン] 高山 哲哉 NPC3人やな [メイン] 雨宮 中華 佐藤の爺ちゃんだけ無いのか [メイン] 高山 哲哉 話を佐藤さんに聞きに行くといろいろわかるかもね [メイン] 大崎 千夏 「わお、小説の登場人物と同じとか偶然?いやいや、裏に巨悪の陰謀が渦巻いてる匂いがプンプンする!何十年も前から動く犯人の野望…あり!」 [メイン] KP さらにクリティカル報酬として、あまり使われていなさそうな本棚ですが、1冊抜き取られた箇所があるのに気付きます [メイン] KP 大崎さんはもう1度図書館をどうぞ [メイン] 大崎 千夏 「そしてこの古い匂いたまらん~~ノスタルジックオカルト本~」古い本の香り吸引して頭が冴えてきました [メイン] 大崎 千夏 CCB =70 (1D100 =70) > 99 > 致命的失敗 [メイン] 高山 哲哉 草 [メイン] 大崎 千夏 あっあっ [メイン] 雨宮 中華 えぇ… [メイン] KP じゃあ偶然の一致に勝手に巨悪やら陰謀やらを感じて盛り上がってしまった大崎さんの番はここで終了です [メイン] 高山 哲哉 やさしい [メイン] 大崎 千夏 図書館でハイになってターンエンドだ! [メイン] KP では続いて6番の物置に向かった雨宮さん [メイン] 雨宮 中華 ワイも図書館キメないと…(禁断症状) [メイン] 雨宮 中華 「犯罪者には、なりませんでした〜(小声)」がちゃりんこ [メイン] KP 物置です。2階の17番の物置と比べると、掃除用具だとか暖房器具だとか、まぁまぁ使う機会ありそうな物がしまわれていますね [メイン] 雨宮 中華 普通の物置って感じですかね? [メイン] KP というかぶっちゃけ何も無いよ物置なんて1階も2階も [メイン] 雨宮 中華 やべぇやることが無くなった [メイン] 高山 哲哉 やさしい [メイン] KP 幸運振って何か生やします? [メイン] 雨宮 中華 お金持ってそうだし万札とか落ちてないかな [メイン] 大崎 千夏 物色目的の人いる [メイン] KP では金目の物が無いか幸運どうぞ [メイン] 雨宮 中華 CCB =45 (1D100 =45) > 29 > 成功 [メイン] 雨宮 中華 「金目の物、何かありませんか〜?」 [メイン] KP じゃあ外国のコインが置いてありました [メイン] 雨宮 中華 「おっ、これは…外国のお金かな?」 [メイン] KP 金貨でしょうかね、コレクターに売ればお金になりそうです [メイン] 雨宮 中華 「まぁちょっとぐらい…バレないだろ…」懐にしまっちゃお [メイン] KP 雨宮さんはコインをくすねました [メイン] 高山 哲哉 はい正真正銘の犯罪 [メイン] 大崎 千夏 小銭泥棒はじめました [メイン] 雨宮 中華 「新しいギター、買える予感しましたぁ〜♪」 [メイン] KP やっぱり犯罪者じゃないか! [メイン] 雨宮 中華 おーわり! [メイン] 高山 哲哉 そのギター替えるのか(困惑) [メイン] KP はい、では続いて高山さん [メイン] KP 14番の佐藤の部屋の扉をノックすると、ややあって佐藤老人が顔を出します [メイン] 高山 哲哉 [メイン] 佐藤 政雄 「……なんだね?」 [メイン] 高山 哲哉 「失礼します。お時間があれば祖父の話を聞きたいと思いましてね。」 [メイン] 高山 哲哉 「訳あって母方の親戚とは疎遠になってしまったので、私は全然祖父の事知らないんですよ。」 [メイン] KP 母方ということは名字違うんだよな、どうしよう [メイン] 高山 哲哉 佐藤いるし鈴木でいいんじゃない [メイン] 佐藤 政雄 「祖父?……ああ、鈴木さんの孫か」 [メイン] 高山 哲哉 「そうです。鈴木の娘の息子が私ですね。」 [メイン] 佐藤 政雄 「といっても、私から話せることなどそれほど多くはない」 [メイン] 高山 哲哉 「少なくとも私よりはご存知でしょう。祖父にこんな立派なお屋敷の友人がいた事さえ私は初めて知りましたよ。」 [メイン] 佐藤 政雄 「そうか。……まぁ、確かに当時の私たちは、それなりに裕福な家の生まれだった」 [メイン] 佐藤 政雄 「その中でも杉山さん、早苗さんは当時の女性でありながら私のような男も憧れるような、活動的な女性だった」 [メイン] 高山 哲哉 「今の杉山さんのように、ですか?」 [メイン] 佐藤 政雄 「今のあの杉山さんとは今日が初対面だが、早苗さんによく似ている」 [メイン] 高山 哲哉 「そうなんですか。私から見ても彼女は魅力的に映ります。それは時代を越えたものなのかもしれませんね。」 [メイン] 高山 哲哉 「ところで、あのレリーフについては何かご存知ですか?」 [メイン] 高山 哲哉 「私の受け取った手紙には『祖父の遺品』として記されていたのですが。」 [メイン] 佐藤 政雄 「あれは昔、まだ私達が仲の良かった頃、誰だったかが入手してきた品だ。金持ち連中だった仲間内でもすごいと評判だった」 [メイン] 佐藤 政雄 「それがどういった代物なのかは、私にもよく分からない」 [メイン] 高山 哲哉 「そうなんですか…。」 [メイン] 高山 哲哉 「ところで、早苗さんが行方不明になったとか言うのは、佐藤さんもご存知だったんですか?」 [メイン] 佐藤 政雄 「ああ。早苗さんが行方不明になって、中心人物的存在だった彼女がいなくなったことで私達は徐々に距離ができてしまったよ」 [メイン] 高山 哲哉 「とても、いい方だったんですね…。」 [メイン] 高山 哲哉 「そう言えば、祖父はそのグループでどんな感じだったんでしょうか?」 [メイン] 佐藤 政雄 「彼もまた、教養があって魅力的な青年だったよ」 [メイン] 高山 哲哉 「あのレリーフについて祖父は何か?」 [メイン] 佐藤 政雄 「さあ。なんだか凄そう、以上のことは専門家でもなんでもない私達には何も分からなかったさ」 [メイン] 高山 哲哉 「そうですか、ありがとうございます。」 [メイン] 高山 哲哉 「祖父がいい男だったなら、私もまだどうにかなりそうかなって。ハハハ。」 [メイン] 佐藤 政雄 「そうかそうか。君は……、鈴木さんには似とらんようだがな」 [メイン] 高山 哲哉 「それは残念です。ま、私じゃどう足掻いても杉山さんみたいな方とは釣り合いませんからね。」 [メイン] 高山 哲哉 「そうだ、最後にもう一つ。」 [メイン] 佐藤 政雄 「なんじゃ」 [メイン] 高山 哲哉 「佐藤さんは今回なんでこの屋敷に来ようと思ったんですか?」 [メイン] 佐藤 政雄 「何故、か……。未練、だろうかな。あの頃の」 [メイン] 高山 哲哉 「未練、ですか。」 [メイン] 高山 哲哉 「良ければ聞かせていただいても?」 [メイン] 佐藤 政雄 「あの頃、早苗さんや鈴木さんと仲良くしていた、あの頃が私の人生で最も輝いていた。それだけじゃ」 [メイン] 高山 哲哉 「そうですか…。」 [メイン] 高山 哲哉 「こんな事若造の私が申しあげるのも変かもしれませんが。」 [メイン] 高山 哲哉 「人生百年時代、まだまだこれからですよ。ね?」 [メイン] 佐藤 政雄 「老い先短い老いぼれに言うことじゃなかろう」 [メイン] 高山 哲哉 「いえ、私が明日死ねば、佐藤さんの方が未来が明るいんじゃないですか?屁理屈ですかね?」 [メイン] 佐藤 政雄 「お前さんが死んだところで私の人生は明るくなったりせんわ」 [メイン] 高山 哲哉 「そりゃあそうか。」 [メイン] 高山 哲哉 「明るい気持ちになりたい時に思いだしてもらえれば。」 [メイン] 高山 哲哉 名刺を差し出す [メイン] 佐藤 政雄 「……ふん」と言いつつ名刺は受け取って扉を締めます [メイン] 高山 哲哉 「『あの頃』のお酒、用意してお持ちしております。」 [メイン] 高山 哲哉 扉の外から一言だけ告げて去ります [メイン] KP はい。ではこれで高山さんの番も終了 [メイン] KP 時間的に皆さんあと1行動ずつくらい、といった感じにしましょう [メイン] 高山 哲哉 書斎か誰かに話聞くかくらいやね [メイン] 大崎 千夏 ちなみに18って鍵かかってます? [メイン] KP 女性の部屋ぞ?特に鍵はかかっていませんけど [メイン] 雨宮 中華 書斎はなぁクリティカル情報やったしそんな簡単には出なさそうよな… [メイン] 高山 哲哉 鍵開けは現実的じゃないしな [メイン] 大崎 千夏 同じ性別だから無敵…教授に話聞くか部屋みるかキッチンの様子みても追い返されそう [メイン] 高山 哲哉 キッチンは確かにそうやな [メイン] 高山 哲哉 今のとこ一番怪しいのは招待状出してきた杉山さんやし [メイン] 高山 哲哉 となると教授 書斎 杉山さんの部屋かな? [メイン] 雨宮 中華 女性の部屋覗くほど度胸もないのでキャラ的には… [メイン] 大崎 千夏 杉山さんとこに潜入でも趣味合いそうな教授に突撃でもどっちでも良いな [メイン] 高山 哲哉 雨宮さんが教授に未完成指摘するのもおもしろそう [メイン] 高山 哲哉 どっちみちワイは書庫かなあ [メイン] 高山 哲哉 教授のとこ行く動機がPCにない [メイン] 雨宮 中華 じゃあワイ教授行きましょ レリーフ気になってるし [メイン] 大崎 千夏 じゃあ女性の部屋にお邪魔しますよ…ふふ… [メイン] KP ほい、では高山さんが8番の書斎、雨宮さんが20番の金谷さんとこ、大崎さんが18番の杉山さんとこ [メイン] KP 24時回ったところですけど、どうします?このターンの処理だけしてしまいます?次回に回します? [メイン] 高山 哲哉 こっちはまだまだ大丈夫 [メイン] 雨宮 中華 ワイもまだいけますね [メイン] 大崎 千夏 何時でも大丈夫です [メイン] KP ほい、ではこのターンまで処理しますねー [メイン] KP 高山さん、書斎にやってきました [メイン] KP 情報交換はあったとして、どうも1冊抜き取られたような箇所があります [メイン] 高山 哲哉 その本の周囲ってジャンル纏まってる感じですか? [メイン] KP まぁそういうのを調べるための図書館ロールをどうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =50 としょかん (1D100 =50) > 15 > 成功 [メイン] KP はい、では成功した高山さんは、どうもオカルト関係の本がまとまっている箇所から抜き取られているなということに気付きます [メイン] 高山 哲哉 特にシリーズ物の何巻が抜かれているようなことはなさそう? [メイン] KP そういう感じではないですね [メイン] 高山 哲哉 他に書斎を調べる余地はもうない感じかな? [メイン] KP うーん、他に何か調べるならもう一度図書館で [メイン] 高山 哲哉 CCB =50 としょかん (1D100 =50) > 74 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 わかんねえなあ [メイン] KP 他には特に気になるものは見つかりませんでした [メイン] 高山 哲哉 じゃあ残念そうに退室やな [メイン] KP はい、これで高山さんは終わり。続いて雨宮さん [メイン] KP 20番の部屋をノックすると、金谷が出てきます [メイン] 金谷 譲治 「うん?なんだね?」 [メイン] 雨宮 中華 「雨宮でーす、入っていいですか?」 [メイン] 金谷 譲治 「構わないが……、どうかしたのか?」 [メイン] 雨宮 中華 「さっきのレリーフについてちょっと聞きたくて」 [メイン] 雨宮 中華 「金谷さん教授って言ってたじゃないですか、俺もちょっとそこら辺齧ってて、詳しい人に聞きたいなあって思ったんですよ」 [メイン] 金谷 譲治 「ほう。あのレリーフについてはそれほど詳しいわけじゃないが……、まぁ少し話をするくらいならいいだろう」 [メイン] 雨宮 中華 「さっきも言ったんですけど、あのレリーフすっごい貴重な物ってのはわかるんですよ、古い技法も使われてるし」 「でもちょっと未完成な気がするんですよね、違和感の正体が知りたいなって」 [メイン] 金谷 譲治 「未完成?んー……、私は芸術には詳しくないからな」 [メイン] 雨宮 中華 「そっかぁ…」 [メイン] 雨宮 中華 「んー、金谷さんのお父さんって何してたんですか?金谷さんが教授って事はお父さんもそれ関係の仕事してたり?」 [メイン] 金谷 譲治 「そうだな。父も大学で教鞭をとっていた。私がその道に進んだのも父の影響があってだ」 [メイン] 雨宮 中華 「て事はあのレリーフお父さんが持ってた物かもしんないですね、杉山さんとか店長のお爺ちゃんお婆ちゃんとも仲良かったらしいし」 [メイン] 金谷 譲治 「そうだな。共同所有とのことだから誰の物というわけでは無いのだろうが、父や友人達で所有していたらしい」 [メイン] 雨宮 中華 「共同所有かぁ、金谷さんも貰える権利あるって事ですよね、ぶっちゃけ欲しいんですか?」 [メイン] 金谷 譲治 「興味がないと言えば嘘になるが……あれほど価値のありそうなものをポンと買い取れる身ではないので難しいな」 [メイン] 雨宮 中華 「へぇ、あっそうだ俺の歌聞いていきません?いや聞きましょう、聞いた方がいいですよ」 [メイン] 金谷 譲治 「……は?」 [メイン] KP 振るなら芸術音楽でどうぞ [メイン] 雨宮 中華 振りまぁす! [メイン] 雨宮 中華 CCB =10 (1D100 =10) > 98 > 致命的失敗 [メイン] 雨宮 中華 えぇ [メイン] 高山 哲哉 はい絶縁 [メイン] 金谷 譲治 「出てけ!」 [メイン] 大崎 千夏 そらそうよ [メイン] 雨宮 中華 「びえーん!」 [メイン] 高山 哲哉 ダメージ入らないかなあ [メイン] 雨宮 中華 終わりやね… [メイン] KP 追い返されます、雨宮さんは金谷さんから悪印象を持たれました [メイン] 雨宮 中華 2人の仲も終わりやね… [メイン] 大崎 千夏 音楽クリで信用回復させればへーきへーき [メイン] KP 雨宮さんは追い返されておしまいです [メイン] KP 続いて大崎さん行きましょう [メイン] KP 大崎さんは杉山の部屋を訪れます。無人なのですんなり扉は開きます [メイン] 大崎 千夏 空いてんじゃーん、鼻歌交じりで当然のように入っていきます [メイン] KP 一度来たこともある部屋ですが。部屋には例のレリーフの他、ベッドや書物机、ドレッサーなどがあります [メイン] 大崎 千夏 物色するか [メイン] 大崎 千夏 「お宝ちゃーんまた会えたねえ!」レリーフすりすりしてます、何か改めて調べられたりする?ひっくり返したりしてみるけど [メイン] KP 特には、相変わらずよー分からんレリーフです [メイン] 大崎 千夏 「相変わらずよく分からん模様してんねー愛い愛い」一旦おいて書物机みにいく! [メイン] KP はい、書物机です。高級品です [メイン] KP 調べるなら目星どうぞ [メイン] 大崎 千夏 めぼし! [メイン] 大崎 千夏 CCB =65 (1D100 =65) > 66 > 失敗 [メイン] 大崎 千夏 クゥーン… [メイン] 高山 哲哉 イチタリナイ [メイン] KP 足りないのか…… [メイン] 雨宮 中華 おc [メイン] KP まぁ普通に漁れば見つかるだろうし、引き出しの中から大きめの鍵が見つかります [メイン] 高山 哲哉 やったぜ [メイン] 大崎 千夏 漁りますねえ! [メイン] 大崎 千夏 「謎の扉のカギを手に入れた!神はいっている、謎を探求せよ、と」じゃあ持ち出しちゃお!机の引き出しとか書類も見るけどお婆ちゃんの写真とかっておいてる? [メイン] KP 大崎さんは鍵をくすねました [メイン] 高山 哲哉 犯罪者2人目 [メイン] KP お婆ちゃんの写真などは全く見つからないですね [メイン] 大崎 千夏 使ったらすぐ返すから…多分… [メイン] 雨宮 中華 ひとの ものを とったら どろぼう! [メイン] 大崎 千夏 お婆ちゃんって若い頃に失踪してるから直美さんあんま面識ないんだっけ [メイン] KP あんまりというか、生まれるずっと前の話でしょうね [メイン] 高山 哲哉 全く無いんじゃないかな [メイン] 大崎 千夏 そっかあ [メイン] KP というかお婆ちゃんの写真を探したから分かるのですが、お婆ちゃんの写真どころか杉山奈緒美の写真すら全く見つからないですね [メイン] 大崎 千夏 ほーん? [メイン] 大崎 千夏 ドレッサー漁ります、こういうところに地下世界への入り口があるから調べる必要があるんだ [メイン] 大崎 千夏 ナルニア国物語はここが異界の扉だったんだ [メイン] KP ドレッサーを調べたりしたので分かるのですが、この部屋には服の1着すら見当たりません。生活感が全くありません [メイン] 大崎 千夏 「どこかなどこかな、面白いネタの元は!」ばーんっと開け放ってみるけどネタどころかなんもなかった [メイン] 大崎 千夏 パンツはある…服はない…つまり直美さんは普段下着だけで生活しているということか、つながったな [メイン] 大崎 千夏 全部調べるか、生活感全然ないって感じだしベッドの布団めくったり下の隙間覗いて直美さんの痕跡探そうとしてみます [メイン] KP 色々探してみるも、特にここで生活していそうな痕跡は見つかりませんでした [メイン] 大崎 千夏 何もなあい!ベッドの匂いでも嗅いで古い木特有の香りを楽しむか…そういえば外ちらっとみるけど水増えてさっきより沈みそうになってたりします? [メイン] KP 特に水が目に見えて増えてたりは無いですね。さすがに水没しそうな様子はありません [メイン] 大崎 千夏 あっついでに部屋全体に目星とかぁ… [メイン] 大崎 千夏 なんもないならおわり! [メイン] KP では最後に部屋全体に目星どうぞ [メイン] 大崎 千夏 CCB =65 うおお (1D100 =65) > 24 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 えらい [メイン] 雨宮 中華 すごい [メイン] 大崎 千夏 やったぜ [メイン] KP ではベッドや机といった調度品はともかく、カーテンやシーツなどもかなり古い物のようであることが分かりました [メイン] KP さすがに50年や70年前の物そのままってわけじゃないですが、最近取り替えたものではなさそうです [メイン] KP そんな感じで、色々ひっくり返していたため時間が経過し、大崎さんの番は終了です [メイン] KP そしてそんなところで、階下から食事の用意ができたという声が聞こえてきました [メイン] 雨宮 中華 わーいごはんだ、ハンバーグがいいな [メイン] 大崎 千夏 中華じゃないのか [メイン] KP というところで本日はここまで、次回は夕食からスタートしようと思います [メイン] 高山 哲哉 おつおつ [メイン] 雨宮 中華 はーい [メイン] 大崎 千夏 おつです [メイン] KP 次回は日付変わって本日の夜、21時半からで大丈夫ですか? [メイン] 高山 哲哉 おっけーでーす [メイン] 雨宮 中華 大丈夫ですー [メイン] 大崎 千夏 はーい [メイン] KP では8日21時半からで!本日もお疲れ様でした~!今日も自由解散で [メイン] 雨宮 中華 お疲れ様でした! [メイン] 高山 哲哉 おつー [メイン] 大崎 千夏 ソロ活動だと独り言がすごい お疲れさまでーす [メイン] 高山 哲哉 しゃーない [メイン] 大崎 千夏 次回は人とおしゃべりすっから… [メイン] KP お時間ですよー点呼ー [メイン] 高山 哲哉 はい [メイン] 雨宮 中華 ほほい [メイン] 大崎 千夏 はい [メイン] KP 皆さんお揃いなのでクトゥルフ神話TRPG「杉山屋敷怪奇譚」再開していきますー [メイン] KP 前回、屋敷を探索した皆さんは金目の物をくすねたり何かの鍵をくすねたりしました [メイン] KP そして夕食の準備ができたという知らせを聞き、皆さんは1階の1番の部屋、食堂に集まります [メイン] 杉山 奈緒美 「時間がかかってしまいすみません。皆さんお腹も空いたでしょう」 [メイン] 高山 哲哉 「いえ、この館が素晴らし過ぎて時間を忘れていたくらいですよ。」 [メイン] 雨宮 中華 「ほんとほんと、こんな館に泊まれるなんて幸せだなあ!」 [メイン] 大崎 千夏 「ええ本当!何時間でも堪能できますねえ!」 [メイン] 杉山 奈緒美 「そうでしたら幸いです。なにせ古いだけの屋敷ですから」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ささ、皆さんお好きな席にどうぞ」 [メイン] KP テーブルはNPC含め7人が座っても十分余裕があるサイズのものです。そこには既に人数分の料理が並べられています [メイン] 高山 哲哉 佐藤さんの横にしようかな [メイン] KP 席順に意味はないので適当に着席しといてください [メイン] 大崎 千夏 はーい、杉山さんの向かいあたりに座ろ! [メイン] 雨宮 中華 高山さんの隣にすちゃ [メイン] 高山 哲哉 素直に座る [メイン] KP 既に金谷と佐藤も席についており、ドリンクを持ってきた藤田と杉山も空いている席に座りました [メイン] KP 料理は西洋風の屋敷にふさわしい洋食で、鮮魚のマリネ、帆立貝のオーブン焼き、タンシチューといったメニューです。 [メイン] 雨宮 中華 うめ・・・うめ・・・ [メイン] 高山 哲哉 ドリンクはワインかな? [メイン] 大崎 千夏 豪華! [メイン] KP 白ワインやシャンパン、それから一応ソフトドリンクも用意されています [メイン] 高山 哲哉 かっこつけてブラインドで銘柄当てたい(薬学) [メイン] KP ではソムリエ高山さん、薬学で判定どうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =61 テイスティング (1D100 =61) > 1 > 決定的成功/スペシャル [メイン] 高山 哲哉 はい、銘柄までピシャリ [メイン] 大崎 千夏 これは天才ソムリエ [メイン] 雨宮 中華 これマジ? [メイン] KP どうしてフレーバーなところで1クリするんですかぁ! [メイン] KP では高山さんはこのワインが非常に高価ななんとかというワインであることが分かりました [メイン] KP KPがワインの銘柄なんて知らないのでなんかすげーブランドの物だと分かったということでひとつ [メイン] 高山 哲哉 「これはいいシャンパーニュ。おそらくこれはサロン…と見せかけつつ隣の畑のエンクリーだ。」 [メイン] 高山 哲哉 「サロンの1/10で取引されているものの、クオリティはそんなもんじゃない。豊かな泡とアクセントになる酸味がこのマリネに絶妙にマッチしていますね。」 [メイン] 高山 哲哉 キメ顔 [メイン] 杉山 奈緒美 「まぁ素晴らしい。さすが、バーテンダーをされているだけありますね。中途半端な物を出さなくてよかったわ」 [メイン] 高山 哲哉 「いえ、たまたま飲んだことがあるだけですよ。」 [メイン] KP 見事なテイスティングにNPCからの評価が上がりました [メイン] 雨宮 中華 なるほど、そうやって評価を上げるんだな [メイン] 高山 哲哉 10でチャレンジするのはやめよう! [メイン] 大崎 千夏 「ヒューさすが店長、表から裏社会までの酒を牛耳ってるボスなだけあるう!」適当な噂流して持ち上げます [メイン] 雨宮 中華 はえ〜そうなんや! [メイン] KP そんな風に和やかなムードですが、1人、佐藤老人だけ食事が進んでいません [メイン] 高山 哲哉 黙って様子見とこう [メイン] 雨宮 中華 「あれ佐藤さん食わないんですか?」突っ込んじゃうぞ [メイン] 佐藤 政雄 「いえっ、その……」 [メイン] KP その顔はどこか怯えているようにも見える、青ざめたものです [メイン] 雨宮 中華 「大丈夫ですか?体調悪いなら僕の歌聴きながら寝た方がいいですよ」 [メイン] 大崎 千夏 悪化しない? [メイン] 高山 哲哉 教授ブチギレそう [メイン] 杉山 奈緒美 「ごめんなさい、佐藤さんにはもう少しあっさりした物の方がよかったでしょうか」 [メイン] 佐藤 政雄 「いっ、いえ、そんなことは。タンシチューは、私の好物です……」 [メイン] KP そう言って佐藤老人はおずおずとシチューをすくって口に運びました [メイン] 雨宮 中華 杉山さんは普通に食べてるんですかね? [メイン] KP 佐藤以外は普通に食べていますね [メイン] 大崎 千夏 佐藤さん明らかに料理に対して怯えてるって感じ? [メイン] KP 怯えてるというか驚いているというか、そんな感じです [メイン] 高山 哲哉 早苗さんの料理と味が一緒とか? [メイン] 雨宮 中華 食べてから止まったならありそうやけど、佐藤さんは一口も食べずに止まった感じ? [メイン] KP そうですね、食べる前から [メイン] 高山 哲哉 メニューそのものかもっと細かいとこで何か特徴があるのか [メイン] 雨宮 中華 うーん?佐藤さんの料理に目星とかって振れます? [メイン] KP 特におかしな点は見られません [メイン] KP そして佐藤が一口、二口とシチューを口に運んだことで、杉山や一緒に料理を作った藤田はホッとしたような顔をします [メイン] KP それからは特におかしな事はなく、再び和やかなムードでの食事が進められます [メイン] 雨宮 中華 ワイもご飯たーべよ [メイン] 高山 哲哉 堪能しとこ [メイン] 大崎 千夏 「やー、お二人ともこんな料理上手とは!こんな食事作ってもらえるなんてココに住みたいくらいだぜぇ。お嫁にきません?」わからん!普通に雑談ふって食べながら様子見てよ 味も別に普通っぽいし [メイン] 高山 哲哉 ワインおかわり [メイン] 藤田 綺羅子 「どうぞどうぞー」 [メイン] KP 皆さんも料理やワインにおかしな点は感じませんね [メイン] 高山 哲哉 よーし赤もブラインドしちゃうぞー(薬学) [メイン] KP 薬学どうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =61 (1D100 =61) > 36 > 成功 [メイン] KP だいたい当たりました [メイン] 高山 哲哉 「ボルドー、右岸、サンテミリオンかな?…年代は2005年頃。これくらいしかわかりませんね。こっちは。ハハハ」 [メイン] 高山 哲哉 上機嫌 [メイン] 大崎 千夏 お酒の事になると気持ち早口になってそう [メイン] 雨宮 中華 「店長さすが!これが裏社会のドンの実力かぁ!」 [メイン] 杉山 奈緒美 「うふふ、博識でいらしてるのね」 [メイン] 高山 哲哉 早口と言うより自分に酔ってる [メイン] 高山 哲哉 「口に入る物限定ですけれどね。服も家具も美術品もぜーんぜんわかりませんよ。」 [メイン] 大崎 千夏 「私もわかんにゃい!でも素人目からみてもあのレリーフに惹かれるしこの洋館はネタに困らなそうだし満足満足」 [メイン] KP なんやかんやで食事が済み、皆さんは2番の居間に移されます [メイン] KP 食堂は食事をするためだけの部屋で、居間で食後のコーヒーやクッキーなどが振る舞われます [メイン] 高山 哲哉 「贅沢を言って申し訳ないのですが、食後酒はありますか?」 [メイン] 雨宮 中華 至れり尽くせりだなほんま [メイン] KP レコードがクラシックを奏でたりしていて、まさに優雅な一時といった感じですね [メイン] 雨宮 中華 クラシック!?これは負けてらんねぇ… [メイン] 高山 哲哉 教授と殴り合いになりそう [メイン] 杉山 奈緒美 「食後酒ですか?少しお待ちください」 [メイン] 高山 哲哉 「すみません、お酒だけには目がなくて…。」 [メイン] KP では奥に引っ込んだ杉山はブランデーの瓶を持ってきました [メイン] 高山 哲哉 やったぜ [メイン] KP 皆さんはコーヒーや酒を飲みながら、食後の時間を楽しみます [メイン] 高山 哲哉 「いやー本当に来てよかった。このブランデーもいい熟成だ。」 [メイン] 高山 哲哉 ぐびぐび [メイン] 杉山 奈緒美 「そうだ。佐藤さん、お尋ねしたいのですけれど。わたくしの祖母や藤田さんの祖母君などは、昔はどのようなに過ごしていたのです?」 [メイン] 高山 哲哉 「それは私も気になりますねえ。」 [メイン] KP 尋ねられた佐藤老人は落ち着いた場の雰囲気もあってか、語り始めます [メイン] 佐藤 政雄 「私たちが、この屋敷に集まって交友を深めたのは、もう70年ぐらい前、昭和の初め頃です。 あの頃、私たちは親の金やコネを利用して、いろいろと世界中の物珍しいものを集めたり、新しい芸術や文学を楽しむなどして、先駆的文化人なんてものを気取っ ていました」 [メイン] 佐藤 政雄 「メンバーは杉山早苗さん、金谷幸治さん、藤田佐和子さん、そして鈴木さんに、私です。そのころはまだ私の家も相当な資産を持っていて、杉山さんのような名家ともお付き合いがあったんですよ」 [メイン] 佐藤 政雄 「思えば、私の人生の中で、あの頃が一番楽しいものだった……。けれど、それも早苗さんが行方不明となり、数年後、後を追うように佐和子さんが姿を消してしまうと……自然と付き合いも少なくなってしまいました。そして戦争が 始まって、私の家もそれどころではなくなってしまったのです」 [メイン] 佐藤 政雄 「仕事の都合で住所が定まらない時期もありまして、それからは幸治さんや鈴木さんとも連絡が取れなくなりました。数十年も経ってから、彼らの身内のかたにこうして会えるだなんて、なんとも不思議な縁ですね」 [メイン] KP そう語ると、コーヒーを口に含み過去を懐かしくように目を閉じます [メイン] 杉山 奈緒美 「祖母についてはほとんど知らされていなかったのですけれど、素敵なグループでしたのね」 [メイン] 大崎 千夏 「ほうほうほう!早苗さんは人を引き付けるカリスマみたいなものを持ってたんですかね、佐藤さんもその縁を大事にされてたと。失踪…神隠しにあった早苗さんの念的なものがまたこの洋館に佐藤さんを連れてきた!って感じかな!」話聞きながらメモしてよ [メイン] 杉山 奈緒美 「念、ですか」冗談とでも受け取ったかクスクス笑います [メイン] 雨宮 中華 「僕たちもこの館で佐藤さんに会えたってのも何かの縁かもしれないですねぇ〜、僕は子孫でも何でもないけど」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ええ。せっかくの縁を大事にしていきたいですわね」 [メイン] 雨宮 中華 聞いてるか金谷の教授!縁を大事にしよう! [メイン] KP それから少しして、杉山が切り出します [メイン] 杉山 奈緒美 「それで例の遺品の話なのですけれど……。この時間から長々と相談というのもなんですし、お話は明日にいたしませんか?」 [メイン] 金谷 譲治 「……まぁ、酒も入っていることだしな」 [メイン] 高山 哲哉 「そうですね、これだけ酒が回るとその方がありがたいですよ。ハハ。」 [メイン] 雨宮 中華 「(明日長引けばもう一泊できそうだな〜、長引かないかなぁ)」 [メイン] 佐藤 政雄 「……では、私は失礼するとしよう。歳が歳なものでね」 [メイン] KP そう言って佐藤は席を立ち、自分に与えられた部屋に戻るようです [メイン] 高山 哲哉 「ごゆっくり。」 [メイン] 大崎 千夏 「ざんねん!お酒が入ってるほうがマル秘話聞き出せちゃいそうでしたけど明日もあるしいっか!」これが人狼なら佐藤さんポジの人死にそう クトゥルフだからへいきか [メイン] KP そして残された皆さんですが、ここからは金谷が話の中心になります [メイン] KP 居間には民族的な彫刻や古い動物の剥製などが飾られており、それらを眺めながら金谷はためになるようなならないような話を続けてくれます [メイン] KP 特にやりたいことが無ければこの夜は団欒の後、風呂に入って就寝しておしまいとなるのですが、何かありますか? [メイン] 高山 哲哉 寝酒にボトルもう1本もらえませんか? [メイン] 大崎 千夏 綺羅子ちゃんにオカルト話して夜眠れなくさせてあげたい 特に意味はない [メイン] 雨宮 中華 高山さん明日二日酔いで戦力にならなそう [メイン] KP まだ飲むのか……では幸運で [メイン] 高山 哲哉 CCB =55 (1D100 =55) > 37 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 うおおおおおお!!!!! [メイン] KP では適当なワインを貰えました [メイン] 高山 哲哉 ヨシ! [メイン] 大崎 千夏 酒豪 [メイン] KP そして金谷の話があり、大崎さんがオカルトライターとしてあれやこれや話したりして、夜は更けていきました…… [メイン] 高山 哲哉 改めて風呂場やトイレはなんもない感じかな? [メイン] KP 無いです [メイン] 高山 哲哉 じゃあボトル二本部屋に持ち帰って寝ますか [メイン] 雨宮 中華 ギターを抱きながらスヤスヤ [メイン] KP では夜になって皆さんが寝静まっていると [メイン] KP うわああああああああ!という、男性の悲鳴に皆さんは目を覚まします [メイン] 高山 哲哉 「!?」 [メイン] 高山 哲哉 ガバっと起きよう [メイン] KP 声は佐藤の部屋の方から聞こえました [メイン] 大崎 千夏 おじいちゃん! [メイン] 雨宮 中華 「おぉ!?なんだ!?」 [メイン] 高山 哲哉 簡単にだけ身支度整えて部屋まで行くわ [メイン] 大崎 千夏 「な!なになに!特ダネ!?」しゅぱっと起きて寝巻のまま飛び出ます [メイン] KP 部屋を出ると、NPCらも声を聞いたのか廊下に出てきています [メイン] 金谷 譲治 「どうした、何事だ」 [メイン] 高山 哲哉 「佐藤さんの部屋から!」 [メイン] 藤田 綺羅子 「佐藤さん、何かあったんでしょうか……?」 [メイン] 雨宮 中華 「心配だな…夕飯の時も調子悪かったみたいだし…」 [メイン] 大崎 千夏 「今のって悲鳴だったよね!はやくいかなきゃ!」 [メイン] 杉山 奈緒美 「佐藤さん?佐藤さん?」 [メイン] 高山 哲哉 部屋強くノックしてみます [メイン] 高山 哲哉 ドンドンドン [メイン] KP 返事はありません [メイン] 大崎 千夏 NPC全員この場におるし何が… [メイン] 高山 哲哉 「杉山さん!マスターキーは!?」 [メイン] KP 杉山がドアをガチャガチャしますが、内側から鍵がかかっているようで開きません [メイン] 杉山 奈緒美 「マスターキーはここには。お客様のお部屋ですので鍵は簡単には持ち出せないようになっていて……」 [メイン] 高山 哲哉 「大変心苦しいですがぶち破っても?」 [メイン] 杉山 奈緒美 「……大変なことになっているかもしれません。構いません」 [メイン] 大崎 千夏 STR対抗? [メイン] KP ドアをぶち破る場合はSTR16との対抗です [メイン] KP ただし2人まで協力できます [メイン] 高山 哲哉 ドア破るならSIZで代用できませんかね?(STR9) [メイン] 大崎 千夏 STR13だわ [メイン] 雨宮 中華 STR9だわ [メイン] KP 大崎さんが1番力強いな? [メイン] 高山 哲哉 草 [メイン] 大崎 千夏 ヒョロガリども!続きな! [メイン] 雨宮 中華 へいっ! [メイン] KP サイズが大きかろうと力が出なければ意味がありませんのでSTRで [メイン] 高山 哲哉 啖呵切った手前ここはやるしかないわ [メイン] 雨宮 中華 「店長手伝うよ!」一緒に破るぞい [メイン] 高山 哲哉 18かあ [メイン] 大崎 千夏 二人までなら見守ってるか… [メイン] KP 男性陣で破るなら2人のどちらか、合計18なので60で判定どうぞ [メイン] 雨宮 中華 あっそういうことか [メイン] 高山 哲哉 どうぞどうぞ [メイン] 高山 哲哉 男性陣がいくのが自然でしょうし [メイン] 大崎 千夏 「緊急事態!男性陣頼んだ!」カメラ持ってるから下がってよう [メイン] 雨宮 中華 振りまぁす [メイン] 高山 哲哉 よっしゃ [メイン] 雨宮 中華 CCB =60 (1D100 =60) > 84 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 あっ [メイン] 大崎 千夏 草 [メイン] 高山 哲哉 はい [メイン] 雨宮 中華 やっちまった [メイン] 高山 哲哉 「うっ!なかなかっ…開かない…もんですね!」 [メイン] KP ドアは破れません。勢いよくぶつかったものの弾き返された2人は1ダメ受けといてください [メイン] 高山 哲哉 ぺちぺち [メイン] 雨宮 中華 イタァイ [メイン] system [ 雨宮 中華 ] HP 12 → 11 [メイン] system [ 高山 哲哉 ] HP 13 → 12 [メイン] 大崎 千夏 よわい(確信) 部屋から椅子かなんか持ってきてプラスの補正貰って破れたりとかは…? [メイン] KP ただ時間のかかる行為ではありませんし、再び挑戦しても構いません [メイン] 高山 哲哉 再挑戦しよう [メイン] KP また男性陣でかな? [メイン] 高山 哲哉 RP的に退けないので [メイン] 雨宮 中華 痛いけど行くか… [メイン] 大崎 千夏 がんばえー [メイン] 雨宮 中華 さっきクリってたし店長振って♡ [メイン] 高山 哲哉 よっしゃ [メイン] 高山 哲哉 CCB =60 (1D100 =60) > 13 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 うおおおおおお!! [メイン] 大崎 千夏 さすがドン! [メイン] KP バァン!ドアは勢いよくぶち破られます [メイン] 雨宮 中華 やったああああ!!! [メイン] 高山 哲哉 「開いた…っと、佐藤さん!」 [メイン] 高山 哲哉 室内に踏み込もう [メイン] 雨宮 中華 「佐藤さん!?大丈夫!?」 [メイン] KP しかし中に人はいません。窓が割られ、外から大粒の雨が部屋の中に降り注いでいます [メイン] 高山 哲哉 「下や!」 [メイン] 大崎 千夏 「無事ですか!いますか!いなあい!」 [メイン] 高山 哲哉 「皆さんはこっち調べといてください!」 [メイン] 高山 哲哉 ダッシュで階段から駆け降りようかな [メイン] KP 外に出ます? [メイン] 高山 哲哉 ワイは出るかなあ [メイン] 雨宮 中華 「よっし任されたぞ店長!」部屋は任せろ! [メイン] 大崎 千夏 どうしよっかな、ついていこ [メイン] KP 部屋に残るのは雨宮さん、外に飛び出すのは高山さんと大崎さんかな? [メイン] 高山 哲哉 はーい [メイン] KP ではまず雨宮さん、目星をどうぞ [メイン] 雨宮 中華 CCB =50 (1D100 =50) > 73 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 あぁん? [メイン] 大崎 千夏 はい [メイン] 高山 哲哉 はい [メイン] KP なんも分かりませんね、てーへんだー [メイン] 雨宮 中華 「やべぇ任されたは良いものの…」窓の破片とか部屋の中に落ちてます? [メイン] KP では窓の破片に着目した雨宮さんは、これが外から何かが飛び込んできたのではなく、内側から窓が破られたのであろうことが分かります [メイン] 高山 哲哉 投身やろなあ [メイン] 雨宮 中華 やったぜ。 [メイン] 雨宮 中華 「これは…破片も落ちてないし…佐藤さんが自分から突き破ったのか…」 [メイン] KP そして雨宮さんがそれに気付いた頃、屋敷の外に駆け出した高山さんと大崎さんは、佐藤の部屋の下から少し離れたところに倒れている人影を見つけます [メイン] 高山 哲哉 駆け寄ろう [メイン] 大崎 千夏 同じく [メイン] 高山 哲哉 雨はまだざーざー? [メイン] KP 未だ雨は強く降り続いており、辺りには他の家なども無いため遠くは暗く何も見えません [メイン] 高山 哲哉 「佐藤さん!」呼びかけて意識を確認 [メイン] 大崎 千夏 周りの様子もよく分からないか [メイン] KP 屋敷からの灯りで見える範囲は水没したススキの野原で、屋敷がまるで孤島のように感じられます [メイン] KP そんな土砂降りの中で人影に駆け寄る最中、屋敷のそばに小さな小屋のようなものがあることに気付きました [メイン] KP そして駆けつけた高山さんが人影、佐藤を抱えると、彼はまだ意識がありました [メイン] 大崎 千夏 「佐藤さーん生きてる!?」 [メイン] 佐藤 政雄 「帰れるのか……あの日に……輝いていた日に……。いや、嘘だ!みんな行ってしまったんだ……私を置いて!」 [メイン] KP 目の焦点は定まっておらず、独り言のように叫び続けます [メイン] 高山 哲哉 「おい!何言うてんや!?」軽く頬ぺちぺち [メイン] 佐藤 政雄 「なんで、きみはそんなにも美しいんだ?私はこんなにも醜く老いさらばえたというのに!嘘だ……嘘だ……もう、帰れない……帰りたい……」 [メイン] KP ペチペチされてもうわ言は止まりません [メイン] KP そして [メイン] 佐藤 政雄 「………………なんだ、アレは!!!」 [メイン] KP 高山さんの背後に何かを見たのか、目を見開いてそう叫んだ後、彼は口から噴水のように水を吐き出してのけ反るように倒れます [メイン] 高山 哲哉 「うわっ!」 [メイン] 高山 哲哉 とっさにちょっと距離とろう [メイン] KP ドサッ [メイン] 大崎 千夏 ひええ [メイン] KP 彼の口からは1分近くも水が噴き出し続けます。到底そんな量の水が体内にあるはずないほどです [メイン] 雨宮 中華 ヒエッ [メイン] 高山 哲哉 1分はやばい [メイン] 高山 哲哉 20Lくらいか? [メイン] KP 水が収まる頃にはもう、佐藤は事切れていました [メイン] 大崎 千夏 「か、怪奇現象!?病気!?なんだこれ!」軽くパニックになりながら高山さんの背後にカメラ向けてみても何もないよね [メイン] KP 何もありませんね [メイン] 高山 哲哉 再び寄って一応脈と呼吸確認 [メイン] KP 既に死亡しています [メイン] KP 高山さんと大崎さんは医学で判定どうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =5 (1D100 =5) > 68 > 失敗 [メイン] 大崎 千夏 5ですよ5 ドクターたすけて! [メイン] 大崎 千夏 CCB<=5 (1D100 =5) > 52 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 吐いた液体に薬学だけでも振れないかな? [メイン] KP 既に死亡していることしか分かりませんでした [メイン] KP では高山さんは薬学を。大崎さんは聞き耳をどうぞ [メイン] 高山 哲哉 CCB =61 やくがく (1D100 =61) > 61 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 1足りた、素晴らしい技能振り [メイン] 大崎 千夏 人の話に聞き耳持たないから初期値なんだよな… [メイン] 大崎 千夏 CCB<=25 (1D100 =25) > 76 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 こっちは聞き耳振れない? [メイン] KP 振れない [メイン] 高山 哲哉 おっけー [メイン] KP 高山さんは佐藤さんが噴き出した液体が、海水であることに気付きます [メイン] 大崎 千夏 小屋のほう明かりついてたりしますかね? [メイン] 高山 哲哉 海までの距離はどんなもんでしょ? [メイン] KP 海は近くにありますが、さすがに波がここまで届くなんてことはありえないくらいの距離ですね [メイン] 高山 哲哉 「(海水やと?この距離やったら明らかにおかしいやん。)」 [メイン] KP 小屋に明かりはついてないです。小屋というか、大きさからして地下室の入り口のようです [メイン] 高山 哲哉 ワイら2人以外誰か追っかけて来てる? [メイン] KP うーん、しばらく経っても戻ってこないので金谷がやってきます [メイン] 金谷 譲治 「どうした、見つかったのか?」 [メイン] 高山 哲哉 「ええ。」 [メイン] 高山 哲哉 「もう、亡くなって…。」 [メイン] 金谷 譲治 「……そうか」 [メイン] 高山 哲哉 「こんなところで雨ざらしにするのは良くないので、運ぶの手伝ってもらえませんか?」 [メイン] 金谷 譲治 「そうだな。運び込もう」と手伝います [メイン] 高山 哲哉 「あ、その前に。」 [メイン] 高山 哲哉 「大崎さん、一応飛び降りなら事件ですから、写真を。」 [メイン] 大崎 千夏 「ひええ…えらいこっちゃ……あっうん!現場の保存、大事」じゃあその場の周辺写真を佐藤さん含めて何枚かぱしゃぱしゃします [メイン] 高山 哲哉 海水の事に関しては何も言わないでおこう [メイン] KP 現場は暗いし土砂降りですし、上手く撮れたか写真術でどうぞ [メイン] 大崎 千夏 記者なのに写真術持ってないってマジ?10で [メイン] 大崎 千夏 CCB<=10 (1D100 =10) > 26 > 失敗 [メイン] KP では素人レベルの写真が撮れました [メイン] 高山 哲哉 しゃーない [メイン] 雨宮 中華 ほんとに記者かぁ? [メイン] 高山 哲哉 お前の音楽と同じ技能値なんだよなあ [メイン] KP うーんこの記者とミュージシャン [メイン] 大崎 千夏 「ぬああ!なんか人魂みえる!怪死事件だよ!」ぶれぶれの写真みて1人で騒いでよ [メイン] 大崎 千夏 オカルト記者なんてでっちあげのコラ写真掲載してんだからこんなもんだよ(偏見) [メイン] KP そして佐藤の遺体を高山さんと金谷は屋敷の中へ運び込みました [メイン] 高山 哲哉 「ご協力ありがとうございます。」 [メイン] KP 屋敷の中では杉山や藤田、あと雨宮さんも待っていました [メイン] 大崎 千夏 「佐藤さん!噴水!ゴボボって!事件ですよ事件!」要領得ない感じで見てきたもの興奮しながらはなそ [メイン] 高山 哲哉 「佐藤さんは既に亡くなっています。恐らく落下の衝撃かと。」 [メイン] 雨宮 中華 [メイン] 杉山 奈緒美 「そんな、佐藤さん……!」 [メイン] 藤田 綺羅子 「せっかく会えたのに……」 [メイン] 高山 哲哉 ケータイ使えるかな?役に立たんとはわかってもとりあえず通報だ [メイン] KP 女性陣は口に手を当てて悲しそうに言います [メイン] KP 大雨の影響か、携帯は圏外になっています [メイン] 高山 哲哉 「携帯はダメか…。杉山さん、警察に通報お願い出来ますか?」 [メイン] 杉山 奈緒美 「ええ、お待ちください」 [メイン] KP ここで皆さんは聞き耳で判定どうぞ [メイン] 雨宮 中華 CCB =75 (1D100 =75) > 76 > 失敗 [メイン] 雨宮 中華 イチタリナイ [メイン] 大崎 千夏 おしい [メイン] 高山 哲哉 CCB =70 ききみみ (1D100 =70) > 16 > 成功 [メイン] 大崎 千夏 CCB<=25 (1D100 =25) > 34 > 失敗 [メイン] 高山 哲哉 酒が入ると強くなった気がする [メイン] KP では聞き耳に成功した高山さんだけ聞こえます [メイン] 杉山 奈緒美 「残念だわ……これで二人目……」 [メイン] KP そして彼女はパタパタと電話の方へ駆けていきます [メイン] 高山 哲哉 聞き返さずに頭の中に留めておきます [メイン] 雨宮 中華 「佐藤さんが…残念だ…、部屋には内側から窓を突き破られた形跡があったよ」 [メイン] 金谷 譲治 「思い返せば彼は何かに怯えていたような雰囲気があった。……飛び降り自殺なのだろう」 [メイン] 高山 哲哉 「状況的にそうでしょうね。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「お待たせしました。警察に連絡したのですが、この大雨では来られるのはいつになるか分からないと……」 [メイン] 高山 哲哉 「そうですか…。」 [メイン] 高山 哲哉 「遺体を綺麗にしておきたいのですが、何分心得が無いので…。どなたか知識のある方はいらっしゃいませんかね?」 [メイン] 大崎 千夏 夏だし腐らないところに保管しないとね [メイン] 雨宮 中華 「歌に関係ない事はさっぱりで…」 [メイン] 杉山 奈緒美 「心得などはありませんが、せめてシーツでくるんであげるくらいは……」 [メイン] 高山 哲哉 「すみません、お願いします。」 [メイン] 杉山 奈緒美 「はい。それより外に出られた皆さん、夏とはいえ濡れたままでは風を引いてしまうかもしれません。お風呂で温まってからお休みください」 [メイン] 高山 哲哉 「ではお言葉に甘えましょうか。少し疲れました…。」 [メイン] 大崎 千夏 「自殺…?いやいやあんなうわごといってたし不可解すぎる…ハッこれは洋館の呪い…」1人でブツブツ言ってメモとってたけど杉山さんの言葉に従います [メイン] 高山 哲哉 「大崎さんお先にどうぞ。」 [メイン] 高山 哲哉 「それから大崎さん、雨宮さん。」 [メイン] 雨宮 中華 「ん?なに?」 [メイン] 大崎 千夏 「はい?なに店長?」 [メイン] 高山 哲哉 「ちょっと気が滅入っちゃいそうなので、後で私の部屋でコレ付き合ってもらえませんか?」グラスを煽るジェスチャー [メイン] 雨宮 中華 「それくらいならお安い御用だよ、こんな事があったなら流石に飲まなきゃやってらんないだろうし」 [メイン] 大崎 千夏 「好きだねえ。私も仮説たてて2人に聞いてもらいたいし飲むか!」 [メイン] 高山 哲哉 「ありがとうございます。こんな事になるとは…、いやはや2人に来ていただいて本当に良かった。」 [メイン] 高山 哲哉 こっちからは以上です [メイン] KP では高山さんと大崎さんは風呂に入って、そして皆さんは3人で酒を飲みつつ話し合います [メイン] 高山 哲哉 とりあえず今までの全部かくしかで共有したいところ [メイン] KP ではかくしかで共有しました [メイン] 大崎 千夏 何か変なうわごとブツブツ言ってたかと思ったら急に海水噴水しだして死んじゃったぜ [メイン] 高山 哲哉 「結論から言うと、明らかにおかしいですよねこの館。」 [メイン] 雨宮 中華 「うわごとて…海水て…何が起きてんだよ」 [メイン] 大崎 千夏 「佐藤さん海底人説でなければ洋館に関わるオカルト的な何かが作用しているしかないでしょ。金谷さんは自殺って言ってたけどないない!」 [メイン] 高山 哲哉 「普通の人なら自殺と思う状況ですからね。」 [メイン] 雨宮 中華 「ぶっちゃけ僕もまだ自殺だと思ってるし」 [メイン] 大崎 千夏 「ええー、それでもオカルトミュージシャンですか!そうだ、佐藤さんの部屋なんかあった??自殺なら遺書とかさ」 [メイン] 雨宮 中華 佐藤さんの部屋かな? [メイン] 大崎 千夏 あっそうだわ [メイン] 雨宮 中華 「いや特には…さっきも言った通り内側から突き破った形跡ぐらいだったね」 [メイン] 雨宮 中華 「だからこんな話されるまではてっきり自殺なのかと…」 [メイン] 高山 哲哉 「自殺だとしても佐藤さんの最期は異常な精神状態でした。」 [メイン] 高山 哲哉 「それに最期のあのセリフ…。館の状況からしても杉山さんが非常に疑わしいんですよね。」 [メイン] 高山 哲哉 「ただ、単純に私たちを殺すためだけなら、ディナーに何か仕込めばいいはずなので、目的がよくわからないですが…。」 [メイン] KP では皆さんが議論しているところで、高山さんだけ目星お願いします [メイン] 高山 哲哉 CCB =50 (1D100 =50) > 15 > 成功 [メイン] KP では高山さんはふと、近くの壁を見ます [メイン] KP するとその壁がぶくぶくと泡立っており、やがてその泡は集まって一本の、タコの腕のような形になって高山さんの方へ伸びてきます [メイン] 高山 哲哉 いきなりか! [メイン] KP しかし高山さんがそれに気付くと、その腕はふっと消えてしまいました [メイン] 高山 哲哉 立ち上がってそのへんの壁調べてみます [メイン] KP 壁は何もおかしなところはありません [メイン] 高山 哲哉 「気のせいか…?」 [メイン] KP そして何もないはずの壁から謎の腕が伸びてきた……。高山さんは0/1のSANチェックです [メイン] 高山 哲哉 CCB =55 (1D100 =55) > 43 > 成功 [メイン] 高山 哲哉 なんともねえぜ [メイン] 雨宮 中華 3日目にして初の [メイン] 大崎 千夏 ほんとだ [メイン] 雨宮 中華 「?、どうしたの店長?」 [メイン] 大崎 千夏 「酔ってきた?」 [メイン] 高山 哲哉 「普段なら幻覚かなと言いたいところですが…。」 [メイン] 高山 哲哉 「ちょっとオカルトな物が見えちゃってね…。」と説明 [メイン] 大崎 千夏 「うっそー!どこどこ私もみたい!出てこい怪奇現象!」部屋中の壁ぺたぺたして回って写真とか取り始めます [メイン] KP しかしなーんも無いですね [メイン] 雨宮 中華 「今は何もないみたいだけど…いや気味が悪くなってきた」 [メイン] 高山 哲哉 「大崎さんには申し訳ないですが、今日は3人同じ部屋で寝た方が良さそうですね…。」 [メイン] 大崎 千夏 「オカルトのエキスパートを頼りにしたいって事だね、よかろう。正直いろいろ起こりすぎてあんま寝付けなそうだけど!」 [メイン] 高山 哲哉 「うーん。」 [メイン] 高山 哲哉 「こう言う時って寝て大丈夫なもんですかね?」 [メイン] 大崎 千夏 お酒ガバのみしてるから眠気耐えれなそうじゃない? [メイン] 高山 哲哉 夜のうちに鍵の部屋と地下室一回見といた方がいいかなって [メイン] 高山 哲哉 明日の遺産の話し合いがタイムリミットだと嫌じゃない? [メイン] 雨宮 中華 まぁ確かに [メイン] 雨宮 中華 行動できるならした方がええ気はする [メイン] 大崎 千夏 できそうですかねKP?何時くらいだろ [メイン] KP 寝ないのならば明日は色々技能にマイナスつけてもらうことになります [メイン] 大崎 千夏 それはそれできつい [メイン] 雨宮 中華 眠い…眠くない? [メイン] 大崎 千夏 ねむぅい! [メイン] 高山 哲哉 ま、軽くだけ見回って寝ましょか [メイン] 雨宮 中華 ワイと店長はダメージ負ってるしね [メイン] 大崎 千夏 NPCと話して心理学とかしたいけど明日でも…ええか [メイン] KP 一応言っておくと一旦寝てからあの騒ぎなので、既に結構な時間ですよ [メイン] 高山 哲哉 寝るしかないかー…。 [メイン] 大崎 千夏 じゃあもう寝よ! [メイン] 雨宮 中華 寝るぞ寝るぞ寝るぞ [メイン] 高山 哲哉 大崎さんにベッド、雨宮さんにソファ使ってもらってワイは床で [メイン] 高山 哲哉 大事なお客様なので [メイン] 大崎 千夏 紳士だなー [メイン] 雨宮 中華 ありがたく使わせてもらお [メイン] KP では三人同じ部屋で寝るということでいいですかね? [メイン] 高山 哲哉 何か言われても酔いつぶれたって言えばええしな [メイン] KP では皆さん、スヤァしました Part2→https //w.atwiki.jp/onjtrpg/pages/395.html
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/1279.html
各キャラ紹介文 東風谷 早苗 東風谷 早苗6 ■ナス化早苗さん _,, -──- ....__ ,...."´ i ̄! 。 `゙ ヽ ./ 〈 匸 二! 〉 `.、 〈 ゚ ! i, ヽ、 ;i ヽ,.'´ ̄` 7´  ̄ ̄ ´ ̄``ヽ ; / / /! `ヽ ヽ / / // { / { ト、 | }ハ 、 ヽ |l{ { | ∧{ ヽ.{‐ヽト、ノ}ノハ ! ! lハハlヽ{_,.. ` 、.__ リ.ハl | | ハ. (ヒ_] ヒ_ン ) ! l | |.. ヽヘノ"" ,____, "" | | | l ナスになぁれ ⊂_ヽ、 ヽ _ン } } j/ .\\ イ/ / ,′ \ | __,,. イ リ' / / ` ⌒ヽ / へ \ / / \\ _,,.. --──-rく゚ヽ。 レ ノ ヽ_つ , '"´ `ヽ.` -)、 / / ・*.・★.*/ ∨ | ヽ. / /| 。 * / / ! ,. /! ,! ハ. ', ( ( 、 ★,' .| __| /|/ ! /.! !. | | |、 \ 。・.| ∧-|-/ ー- ノ ,' | ! | / \ ⌒l ;* ・。| /i (ヒ_] ヒ_ン ) 7 ;) | | | ) / ・ ★', /ノ "" ,___, ""/`ヽ,ハ. ! ノ ) し' ・ *∨/', ヽ _ン /´ヽ/ ヽ. ! (_/ 。*.; ; ・/ ゝ、 /`ヽノ ハ | / >、.____ ,イ\_/ ', ,!/|/ / |,ハ_/⌒ヽ/`>、 | r 、 ,.、 r-、 ', ',| | \\', ! |、 ⊂二_ /'つ !  ̄/ /´ 〉、 ./ / /_,,.. --──-rく゚ヽ。 / , '"´ `ヽ.` -)、 ,. '´ ./ ∨ | ヽ. / ,./ / ! ,. /! ,! ハ. ', /7___/,' .| __| /|/ ! /.! !. | / / / | ∧-|-/ ー- ノ ,' | ! ,' ;' / /| /i (ヒ_] ヒ_ン ) 7 ;) | | └'´ / ', /ノ "" ,___, ""/`ヽ,ハ. ! ト--‐ ' /∨/', ヽ _ン /´ヽ/ ヽ. ! ./| ,' / ゝ、 /`ヽノ ハ ,' ! | / >、.____ ,イ\_/ ', | ,!/|/ / |,ハ_/⌒ヽ/`>、 | | / / |/ .,' ./ / l /)´ 、/| ! ', .,.' / / .! / | |/| | / / ヽ. / (\ \ / /`7 レ' /| ./じ' |/、 ,>-┐ ヽ7`7ヽ、 ヽ.,__/_/ 八 !/ !/ .ノ /`r'-‐''" ; イ (`ヽし'しi_,ハ |/ 〉 |' ' /| .ト-‐ ''"´ \`ヽ ヽ(. ', / /| / /! l /´7八 、| く\ / / ,ハ/ .! /\. / | | `7 ト、 /| \ く / _ノ〉 レ' ヽ. ! | | ' ,'|ハ / ! / ヽ-==ニ二 イ \ ', ', ゝ、 イ | | ,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ , '´ ` 、 | ⌒ヽ ., ' ,. -‐ \ !___.ノ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r| / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、 ,ハ , -ー ! ム | | | / ! ヽしノノ-、 rr=-, |/ `.! ! ./ / __,| ) ノ'´|//// 一-' ./レ' ,' .r/ / ,イ、 | ー=-'///人/| ! /| | / | | /!ヽ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ , '´ ` 、 | ⌒ヽ ., ' ,. -‐ \ !___.ノ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r| / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、 ,ハ ,/ ! /| | | / ! ヽしノノ-、 rr=-, |/ .! ! ./ / __,| ) ノ'´| r=ァ' ./レ' おお、かわいいかわいい ,' .r/ / ,イ、 | ー=-' 人/| ! /| | / | | /!ヽ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ,,. -‐─-- 、.,_ , '´ ` 、 ., ' ,. -‐ \ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r|,-ァ / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、ノ,ハ , -ー ! ム | | | キラッ★ / ! ヽしノ .-、 > .|/ヒ_ン.! ! ./ / __,| ) ノ'´|////,___, ///' ./レ' ,' .r/ / ,イ、 | ヽ _ン 人/| ! /| | / | | /!ヽ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ , '´ ` 、 | ⌒ヽ ., ' ,. -‐ \ !___.ノ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r| / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、 ,ハ , -ー ! ム | | | / ! ヽしノノ-、 ィ或tュ |/ `.! ! ./ / __,| ) ノ'´|//// ィ或ア' ./レ' ,' .r/ / ,イ、 | ー=-'///人/| ! /| | / | | /!ヽ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ , '´ ` 、 | ⌒ヽ ., ' ,. -‐ \ !___.ノ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r| / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、 ,ハ , -ー ! ム | | | / ! ヽしノノ-、 弋ラ''ヽ |/ `.! ! ./ / __,| ) ノ'´|//// 一-' ./レ' ,' .r/ / ,イ、 | ー=-'///人/| ! /| | / | | /!ヽ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ , '´ ` 、 | ⌒ヽ ., ' ,. -‐ \ !___.ノ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r| / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、 ,ハ , ´-< ,! ノ | | | / ! ヽしノノ-、' - 、 |/ - 、.! ! ./ / __,| ) ノ'´|" ,_ ヒ_ン.l ./レ' ,' .r/ / ,イ、 | !.` '''人ノ| ! /| | / | | /!ヽ. `´ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ , '´ ` 、 | ⌒ヽ ., ' ,. -‐ \ !___.ノ ,' / / , r-o、ヽ. / / / / ヽ. o) `フ´ , ' /)r| / ノ!/| ハ Y ハ´ / / ./-‐'、 ,ハ , -ー ! ム | | | / ! ヽしノノ-、 。 |/ `.! ! ./ / __,| ) ノ'´| 。 ' ./レ' ,' .r/ / ,イ、 | 々 人/| ! /| | / | | /!ヽ ., ' `rト- 、_ ,. '´ \ \ . | レ'へ. `コTこ「´!` 、_// / !\ / | | |_| \ /ム./ レ'| / |\./ | __ > / \ \ //\ /| |\/ ヽ./| (゚_゚ノ | ,! /ヽ; ]/ \/ ', ',. ∨ ,ハ | / || ',ハ ノ / | |/ / 、 ! ト イ'、 / / ./ト、 ー ''"´| | ! \/_ ! .//\\ヽ. | | ハ `> 、 |__,,.. -‐''"´|/ ヽ.`| ', ', `ヽ.__/ /`ヽ .∧. ! \____/ /ヽ/ ̄`ヽ| ,\\____/; ---─ '´ ` 、 、j\ / \____/ / \_) ヽ. / !/ ヽ. ノ ■ウフフ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | i ,' ! > < ! / ,' !_ハ_! ,ハ// ,___, /// !コ i ソーr' !'" i⌒l⌒ヽ. 'r'´二.ヽ ', ;' ノノ> | .| h .イ/´ _iノヽ i i ン´ ヽ l _,ノ_ノ こ二、ヽ,ハノ ', ! ァ'レ' | }. |ヽ._/ レ' ■涙ながらの訴え 品 あ ど .の 信 .け .人 位 な う に 仰 ん が を た し を. め い 下 は て ` 集. い っ げ め し る て ょ ん る う だ ノ ! ! 人 _,,.'´ヽ、.,,__ .,,__ _,,' `''ー―----‐一'''´  ̄ ̄  ̄ ̄ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | i ,' ! 旡≧/ /≦乏 ! / ,' !_ハ_! ,ハ| |/ / / / | | /ー―-、 _ソーr' !| | , -- 、 | レ ; ー┐ r' -vベノ >、._ー'⌒ー'__,,/ ノ , \ j 二ムイ ( ´ ,,.ィ`i7こ__∧ { / , } \フ′}ヽ ヽ レ' i iヽ_/ ヽ.__j / / 丿 ヽ=彳 ヽ ∨ | ! \__,フく_,ノ-‐' ■やさなえ夫 ,,.. -── ‐- 、,.。、_ ,. '´ ヽ`ー゚) / `ヽ. ,' / l 、 , ', i i ノ | ,ハ ノ、,,_ ,ノ ! | l ノ _ノ .l/ \ ` / ノ l !,.イ ( ●) (●)リ'l/レ| こんななすびみたいな傘拾う奴なんかいないだろ ! , l '" (__人__)"'! ! 常識的に考えて… ノ /l |、 ` ⌒´ノ ,イ / ( ノァl /_>,、 _____, ,イノノ/ ノ 〈 ., '⌒ヾ、 ヽ、.,_,〉(`ソ 〈 ノ i i、,\./l l、ノ(。。)l `),ハl´ ̄ ̄`Y l l ヽ`! ■やさぐれ早苗 , \, -─-- 、.,_ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / ./ ヽ _ン ヒ_ン ) _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; 早苗・・・なんでこんな事に・・・ _ノ i=ハ '圷旡≧/ /≦乏ハ.ノi i `. ' iX|'| |/ / / / | iノ!レノ ∠._ ノ |=ヽ| | , -- 、 | |ノ!i レ ,.ヘ,) | |>,、 ー'⌒ー',イ| | ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | は?なんでこんな事に?何言ってんの? アンタ誰のお陰で食いっぱぐれないでいられると思ってんの? え・・・?え・・・? , \, -─-- 、.,_ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / ,. -<. `ヽァo、`ヽ. ./ ヽ _ン ヒ_ン ) , '7´ ) ';`ー゚) '、 _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ノ ! ; ! i'´ .i ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 .;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. .,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; i ,' ! rr=-, r=;ァ ! / ,' _ノ i=ハ ' (○), 、(○)ハ.ノi i !_ハ_! ,ハ" " !コ i `. ' iX|⊂⊃ ,rェェェ、 ⊂⊃ノ!レノ ソーr' ! 'ー=ヨ r'´二.ヽ ', ∠._ ノ |=ヽ、 U |--っ;| uノ!i レ ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i ,.ヘ,) | |>,、 _.`ニニ´.,イ| | i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' 私が信者を集めてくるから食えてるんでしょ? 周りを見てみなさいよ。神社の本殿も、社務所も この山の土地も、日々のお布施も、食事代すらも 全部私が苦労して信仰を集めたお陰であるんだよ? さ・・・早苗・・・ , \, -─-- 、.,_ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / ,. -<. `ヽァo、`ヽ. ./ ヽ _ン ヒ_ン ) , '7´ ) ';`ー゚) '、 _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ノ ! ; ! i'´ .i ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 .;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. .,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; i ,' ! ttテュ, ,rェzァ ! / ,' _ノ i=ハ '圷旡≧/ /≦乏ハ.ノi i !_ハ_! ,ハ" ,___, " !コ i `. ' iX| U / / / / ノ!レノ ソーr' ! ヽ _) r'´二.ヽ ', ∠._ ノ |=ヽ、 , -- 、 ノ!i レ ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i ,.ヘ,) | |>,、 'ー'⌒ー'.,イ| | i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' ここまで神社を大きくしたのも私。お金と人を集めたのも私。 それでも毎日頑張ってるのに、その間アンタは何してたの? 飯食って本殿に引き篭もってただけでしょ? どうしたの・・・?おかしいよ・・・ , \, -─-- 、.,_ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / ,. -<. `ヽァo、`ヽ. ./ ヽ _ン ヒ_ン ) , '7´ ) ';`ー゚) '、 _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ノ ! ; ! i'´ .i ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 .;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. .,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; i ,' ! ttテュ, ,rェzァ ! / ,' _ノ i=ハ '圷旡≧/ /≦乏ハ.ノi i !_ハ_! ,ハ" " !コ i `. ' iX| U / / / / U ノ!レノ ソーr' ! 'ー=ヨ r'´二.ヽ ', ∠._ ノ |=ヽ、 u .,___, u.ノ!i レ ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i ,.ヘ,) | |>,、 'ー'⌒ー'.,イ| | i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' あ~ぁ、神様は楽でいいよねぇ?一方通行で敬われてさァ。 まぁ、何にせよ人の苦労も考えて物言って貰えません? じゃ、信仰を集める系の仕事があるのでこれで ざ・・・ざな゙え゙ぇぇぇ~~!! , \, -─-- 、.,_ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / ,. -<. `ヽァo、`ヽ. ./ ヽ _ン ヒ_ン ) , '7´ ) ';`ー゚) '、 _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ノ ! ; ! i'´ .i ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 .;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. .,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; i ,' ! ttテュ, ,rェzァ ! / ,' _ノ i=ハ '圷旡≧/ /≦乏ハ.ノi i !_ハ_! ,ハ" _ " !コ i `. ' iX| | |/ / / / | i ノ!レノ ソーr' ! '=-( r'´二.ヽ ', ∠._ ノ |=ヽ、,| | , -- 、 | |ノ!i レ ;' ノノ /.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i ,.ヘ,) | |>,、__'ー'⌒ー',イ| | ペッ i rノ ´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | ', ! ゚ ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' ■ゆっくりザッ ,, -‐ ''  ̄ ̄" '' o 、 - 、 | 〃 / ハ` .o ';,, | か て ,/ |,,.ノ | | よ め / ! ; ! i ';, | ! ぇ ;.' '; ! .! |__!_ ,i ,i, | : ,' ヽ --ソ_ノ-‐''/ ‐、`'ソ | | i ,' . !i´. \ ヒ_ン ) '├┐! ,' ∠ 〃 ゝハ_! ハ.(ヒ_] ,___, ⌒"" .!-,'i / i \____ i`ーr' .!'"⌒ )vvノ r'=-/ ;' )ヽ-イ '), ノi >..、(__ン ,. イ/´ ノi i } ザ 〔 i ! ンイ i ̄ バ' こ二ノ ,, ノ `) ッ _( ', ! l/フ / |/ ,,ノレ' ´ ̄` .ヾノ ∠_ {‐--/._(二二ノヽ .イ l二/ > ) 厂`ヽ ■強制信仰装置 -=,一;1ー,ー,ー,,;1―,―,=; , '7´ ) ';`ー゚) '、 =;; ;,.;;.;; ; ,;,.;,,;,.;, ,; ;, ; ;, ,;_,.;.;; ;.゙ミ ノ ! ; ! i'´ .i ミ;; ;,.;;.;; ; ,;強制信仰装置 ,;.゙ミ ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ミ;; ;,.;;.;; ; ,;,.;, ;,.;, ,; ;, ; ;, ,;_,.;.;; ;,.゙ミ ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | ミ;========== ゙ミ i ,' ! ' _ _ ` ! / ,' /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 !_ハ_! ,ハ ⌒ _ ⌒ !コ i .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. ソーr' !'" ヽ 〕 ""'r'´二.ヽ ', `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i _ノ i=ハ '(◯) (◯)ハ.ノi i i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ `. ' iX|⊂⊃ ,___, ⊂⊃ノ!レノ ,.\ _,.、 --─- .,_ /-.、二`/ / ∠._ ノ |=ヽ、 ヽ _ン ノ!i レ i (ヒ_]´ ,___, ヒ_ン ) ) /二__ヽ ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | ./ U ヽ _ン U ∠ `! | !>;`ヽ、「、,ハ.| | i /\´'.; l ミンナケンカセズナカヨクシヨウヨ (二二二二二二二二二二Y ハ ! ! 。ヘヘ _,,.. -- 、__,,..,,__ | サナエハスバラシイヨ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. -=,一;1ー,ー,ー,,;1―,―,=; , '7´ ) ';`ー゚) '、 =;; ;,.;;.;; ; ,;,.;,,;,.;, ,; ;, ; ;, ,;_,.;.;; ;.゙ミ ノ ! ; ! i'´ .i ミ;; ;,.;;.;; ; ,;強制信仰装置 ,;.゙ミ ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ミ;; ;,.;;.;; ; ,;,.;, ;,.;, ,; ;, ; ;, ,;_,.;.;; ;,.゙ミ ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | ミ;========== ゙ミ i ,' ! ' _ _ ` ! / ,' /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 !_ハ_! ,ハ ⌒ _ ⌒ !コ i .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. ソー。r' !'" ヽ 〕 ""'r'´二.ヽ ', `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; ;' │ノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i _ノ i=ハ '(◯) (◯)ハ.ノi i ┌┼──.¬`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ `. ' iX|⊂⊃ ,___, ⊂⊃ノ!レノ ,├────┼/-.、二`/ / ∠._ ノ |=ヽ、 ヽ _ン ノ!i レ /⊃ ⊂ ' ヽ__,,,,./二__ヽ ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | 丶⊃ ⊂ \ ヽ | _r、...._ ノ*'´`l⌒ヽ. 。 _,,.. -- 、__,,..,,__ ( ( _,ハ,_ )) パーン | ,. -<. `ヽァo人___ (( ハ ゜д゜ハ) -=,一;1ー,ー,ー,,;1―,―,=;; (__ ⊂彡☆ __ =;; ;,.;;.;; ; ,;,.;,,;,.;, ,; ;, ; ;, ,;_,.;.;; ;.゙ミ ( i ; -''''"" ̄ ̄''''--,,.. __ ミ;; ;,.;;.;; ; ,;強制信仰装置 ,;.゙ミ ( ,i ,. ´ "' 、 __ .ミ;; ;,.;;.;; ; ,;,.;, ;,.;, ,; ;, ; ;, ,;_,.;.;; ;,.゙ミ ソ ,.イ | ./ , -‐ ; ', `ヽ ヾ て ミ;========== ゙ミ ! / ,' /´ / ;' ! ;`ヽ ', そ .!_ハ_! ,ハ"" ,rェェェ、 "" !コ i ;.' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ ! ,! ', ソー。r' ! |,r-r-| r'´二.ヽ ', Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ', ;' │ノ>.、.,`ニニ´ ,.イ/´ _iノヽ i _ノ i=ハ ' (ヒ_] ヒ_ンハ.ノi i. ┌┼──.¬`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ `. ' iX|⊂⊃ ,___, ⊂⊃ノ!レノ ,├────┼/-.、二`/ / ∠._ ノ |=ヽ、U ヽ _ン ノ!i レ /⊃ ⊂ ' ヽ__,,,,./二__ヽ ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | 丶⊃ ⊂ \ ヽ | ■検索エンジン __ __ __ `l l´ // _ |_| | |// .,______ ,_____ __| |__ .__ __ .__TM | .// ̄ヽヽ // ̄ヽヽ ((゚ω゚)) | | ヽヽ// | |\ヽ、 | | rr=-, r=;ァ | | | | | | 〉/ l l、 `、\、 "" 'ー=-' "" ' | | |__ゝ ヽ=/ a  ̄  ̄ ̄ ヽ=''/ 21本 _____ _____ ______ _______ |グレイソー| | マタージ | | フルーツ | .| ヒジョウシキ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ._________________ |.守矢 -信仰 │ ・検索オプション └────────────────┘ ・常識設定 |Kootiya検索 | I'm Feeling バチィッ | ・言語ツール  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○ウェブ全体から検索 ◎ヒンドゥー語のページを検索 ■みどりのワキミコー _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ _!_ ,! ! /_! ';`ー゚) '、 ノ ! ゝ、 |__」/_」_ i'´ .i. ;.' '; rr=-, r=;ァ ,i ,i ,' '; "" 'ー=-' "" ソ ,.イ | i ,' ! .! / ,'ヽ,,;;≡ !_ハ_! ,ハ !コ i ヽ ̄ ,,.. -‐ソーr' r'´二.ヽ ', i .;''"ヽ, ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i ノ,ヽ、 . \ `ヽ ヽ, \,. -‐=''、 こ二、ヽ,ハノ / ヽ i ``'‐、,ヽ!-‐''/``''ー-、 \/ レ' / !/ \ \ (二`ヽノ-,'--‐'''" \__,...,_ヽ ) `i Y __ ,,l_"l. | __ _,,.. -―ト、 r廾.'ー _ノ(/)_ _____,,、 _,,_ r ''"´ |{j| __,,,,. / `ヽ.,, [__ __|lリ _,r''" .lヽ .i __,,,. ...y- ―l/. l_,,,..l -‐k . `ー 、..,, ` 、 l l ,' '" _,, - 、 j | i" ´ l l l l ̄ __lノ `y´,ノ | |l ,∠ '''''' l_ノ .| .| l l└..''T二[. -k., /´``ヽ ;`" | |レ' .k─y' |_,,...,,|r‐ ''" _,,..レ' `ー- 、 i"ヽ | | ` ̄ / /1 _,,..+ 「; `'"´ | | / / ". | |; /´ ̄``ーi 、 ___;;;|_|;、 /,_,__/ |_i_i.|; `─--..、_」 l [____|lリ ヽ_,;ノ ヽ_,,.) `' ■半泣き早苗さん : _,,.. -- 、__,,..,,__ : : ,. -<. `ヽァo、`ヽ. : : , '7´ ) ';`ー゚) '、 : : ノ ! ; ! i'´ .i : : ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i : : ,' '; L.i,. |__」/、_|_ ソ ,.イ | : : i ,' !' (ヒ_]/////ヒ_ン )! / ,' : : !_ハ_! ,ハ ////// !コ i : : ソーr' !'" ,--、 'r'´二.ヽ ', : : ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i : : i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ : : ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' : : 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ : ■リアル等身 _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン ).! / ,' !_ハ_! ,ハ"" ,___, "" !コ i ソーr' ! ヽ _ン r'´二.ヽ__, ;' ノノ>.、.,_ ,.' /´ _iノ  ̄ >‐--、 i ン´ ,,.ィ`i7こ' こ二、〉 r' ̄ _ r‐汀 、_)、ノ _ィレ/ レ′ ._/ レ' / / \| ,r‐' /厶 ┴¬ '(二`ヽノヽ_ / /了 | ,.イ「|rfJ弌 ̄ ̄厂 ) `i Y´_,.]/ /ヽ、  ̄\ _,ィ个ヽ、 | |」,ィう \ //// !゚zD゚)/ / ス <´ く\ >/ / / レ'"´`'┬'´ { /\ `ー- 、 `ヽ、 \jK/ ′ | | | ∨ \ , - ‐-\ 7ヽ \\ i  ̄ l | _∠ -=ニ二ヽ、 〈 〉 |\\ l i | \ >七⌒ヽ \ ∨ /ハ\\ l i ト _> ´ \ /| j / V\\ メ、 i _上匕 ヽ i ! { / } \\ | _,r≦ミヘ レ' ∨ ∧ ヽ/ ̄ ̄ ̄ `ヽ辷ヽ、 Vヘ ハ / / ヽ { /7´/ \\ Vヘ. ∨ / / | し' Lj r' _ 」 | Vヘ \. /冫/ / r'  ̄三L]___ゝLう マ¬「 | | V¬、 \ レ' / / ヽ r フ「弋 各キャラ紹介文 東風谷 早苗 東風谷 早苗6
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バトル・ロワイアル―――――――――――――。 私の名前は北条沙都子。 とある小さな村に住んでいて、毎日大好きな友人たちと楽しく暮らしていました。 そう、今日までは。 突如開催された殺人ゲーム。それに巻き込まれた友人たち。 友人、いや、仲間たちは一人でも欠けてはなりません。 その時点で私たちの幸せは永遠に終わってしまいます。 だから、私は戦うのです。もちろん、ゲームに乗った人と。 幸い、今の私の手にはひとつの鎌がありますし、田舎育ちなので体力にも自信ありです。 人殺しは、殺すしかないんです。 :::::::::::::::::::::::::::: ガサッ。 「ッ!?」 草陰から不審な物音。沙都子は急いで鎌を構える。 首を狙えば、一撃で殺せる。 沙都子は、その人物の顔を、凝視した。そして、確認する。確信する。 ―――――――――――――――――――この人は、敵だ。 怖そうな外見。そして、手に握られている、ライフル。 「はあぁぁぁあぁぁぁぁぁあッ!!」 パァン、という破裂音。そして、北条沙都子は眠りへと堕ちた。 「はぁ、まったく参るな……。」 こんな子供までゲームに乗っているとは、と、落合長治は溜息をつく。 だが、子供を殺すのはさすがにやりすぎだ。 「とりあえず麻酔銃で眠らせたから、目覚めるまで待つか……あ、でも鎌は回収しておかないとな」 【一日目/深夜】 【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に】 [状態]健康、気絶 [装備]私服 [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:ゲームに乗った人を殺す。 1:………………。 2:部活メンバーに会いたい。 [備考] ※落合長治に鎌を奪われました。 ※皆殺し編、救出後からの参戦です。 【落合長治@20世紀少年】 [状態]健康 [装備]私服 [所持品]基本支給品一式、麻酔銃(7/8) [思考・行動] 基本:このゲームを破壊する。 1:ケンヂと合流する 2:沙都子を守り、起きたら事情を聞く。 3:ともだちを絶対に殺す。 [備考] ※北条沙都子から鎌を奪いました。 ※第二章終了時からの参戦です。
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ラノ 一 野々村《ののむら》夫人こと、早苗《さなえ》のもとに一通の手紙が届いた。 差出人不明の手紙は脅迫状であった。 夜中のうちに投函でもされたのか、ポストの中の朝刊の下なっていたその手紙を見て早苗は気を失いそうになる。手紙はまるで血で書かれたような真っ赤な字で書き殴られていたからだ。元より体の弱い早苗は、このショックで軽い眩暈を感じ、扉にもたれかかりながら手紙を見返す。 悪意を感じる脅迫状ではあるものの、その脅迫状の内容はどうにも的外れで、腑に落ちない物である。早苗は恐怖と同時に戸惑いも多く感じた。 『今日の晩、お前たちの子供を奪いにいく』 これは一種の誘拐予告であろうか、あるいは殺人予告かもしれない。 だが生憎、野々村夫妻の間には子供はいない。結婚して十年にもなるが、夫婦の間には子宝が恵まれなかったのだ。 つまり奪われるための子供が存在しない。ゆえにこの脅迫状は成立しないのである。 「嫌だわ。悪戯かしら」 まさか人違いではあるまい。 脅迫状が送られてきたことは、今までの夫婦生活で一度や二度ではなかった。夫の野々村には何かと敵が多い。彼はラルヴァ研究者であるがラルヴァ差別主義者で、ラルヴァの危険性を学会に訴え続けていた。そのため一部のラルヴァ愛護者や宗教団体、ラルヴァの生徒やその親から敵意の目を向けられている。 だからその手紙もそのような者が送ってきた脅しの類のものだろう。こうして脅迫状が届いたことはあっても、実在はこれまでなかったので、この手紙も気にする必要はないだろうと早苗は自身に言い聞かせようとした。だがどうにもこの手紙からは異質さを感じ、恐怖を拭い切れなかった。 一先ず夫に相談しようと、早苗は身支度をしている野々村にこの手紙を見せた。 「ふん。いつものくだらん脅迫だろう。捨てておけ。そんなもの気にしていたらきりがない」 野々村は脅迫状を一瞥すると、興味なさそうにネクタイを締めるのに集中した。これから彼は学園の研究室に出勤するのだ。朝の忙しい時間に余計な手間を取らせるなとばかりに、面倒くさそうな態度を野々村は示した。 「でもあなた……これはなんだかいつもと違う感じがするんです。警察の方に相談した方がよろしいんじゃないんですか?」 おずおずと早苗が言うと、野々村は不快そうな顔で彼女を睨んだ。 「私に恥をかかす気かお前は。もう何度も警察には相談しているんだ。でもそのたびにただの悪戯だったじゃないか。また大騒ぎを起こせば学会でのいい笑いものだよ」 「でも……」 「でも、じゃない。大体この脅迫文を見て見ろ。私たちのことをろくに知らずにからかっているだけだろう。私たちに子供なんていない。お前みたいなのを嫁に貰ったおかげでな。わかったら早く捨てろ」 「……はい」 不満はあったが、亭主である野々村には強くは言えない。自分はただの主婦なのだ。彼がいなければ今日の晩ごはんだって買えはしない。早苗は手紙を握り、見下したような野々村の目に耐えた。 子供が出来ないのは早苗に原因があった。不妊治療をしようと野々村に相談したが、近所であれこれ言われるのが嫌だと彼は許しを出さなかった。その癖酒を飲むたびに子供ができないのはお前のせいだ、おかげで一族の笑いものだ。両親に顔が立たないと愚痴られていた。 子供ができずに一番辛いのは早苗だというのに。 「いいか。このことは誰にも言うんじゃないぞ。面倒事はこりごりだ。この手のものは反応するだけ相手を調子づかせるだけだ。無視するのが一番いいんだからな」 出かけ間際にそう言って、行ってきますも言わずに野々村は玄関を出た。早苗は「いってらっしゃい」と頭を下げて、ふうっと溜息を漏らす。 こんな夫婦生活を自分は望んではいなかった。 野々村も結婚する前までは良い人であった。だが年月が経つにつれて冷たくなり、研究が忙しいということであまり家にも帰って来なくなった。子供がいないのも夫婦生活に影響を及ぼしているのかもしれないと、早苗は思った。 掃除や洗濯を終え、エプロンを脱いだ早苗は鏡台の前に座る。鏡には三十半ばを過ぎた早苗の姿が映っていた。 早苗の容姿は二十代でも通じるほどに若く美しく、素朴な服の中には蠱惑的な肉体が収まっている。純白のブラウスは早苗の豊満な乳房を強調させ、ボタンが今にも弾け飛ぶのではないかと思われ、ロングスカートはきれいな曲線を描く腰つきを浮き立たせている。あどけなさを感じさせるふんわりとした亜麻色のセミロングヘアは、男の庇護欲を駆り立てるだろう。 夫婦生活が冷めていても、未だに早苗は野々村に抱かれている。それは一重に早苗の肉体の魅力があるからだ。ゆえにそこに温かな愛情は感じられない。獣じみた性欲を解消させるように、野々村は乱暴に早苗の肉体を貪っている。しかしそれだけ夜の営みに励んでいても子供がきできることはなかった。 これほど魅力的な容姿を持っていても彼女の体は野々村にしか捧げたことが無い。早苗は箱入り娘で、見合いで知り合った野々村以外の男を知らないのだ。 それを不幸とは思わない。たった一人の夫だけに身を一生捧げることが女の幸せだと、幼い頃から家で教えられてきた。早苗の母親もまた、父親に従順な女だった。 だがそれでも日々の鬱屈に限界を感じていた。 そういう時早苗は、少しだけ贅沢をするようにしていた。夫に文句の一つも言えない気の弱い早苗でも、発散したいと思う時があるのだ。だがそれは人から見れば些細なことでしかないが、早苗にとっては大冒険だった。 「お財布も持ったし、そろそろ行こうかしら」 誰に言うでもなくそう呟き、日焼け防止用の白の帽子を被って外出の支度をする。向かう場所は双葉区の商店街、その片隅にある人気の少ない静かな喫茶店だ。 脅迫状を受け、心が落ち着かない早苗は、少しでも気分を紛らわせようとその贅沢をしようと思った。 喫茶店でおいしい物を食べ、おいしいコーヒーを嗜む。夫が働いている昼間に、自分が喫茶店なんて少々気が引けるが、夜になれば夫が帰って来るし、昼にしか早苗の自由は無い。喫茶店の料理は決して豪華なものではなく一般的なものだが、これだけが早苗の楽しみだった。 そのついでに商店街のどこかのゴミ箱に脅迫状を捨てよう。家のゴミ箱に捨ててもなんだか落ち着かない気がする。遠くにやってしまえばもう思い出すこともないだろう。早苗は脅迫状をブラウスの胸ポケットに入れて、家を出た。 二 平日と言うこともあってか、いつもは学生で賑やかな商店街も少しだけ寂しく感じる。早苗は足首が隠れるほどに裾の長いワンピースを風に揺らして、喫茶店の扉を開いた。 カランコロンと扉の鐘が鳴り、ジャズが流れる喫茶店の中へと早苗は足を踏み入れる。無愛想なマスターは「いらっしゃい」と一言だけ呟くだけだが、どこか温かみを感じる声のように思える。 いつもはこの時間、店内に客は少ないのだが今日は少し様子が違った。 店の奥の席では金髪にアロハ、スキンヘッドにスカジャンという若干ガラの悪い男二人がコーヒーをがぶ飲みしながら何やら議論を交わしている。カウンターではスーツに帽子姿の長身の男がナポリタンを食べていた。食事中にも関わらず、両手には黒の手袋をしている、早苗に背を向ける形になっているため、どのような顔つきをしているかはわからない。 少しでも静かに食事がしたい早苗は、彼らから離れた席についた。出来るだけ彼らのことは意識から外そうと思い、メニューへ目を向ける。するとウェイトレスが注文を取りに来た。 「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか?」 金属製のトレーを持った美人のウェイトレスに、早苗はエスプレッソとワッフルを注文する。ここのワッフルはふんわりと柔らかく、とても美味いのだ。 「かしこまりました。少々お待ちください」 女の早苗でもうっとりするような色っぽい声でそう言い、ウェイトレスはマスターの方へと歩いていく。その足取りは優雅でとても綺麗だった。 ああいう働く女性、というのも羨ましい。だが社会に出たこともなく今まで生きてきた早苗は、きっと自分が働きだしたとしても務まらないだろうと諦観していた。 「ふざけるなお前!」 そうしてぼんやりとしていたが、男の怒声によって早苗のまったりとした時間は途絶えることになった。 ふっと横目で声の方向を見ると、ガラの悪い金髪の男がスキンヘッドの男に掴みかかっている所であった。 「よくも俺の女に手を出しやがったな、このタコ入道!」 「お前が情けないからだ。あいつはおれのことを気に入ってるんだよ。あいつはおれのものだ」 「ふざけんな!」 二人は怒鳴り声を上げながら口論をしていた。早苗はびくびくしながら、とばっちりが来ないように身を縮める。せっかくの息抜きなのに、嫌なことになった。唯一の憩いの場が乱され、早苗は気分が沈んでいく。 「このタコ入道が、いい加減にしろ!」 癇癪を起した金髪は、テーブルの上のコーヒーを感情のまま薙ぎ払った。カップの中にはまだアツアツのコーヒーが入っていたが、カップごと宙を舞い、カウンターに座ってナポリタンを食べていたスーツの男の頭に直撃した。 ゴスッと鈍い音がし、スーツの男は中に入っていたコーヒーを頭から被ってしまう。ナポリタンの上にカップは落ちてなにもかもが台無しになる。 「…………」 何が起きたのか理解できていないのか、スーツの男はフォークを手にしたまま硬直していた。 「ちょっとお客さん! 喧嘩ならよそでやりな! そんなに騒ぐんだったら出て行ってもらうよ!」 ウェイトレスはさっきまでの声とは違い、迫力のある言葉で諍いを始めた男たちをいさめた。男たちは一瞬びっくりし、舌打ちをしながらも席につく。 「……ったくろくでもないわね。ちょっとあんた大丈夫? びちょぬれじゃない。ほら、タオル持ってきたから」 被害を受けたスーツの男にウェイトレスが近づくと、彼はがたりっとカウンターの席から立ち上がった。コーヒーで濡れた帽子を脱ぎ、その際に男の顔が早苗の目に映る。 「あっ……」 スーツの男は、見惚れるほどの美青年であった。 つんと尖った鼻と顎に、鷹のような鋭い目つき。ウェーブのかかった髪の毛からは、コーヒーがしたたり落ちている。 整った顔立ちというよりも、独特な雰囲気を持ち、怪物染みた妖艶さを感じさせる。彼が立ち上がって初めてわかったが、体つきはカマキリのように細く、身長は百九十センチ近くある長身痩躯の大男であった。 人間離れした美しさを持つこの男の口から、いったいどんな言葉が漏れるのであろうか。早苗は男から目を離すことができず、じっと第一声を待った。 コーヒーをぶつけた金髪の男に対して怒りを示すのだろうか。それとも何か不平を漏らすのかもしれないし、あるいは泣き言を呟くかもしれない。 だがスーツの男はウェイトレスからタオルを受け取る時にふっと彼女の両手を取って、こんなことを言いだした。 「ややあ! 上戸《うえと》さんじゃありませんか。ナポリタンに夢中で気が付かなかった。相変わらずお美しい。俺と結婚してくれませんか!」 直後ゴンッ、というとんでもない音が店内に響いた。 ウェイトレスに金属製のトレーで頭を思い切り殴られ(しかも縦に)、スーツの男は頭に大きなたんこぶを作ってそのまま床に倒れ込んでしまった。撃沈である。 「相変わらずバカなことばっか言ってるわね阿頼耶《あらや》くん」 やれやれと、ウェイトレスはトレーを人差し指の上でくるくると回転させ、自分で拭けとばかりタオルを落とした。 「いたたた……いやあ、効くなぁ。上戸さんの攻撃は。あまりに気持ち良すぎて少しばかり天国が見えたよ。俺ほどの常連ともなると、こんな素晴らしいサービスを受けることができるんだね。最高だ」 「バカ言ってるんじゃないわよ。誰彼かまわずそんなこと言ってたら、あんた女にいつか刺されることになるわよ」 「仕方ないじゃないか。俺はね、美人を見たら求婚せずにはいられないんだよ。出会いっていうものはどこに転がっているかわからないからね」 コーヒーの染みがついた帽子とスーツをタオルで拭きながら、ウェイトレスに阿頼耶と呼ばれたスーツの男は立ち上がった。コーヒーをぶつけられたことや、トレーで殴られたことに対して全く怒りを感じていないのか、へらへらと笑っている。 早苗は阿頼耶という人物が、容姿とは異なり軽薄そうな変な男だと感じた。自分の人生の中で関わりを持ったことないような、いい加減で軟派な男に早苗の目には映る。 「マスター。コーヒー下さい」 阿頼耶は床に落ちたカップを手に取り、マスターにコーヒーを頼んだ。マスターは読んでいた新聞を畳み、カップの中にコーヒーを注ぐ。そのカップは先ほどぶつけられたものだ。そんなものを手にしてどうしようというのだろうが、早苗はドキドキしながら男の動向から目を離せずにいた。 阿頼耶はコーヒーを金髪とスキンヘッドが睨み合うテーブルの上に置き、手に持った日の丸扇子を広げながらこう言った。 「やあやあ。おまえさんたち。ケンカはよくない。これ、さっきの零したコーヒー。俺からの奢りだから飲んでくれ。くだらない諍いはやめて、コーヒーと料理の味を楽しもうじゃないか。人類皆兄弟。仲良くしましょう。わはははは」 阿頼耶の顔面に、灰皿が飛んできた。 鈍い音と共に鼻から血が噴水のように吹き出し、そのまま後ろにバタンと倒れてしまう。 「馴れ馴れしく話しかけるんじゃねえぞキザ野郎が!」 灰皿を投げつけたスキンヘッドの男は、相当苛立っているのか倒れた阿頼耶のネクタイを掴み上げて無理矢理立たせた。だが身長差がありすぎて、胸倉を掴んでいても様になっておらず、どこか滑稽である。 「嫌だな。怒るのは体によくないですぜ旦那。ここは喫茶店。そういうことは無しにしましょう」 笑顔でそう言った阿頼耶の後頭部を押さえ、スキンヘッドは思い切りテーブルの上の小倉トーストに叩きつける。 美しい阿頼耶の顔はあんことクリームにまみれてしまった。阿頼耶はぺろりと長い舌を出して、顔についたあんこを舐め取る。 「うん。おいしい。勿体ないなぁ。こんな旨いものを潰しちゃって。あーあ、お皿割れちゃったよ。まあ、このお皿代は俺が払うから、ほら落ち着いてくれよ」 怒ることもせず、阿頼耶はポンッと金髪の肩に手を置いた。 「お前なんなんだよ。邪魔するんじゃねえ!」 金髪は阿頼耶の腹に全力の蹴りを入れた。その衝撃で阿頼耶の長身は、店の奥で震えていた早苗のもとまで吹っ飛んできた。 「え?」 ガシャンっとテーブルの上に阿頼耶が転がってきたせいで、ワッフルとコーヒーが全部ひっくり返ってしまう。阿頼耶のスーツはもうコーヒーと小倉トーストとワッフルの蜂蜜で大変なことになった。 「いたたた……無茶するなぁ」 テーブルの上に転がった阿頼耶は、頭を押さえながら帽子の誇りをパパッと落とし、かぶり直す。その際に帽子の底にたまっていたコーヒーが溢れて、またも阿頼耶の頭はびしょ濡れになった。 「あ、あの。大丈夫ですか?」 阿頼耶のあまりに散々な姿に、思わず早苗は尋ねた。すると彼はバッとこっちを向き、阿頼耶のグルグルと円を描いたような瞳と、目が合ってしまう。 「なんて美しい人だ! 俺と結婚してください!」 阿頼耶は早苗の両手を取り、またもやそんなことを言いだした。妖怪じみた美貌を持つ阿頼耶にそんなことを言われて早苗は生娘のように顔を真っ赤にしてしまった。 「きゃあ!」 だが野々村以外の男性に手を触れられることに慣れていなかった早苗は、叫び声を上げて平手打ちをしてしまった。 「きゅう~」 すると阿頼耶はとうとう気絶してしまい、椅子の上に崩れ落ちる。早苗はなんてことをしてしまったのだろうとおろおろとするだけだった。 「よし、これで邪魔な糞野郎はいなくなった。おいタコ入道。決着をつけようぜ」 「ああ、お前もあのスーツ野郎みたいに半殺しにしてやる」 金髪とスキンヘッドは席を離れて今にもお互いに飛びかかりそうだ。 「あんたたち。二度も言わせるなよ。喧嘩は、よそでやりな」 その二人の間にウェイトレスが割って入る。彼女を、男二人は睨みつけた。 「男の喧嘩に口出しすんじゃねえババァ!」 同時にウェイトレスにそう言った直後、ウェイトレスの堪忍袋がブチっと切れる音がした。 一瞬にしてガラの悪い男二人は店から放り出された。 「ったく。あの仔猫ちゃんと言い、最近はマナーの悪い客ばかりね」 男二人をあっという間にボコボコにしたウェイトレスは、パンパンっと両手の誇りを落として通常業務に戻る。いったいあのウェイトレスは何者なんだろうと思いつつも、早苗は阿頼耶を気絶させてしまったことに責任を感じ、彼の頭を自分の膝の上に乗せ、おしぼりを額にかけてやった。 「まったく。そいつはトラブルを十倍にする疫病神だわ。お皿も割れちゃって、注文もめちゃくちゃよ」 ウェイトレスは気絶して呻いている阿頼耶にそう言って、ぐちゃぐちゃになった早苗のテーブルを片付けていた。 「……この人、なんなんですか?」 早苗はウェイトレスに尋ねる。喧嘩の仲裁に入ろうとして、酷い目にあっただけのろくでもない男。だが早苗は妙にこの男が気になっていた。 「その男はね、妖怪女たらしよ。あなたもあまり関わらない方がいいわ。面がいいのは妖怪の特性なだけで、中身はただのちゃらんぽらんよそいつ」 「酷いこと言うなぁ」 ウェイトレスの声で目が覚めたのか、阿頼耶はゆっくりと顔を上げる。 「俺は妖怪女たらしじゃなくて“飛縁魔《ひのえんま》”っていうれっきとしたラルヴァなんだよ」 電熱器で乾かしていた帽子を被り直し、阿頼耶は起き上がった。早苗は彼が言った言葉を、飲み込めずにいた。 「ラ、ラルヴァ……?」 それは夫の野々村が研究し、そして嫌悪している人外の者の総称だ。魑魅魍魎に悪鬼羅刹、神話の悪魔や神に至る存在は実在し、今でも新種の怪物が発見されている。 ラルヴァの中には人間に近い物や、意思の疎通ができる者もいる。そういう存在はこの双葉区で多く暮らしているのだ。 だが野々村はラルヴァを信用せず、どれもが人間に害をなすものだという主義を貫き、ラルヴァの人権を否定していた。その姿勢に早苗は疑問を持たずにはいられなかったが、妻として夫を否定することは許されない。 この目の前の男、阿頼耶もまた自身がラルヴァだと名乗った。確かにこの男の魔物染みた美貌は、人間でないなら納得がいく。しかしそれ以外の部分では、まったくもって普通の人間のようにしか見えない。さっきもチンピラにいいようにあしらわれていて、とても人外の者とは思えなかった。 「ええ。俺は“飛縁魔”の阿頼耶《あらや》天良《あまら》と申します。ラルヴァ、と言っても混血児《ハーフ》ですけどね。俺を生んだ母親が妖怪飛縁魔だったんですよ」 扇子を開きながら、ちゃっかりと阿頼耶は早苗の隣に腰を下ろし、じっと早苗の目を見つめた。 「お名前を、お聞きしてもよろしいでしょうか」 「え? い、いいですよ。早苗です。野々村早苗」 「早苗さん。見た目通りの可憐な名前だ。どうでしょう。この俺と一緒のお墓に入ることを前提に結婚してみませんか?」 「いや、その、あの……」 ずいずいっと顔を近づけてくる阿頼耶に、早苗は困ってしまう。阿頼耶はまだどう見ても二十代前半の青年だ。自分とは十以上も離れているだろう。いや、そういう問題ではない。自分には夫がいるのだ。 「ごめんなさい。私、既婚者なんです」 早苗はさっと薬指の指輪を見せた。阿頼耶の顔が凍った。 「い、いや。愛に障害はつきもの。既婚なんて二人の愛の壁にはならないのです。さあ、いまこそその指輪を放り棄て、愛の逃避行を――」 「いい加減にしなさい。この色ボケ魔人」 ゴスッと、またもや阿頼耶はウェイトレスにトレーで殴られてテーブルに突っ伏した。 「はい。お客様。さっきのチンピラとこいつのせいで注文されたワッフルとコーヒーが台無しになっちゃったんで、これはサービスです」 そう言ってウェイトレスはまたコーヒーとワッフルをテーブルに上に置いた。「勘定はこのバカに払わせますから」といい笑顔だ。 早苗はワッフルを口に含む。柔らかな触感で、ふんわりとバターと蜂蜜の味が口いっぱいに広がっていき、それを熱々のコーヒーで流す瞬間は幸福と言えた。 今日のティータイムは騒々しく散々だったが、こうしておいしいものを食べるとすべてを忘れられる気がする。 「臭う」 だが、阿頼耶はテーブルに突っ伏しながら、鼻をひくひくとさせてそう呟いた。 「え? なんですか?」 「こいつは臭せえ。嫌な臭いがするぜ」 がばっと起き上がった阿頼耶は、鼻を早苗の胸へと近づけた。匂いを嗅ぐかのように、鼻を動かしている。もう少しで阿頼耶の尖った鼻が早苗の胸に密着してしまいそうだ。 「な、なんですかあなた。私は臭くありません!」 体臭がするのだろうかと思い、早苗は顔を赤くしながら阿頼耶から距離取った。女性に対して臭いなんて言うとは、なんて失礼な男だろうと早苗は彼に失望した。 「いやはや、違いますぜ早苗さん。臭うのは貴女の胸ポケットからです」 意外にも阿頼耶はそう言って、早苗の胸を指差した。 「――え?」 「そこから臭いがするんでさあ。怪異の臭いが、恨みに満ちた怨嗟の臭いがね」 さっきまでの軽薄な様子は一切なく、真剣な面持ちの阿頼耶の言葉に、早苗ははっとして胸を押さえる。 この胸ポケットにはアレが入っているのだ。 捨てる予定だった、差出人不明の脅迫状が。 「早苗さん。貴女、何かお困りのことがあるんじゃないんですか。人には言えない、だけどどうしても気がかりなことが」 「…………」 早苗は口ごもる。確かに阿頼耶の言う通りだが、このことは野々村に口止めをされている。それだけではなく、初対面の怪しげな男に話すことではない。 「早苗さん。俺はこういう者なんです。何か困っているなら、力になれると思いますよ」 阿頼耶は自分の胸ポケットから名刺を取り出し、テーブルの上に置いた。早苗はそれを手に取り目を剥く。 『双葉学園諜報局。超常問題対策課。人外係。双葉区担当。阿頼耶天良』 そこにはそんな随分と長々とした肩書が書かれていた。 「阿頼耶さん。あなたは一体……」 「そこに書かれている通りですよ。子供受けする言い方をすればプロのラルヴァハンターってところですかね。もっとも、俺は当局の中でもまだ新人で、一番の小者ってやつですけれどね」 冗談ともつかないことを言い、阿頼耶は扇子で自分を煽いでいた。 「ラルヴァハンター……」 ラルヴァなのにラルヴァを狩る、ということなのだろうか。一重にラルヴァと言ってもその種族は数万以上に渡り、まだ確認されていない種族もいるので、同種族以外は仲間意識がないのだろう。同じ哺乳類でもライオンがシマウマを狩るのと一緒。人が、人を狩るのと一緒なのかもしれない。 「だから、何かあるのならばお話下さい。何か秘密をお抱えなら、情報は必ず秘匿しますぜ。そして貴女が抱えている問題も、絶対に解決させます」 吸い込まれるような神秘的な瞳を持つ阿頼耶に見つめられ、早苗は彼の言葉にすがりたくなってきた。このどうしようもない不安を、一人で抱え込んでいたらいずれ心が壊れてしまいそうである。 双葉学園直属のラルヴァハンター。それが本当なら、彼に相談してみようと早苗は思った。 早苗は躊躇しながらも、胸ポケットから手紙を取り出す。 「これが今朝、ポストに入っていたんです。でもこれは悪戯だと思って、捨てようと思っていたんですが……」 脅迫状の手紙を手にした阿頼耶は何を思ったのか舌を出し、ぺろりと手紙の文字を舐めだした。早苗はぎょっとする。 「これは、血文字ですね。だけどやっぱり人間の血じゃない」 「え?」 「言ったでしょう。怪異の臭いがするって。これを書いたのは人間ではなくラルヴァだ。しかも血からは凄まじい呪いの味がします」 「の、呪いの味? そんな、私たち誰かにそこまで恨まれるような――」 いや、心当たりはあり過ぎる。少なくとも今までもこうした脅迫状は多く来た。しかも夫が阿頼耶のようなラルヴァを排斥しようと考えているからだ、なんて言えるわけがなかった。 「誰かに恨みを買わない人間なんてこの世には存在しませんぜ早苗さん。それがどれだけ理不尽な逆恨みであろうと、人間であろうと人外であろうと、誰かに恨まれて生きていくんですから」 「で、でも。その脅迫状はなんだか変なんです。文章を読んでください。『子供を奪いに行く』と書かれていますけど、私たち夫婦の間に子供はいないんです」 「……ほう」 阿頼耶は手紙をためつすがめつ眺め、しばらく考え込んだ。 「確かに文面だけ見れば悪質な悪戯のようですが、ラルヴァが血文字で書いたとなるとどうにも気にかかるな。しばらくこの手紙を預かってもよろしいですか?」 「ええ。大丈夫です。でも、この脅迫状のことは誰にも言うなって主人から言われていて……」 「言ったでしょう。情報は秘匿します。呪詛を込めるようなラルヴァ問題は人間同士の問題以上にやっかいで複雑なものですからね。妬み嫉みや愛憎が絡んできます。知られたくないこともあるでしょう。だから俺みたいな単独で行動するラルヴァハンターが成り立つんです」 脅迫状をしまい込み、阿頼耶は席を立った。 「必ず俺が貴女をお助けします。例え人妻であろうと、女性の救いになることが俺の生きがいですから」 その優しくも怪しげな微笑に、早苗はじんっと自身の女の部分が疼くのを感じた。 三 飛縁魔。 または縁障女《えんしょうじょ》とも呼ばれるように、本来飛縁魔は絶世の美女の姿をした妖怪である。 その美貌で男を堕落させ、家を没落させ、最後には命まで奪う。確認されている限り、江戸時代から存在していると思われる。 飛縁魔は本来、男を利用し陥れるだけだが、稀に男との間に子を設けることがある。その間に生まれた人間と飛縁魔の子供からは男児が生まれ、その男児は飛縁魔としての特性を受け継ぎ、異性を魅了する存在へと育つ。 その希少な男の飛縁魔が、阿頼耶天良である。 その名前も双葉学園に来てからつけられた名前で、それまで彼には名前が無かった。 阿頼耶は群馬の山奥にある、まだ古い風習の残る寒村に生を受けた。 飛縁魔である母親は彼を生んだ後姿を消し、父親は物心つく前に病死した。両親をすぐに失い、名も与えられずに村で生きていた阿頼耶は“それ”と呼ばれることが一番多かっただろう。 自分が魔の存在であることは、己の肉体を見れば一目瞭然である。顔は女を見惚れさせるほどに美しいが、彼の肉体には無数の小さな目玉や、牙が生えている。普段人から見えない部分は完全に異形そのものだった。そんな阿頼耶は、化物として村人に忌み嫌われていた。 ほどなくして阿頼耶は村から追いだされ、浮浪児として生活している所を奇形児の男娼として売られた。幼いながらも顔は美しく、体は異形というアンバランスさに惹かれるものも多く、阿頼耶は女性客を取っていた。その男娼窟が潰れた後は、資産家の女にツバメとして囲われもした。飛縁魔としての特性なのか、彼に関わった女性はどれも不幸になっていったが、阿頼耶は十歳までそれを繰り返して生き延びてきた。 そんな地獄のような日々は双葉学園からやってきたある女性によって救われた。 ラルヴァを保護する任務に当たっていた彼女が、阿頼耶を助け出し、名を与えたのだ。彼女にとってはただの仕事でしかなかったかもしれないが、阿頼耶にとって彼女はかけがえのない恩人である。 その時初めて、阿頼耶は女性が持つ本当の優しさを知った。 ――だから俺は、これからの人生を女性に捧げると決めたんだ。 それから彼は他の困っている女性を放ってはおけなくなったのだ。不思議とこの双葉の土地では様々な作用が働き、阿頼耶の飛縁魔としての特性も発動せず、女性を不幸にすることはない。 だから今までの分まで女性を幸せに導こうと、阿頼耶は双葉学園の高等部を卒業した後すぐに超常問題対策課へと就職した。そしていずれは愛すべき女性を見つけ、幸せな家庭を作ることが阿頼耶の人生の目標であった。 それ故に、今回も早苗のために阿頼耶は奔走していた。 正規の仕事ではないので報酬も出ない。だが、それでも阿頼耶は早苗の頼みを聞き、誰にもこのことを話すことなく解決しようと思った。 まずは早苗と野々村に恨みを抱いている者を探すべく、阿頼耶は情報収取のために街を歩いた。少し調べてわかったが、早苗の夫は反ラルヴァ主義者の研究者らしい。それならばラルヴァに恨みを抱かれてもおかしくはない。 「けどなぁ」 脅迫状を見つめながらボリボリと阿頼耶は頭を掻く。この脅迫状の『子供を奪いに行く』という文面はやはりおかしい。血文字に含まれた呪詛の念から、これがただの悪戯で書かれたものとは思えない。明らかに殺意を感じる。 この手紙の差出人の狙いがいもしない『子供』ならば、少なくとも早苗や野々村が狙われることはないだろうか。だがこの文面の通りに犯人が行動を起こすとは限らない。 手紙には『今日の晩』と書かれている。 夜まで時間はあとわずかだ。最悪早苗の身を守るために、護衛として寝ずの番をすることになるだろう。例え今正体がわからなくても、敵が早苗を襲いに来るとしたら、その時になればわかる。 「深く考え込んでも仕方ねえかもしれねえな」 そうしているうちに、阿頼耶は人気の少ない、鉄橋の真下にやってきていた。周囲はまだ昼だというのに薄暗く、排水溝から洩れず水が、ピチョンピチョンと音を立てているだけである。 なぜ自分はこんな寂しい場所に足を踏み入れてしまったのだろう。無意識のうちに足がここへ向いていた。 まるで誰かに操られているように―― 「……しまった、誘われたか!」 脅迫状を持っていたことが仇となった。呪詛の手紙から、阿頼耶の気配を逆探知していたのかもしれない。阿頼耶は敵の誘導によって助けの来ない狭い場所へ追いやられたことにようやく気付く。 「どこだ。敵はどこから来る……」 阿頼耶は襲撃に備え周囲を見渡した。だが周囲には誰もいない。気配もない。ただフェンスの上からカラスがこちらをじっと見ているだけだ。 「カアカア!」 カラスがクチバシを大きく上げて鳴きだした。 それに呼応するように、仲間のカラスが一匹、また一匹と集まってくる。どうやらここはカラスの集会場らしい。 カラスはどんどん増えてき、異様な光景が広がっていく。 まるで双葉区中のカラスがここに集まっているかのように、空からカラスが降りてくる。そして再びカラスが雄たけびを上げた瞬間、無数のカラスたちは黒い塊となり、阿頼耶へ向かって飛翔した。 激しい羽ばたき音を響かせ、カラスたちはクチバシを尖らせながら阿頼耶へと突貫する。阿頼耶はジャケットを振り乱し、防ごうとするが、カラスたちのクチバシは容赦なく阿頼耶の身体に突き刺さってくる。 「ぐぅ……」 一体なぜカラスたちが自分を襲ってくるのだろうか。カラスはもう一度突貫を繰り返すために一度阿頼耶から距離を取り直す。その間にふと、手に持っていた脅迫状が蠢くのを阿頼耶は見る。 『邪魔をするな』 脅迫状の血の文字は、そんな言葉に変化していた。 どうやらあのカラスもこの脅迫状の主の仕業らしい。カラスを操るとはいったい相手は何者だろうか。阿頼耶は防戦一方になりながらも頭を巡らせる。 だが考えている暇もなく、黒の羽によって視界は遮られ、阿頼耶は串刺しになった。鮮血が飛び散り、阿頼耶の苦痛の絶叫が虚しく響く。 「ぐう……殺生は出来る限りしたくなかったんだがな……仕方ない。悪く思うなよ、カラスたちよ」 阿頼耶は手を覆っている黒手袋を脱ぎ捨てた。それは阿頼耶の力を押さえこんでいる拘束具の一つである。 そして飛びかかってくる一匹のカラスに向かって、掌を叩きつけた。 「ギギャアアアァ」 阿頼耶の手からスパークが起きた。青白い輝きは、バリバリと凄まじい音を立てていく。だがこれは電撃ではない。生命の灯が、爆ぜている音と輝きだ。それと同時に、カラスによって負わされた阿頼耶の傷が、わずかに塞がる。 これが飛縁魔としての阿頼耶の異能――“生命力吸収《エナジードレイン》”である。 飛縁魔は淫魔《サキュバス》と近しい存在だ。飛縁魔は触れるだけで生気を直に吸い取ることができる。だがカラス一匹の生命力では、血を止めることが精いっぱいで、傷を治すまでには至らない。未だにクチバシで刺された痛みが、阿頼耶の身体を支配している。 「来いよ。全員吸い尽くしてやるぜ」 阿頼耶は飛んでくるカラスたちに一匹一匹狙いを定め、エナジードレインを使いながら叩き落としていく。 だがそれでもこの数相手には手が回らず、一匹倒すたびに、十の怪我を阿頼耶は負っていた。消耗戦である。 だが最後の一匹を叩き落とし、阿頼耶はようやく事が済んだとその場に膝をつく。 阿頼耶の周囲には、数十匹のカラスの死骸が落ちている。大量の黒い羽が舞い落ち、異様な光景を作っていた。 「はぁはぁ……こいつぁ、動物保護団体にでも怒られるかもしれねえなぁ」 苦痛を誤魔化すように、阿頼耶は誰が聞いているわけでもないのに軽口を漏らす。だが実際ギリギリだった。野性の鳥のクチバシというものは、思ったよりも鋭く、不規則なカラスの動きを見切ることは不可能だった。何度眼球を抉られそうになったかわからない。 動けるようになるまで少し座っていよう、そう思っていたが、そうもいかないことに、阿頼耶は空を見上げて理解する。 真っ黒な巨大な塊が、空からこちらへ向かってやってきていた。 近づくにつれそれが何か分かる。百匹近い、カラスの群れだ。 「おいおい。冗談じゃあねえ」 阿頼耶は顔を青くしながらも、帽子の埃をパンパンっと落として被り直す。そしてカラスと対峙するように、ゆっくりと立ちあがった。 後編 トップに戻る 作品保管庫に戻る
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つまり巫女さんは可愛い 解説 16人の可愛い巫女さんが戦うシングルトーナメント 時間無制限・2ラウンド先取・ダブルチルノとルールはごく普通である。 ルールはごく普通である。 1動画につき8試合が収録されており、上中下の3本で完結するので比較的すぐ見れる。 ただし、全部一気に見て胸焼けしたら簡便な! 人選はMUGENでごく一般的な巫女さん…の皮を被った何かが多い。 うp主がアレンジじゃないキャラをあまり持っていないのでしょうがない。 巫女さんを愛でる大会なので調整はほとんどしていないが、2人程オワタ式となっている。 きゅーとな巫女さんたち レラ (レラ草四郎時貞) ミナ (兇國真鏡名ミ旺) 霊夢 (BS霊夢) 旧霊夢 (takoz氏のパッチを使用) 羽衣乃 一二三 先代 早苗 (早苗 Type-M) ミヅキ (パピーの邪神アンブロジァモード) リムルル (3㌶氏製作のリムルル) ちづる (possibility of Chizuru) 雪姉 (原作再現の雪姉さん) 舞織 (マオリ・ハワード) シェリル ナコルル (エス氏製作ナコルル) 扇奈 (魔剣士扇奈) 関連大会 作品別風タッグリーグ【原作再現】 今度は多分作品別タッグリーグ【やや珍しめ】 今回はジャンル対抗だよ!タッグリーグ【かくとう?】 チーム対抗さいきょう武器決定戦OP[凶凶狂狂]( OP ) 初心に帰ってふつうの作品別チームリーグ あまり見ない作品別チームリーグ【やや珍しめ】 多分2度と開かれない!販売企業別チームリーグ コメント 始まって終わったので、とりあえずページ作成しました。巫女トナメはそのうちまたやるかも。 -- sight (2010-06-23 15 52 45) 作成乙。と言いたいところだけれど、ページ名に「下」は入れなくて良かったんでない? -- 名無しさん (2010-06-23 16 23 45) 早苗は巫女じゃねーぞにわか。 -- 名無しさん (2010-06-23 17 20 24) ↑本人が「巫女のようなもの」と言ってるぞにわか。 -- 名無しさん (2010-06-23 17 27 41) すごい巫女達だwww -- 名無しさん (2010-06-23 18 04 31) う~む、巫女さんの定義を共通認識として定義してないのはまずかったですかね。この大会の巫女さんは「神に仕える女性」ってくらいの意味です。なので神道の一般的な巫女だけでなく、諏訪大社の専門職である風祝はもちろんアイヌ巫女や琉球王国の神女、シェリルのような外国の風の巫女も含んでおります。長田通倫先生の風祝歌考によれば、風祝も元は巫女の一種だったそうですけど、神道巫女さん原理主義の方とかが一緒にすると怒るのはごもっともですね。ごめんなさい。 -- sight (2010-06-23 18 13 46) まぁ風祝は烏に巫女扱いされたりするし。 っていうか、そういう細かい問題じゃない -- 名無しさん (2010-06-23 18 22 02) つまり「早苗は巫女じゃねーぞにわか。」と言ってたやつが一番のにわかだったということですね。これはひどいw -- 名無しさん (2010-06-23 18 27 19) むしろ早苗さんなんかより、あの霊夢とちづるの方が巫女じゃないだろ -- 名無しさん (2010-06-23 19 35 28) あれ?巫女ってなんだっけ・・・ -- 名無しさん (2010-06-23 20 53 21) 鬼だよ -- 名無しさん (2010-06-23 22 13 35) 面白いのになぜこんなに殺伐としている…… それはともかく一二三大会初出場おめ -- 名無しさん (2010-06-23 23 50 04) この大会に出場している舞織はwikiに未掲載のようですね。詳細ご存知の方は加筆プリーズ。 -- 名無しさん (2010-06-24 00 50 20) マオリの詳細はうp主のキャラ作成のほうのマイリスを見ればわかるよ! -- 名無しさん (2010-06-24 14 27 17) 青山桃子はいづこに… -- 名無しさん (2010-06-24 15 05 53) 一つ言いたいことは「誰得?」なんて言うほどマイナーな萌え要素じゃないということだ -- 名無しさん (2010-06-24 16 32 52) つぐみは・・ -- 名無しさん (2010-06-24 19 53 34) ↑↑いや、誰得なのは巫女じゃなくて大半が巫女の皮かぶった何かだと思うし、旧霊夢は全力でおかしいだろw -- 名無しさん (2010-06-24 20 05 15) 凄いな・・・まともな巫女が一人も居ない・・・wwwww -- 名無しさん (2010-06-24 20 34 03) 今回出てない巫女さんはいつかやる予定の、「みんな大好き巫女トナメ」に乞うご期待。それはそうと、おまけうpしました。巫女さんっぽさは投げ捨てるもの。 -- sight (2010-06-25 03 07 28) 続編来てたwww -- 名無しさん (2010-06-25 11 50 21) 続編を見てきたが・・・なぁにこれぇ -- 名無しさん (2010-06-25 11 56 42) 以前あったページにもあったがまともな巫女さんはそもそも格闘しないw -- 名無しさん (2010-06-26 09 20 05) なんかミヅキ様のところに行こうとしたらワンチャンに飛ばされるでござる(つД`) -- 名無しさん (2010-06-26 13 55 53) 見てみたら普通の大会期待した俺が馬鹿だった -- 名無しさん (2010-06-26 14 10 10) 巫女とは何か、そんなことを考えさせられる大会でした -- 名無しさん (2010-06-26 22 24 26) 名前 コメント マイリスト
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[部分編集] 十三年間の生き証人 十三年間の生き証人 元木早苗(もとき さなえ) 概要学怖 学怖S 四八 アパシー・シリーズおっとり大和撫子であり、したたかな天然美少女 「倉田・福沢・坂上」との関係 オカルト同好会と彼女の能力 最終版 AMC1 学恋 学恋2 特別編 学恋V 流神A 小学怖 新生 ドラマCD 学恋4 秘密 鳴七 稲in [部分編集] 元木早苗(もとき さなえ) 登場作品:学怖,学怖S,AMC1,学恋,学恋2,特,学恋V,流神A,最終,新生,ドラマCD,学恋4,秘密,鳴七,稲in 声(CV):空賀花/河野ひより 二つ名:おばあちゃんと一緒,など 種族:人間(能力者)他 年齢/誕生日:15歳/3月15日 身体:150cm/?kg ♀ A型 能力:先祖の霊が憑依しており、その力を借りる。 好きな/嫌いな食べ物 ココア、お茶漬け/なし 関連人物:福沢玲子《友人》,神田拓郎《噂》,倉田恵美《親友》,坂上修一《恋心》,古間篤生《先輩》,倉持千夏《姪》,元木香苗《娘》,元木葉苗《母》,恩師様《?》,安条ミルク 関連用語:エクトプラズム《能力》,オカルト同好会,語り部《所属》,あばばばば [部分編集] 概要 いわゆるクラスに一人はいるかもしれない不思議系霊感少女。その属性や容姿などは非常に多岐に渡るため、追って記述する。 交友の幅自体は狭いものの、初登場作品の『学怖(S)』では福沢玲子の友人、それ以降ではまた異なった人物と友好関係を築いており、その友人の口または紹介などによって話の展開に絡んでくる。 ちなみに登場人物をあまた擁する『学怖(S)』では一部例外を除けば複数の話に登場する者は限られている。 彼女はその例外であり、シリーズでは「日野貞夫」や「黒木先生」らと並んで語り部に次ぐ存在感を放つ準レギュラー格の立ち位置で定着している。 根っこは普通の女の子であって人並みに恋もするのだが、感性に独特な部分があり同じく変人を惹きつける傾向にあるようだ。 のちの「アパシー・シリーズ」の進行につれ付け足されていった設定も多いが、霊視能力などのほか「エクトプラズム」の力を借りる特殊能力を持っている点に関してはほぼ揺るぎないとされる。プロフィールなど同様の基本設定と言って差し支えないだろう。 [部分編集] 学怖 福沢一話、福沢四話、隠しシナリオに登場。 初登場作品。 クラスメート兼友人の「福沢玲子」の口から彼女の人となりや具合的なエピソードが語られ、本人登場という流れになることも。 数々のシナリオに登場しても、しょせんは福沢を介した噂に過ぎないと侮っていたところへ満を持して本人が登場する衝撃は計り知れない。このことこそが彼女の存在感を後世まで語り継ぐうえでの主因になったことが推測できる。 そんな元木早苗は基本的には善良な人物であり、一般人とは隔絶した特殊能力を悪用することもない。 ただ、良かれと思った判断の結果、恐ろしいことを起こすことも展開によってはしばしばであったりする。 また、向けられる悪意に鈍いだけで別に頭が悪いわけではないため、本当に自分を害する局面では冷徹に対処することも。 ……確かに元木早苗は一般人から見てピントがずれた思考を持つ天然ちゃんであるのだろう。 ただ、そんな人物こそが周りが思っているよりずっと深いところで考えているということもよくあることである。 福沢一話「同級生・早苗の奇怪な行動」。 福沢にとっては機先のジャブとばかりに繰り出される話だが、表題通りに「元木早苗」の活躍と秘密について端的に触れられる。 このシナリオ中ではどちらかといえば、不思議系(電波系)な言動が注目されている。調理実習中、包丁片手に物騒なことを言ったり、弁当を食べる前に休み時間の半分を使ったお祈りをしたり、時折啓示染みた予言を行ったりと様々な奇行が目立つ。 それでもいじめられていないのは、同性が認める容姿や意外な頭の良さ、何よりどこか憎めない雰囲気だろうか。結局はどのクラスにでも一人はいる、良い意味でも悪い意味でも一目置かれるタイプなのかも知れない。 なお、彼女の秘密は追加分岐分を含めても、「『ケツ』に絡めた変な儀式を行っている」と「口内に何か得体の知れないものがある」の二種類に大別される。いずれも多様な内容だが、特に有力なものは前述した通りの「口の中にエクトプラズム」だろう。 詳細については、のちの作品の中でも披露される機会には大きく恵まれていることもあって後述する。 福沢四話「旧校舎の十三階段」。 福沢さんが旧校舎で「十三階段」の儀式を行った際の同行者のひとりとして彼女の存在が語られている。 もうひとりの同行者である「染谷洋子」が変な子であるという触れ込みのわりに(オチ担当ではあるが)意外と普通の子であるため、話の中で目立つのは「すごい変な子」と振られている早苗ちゃんの方である。 (執筆者募集中) 隠しシナリオ「早苗は僕の婚約者」。 元木早苗が「七人目」? として集会の席に姿を現したかと思いきや、本来の運命で想定される七人目の来訪者は「神田拓郎」である。その神田さんは非業かはともかく無念の死を遂げたことで、首なしの亡霊となって新聞部部室に間もなく現れるのだという。 出席者である六人の語り部のうち誰かが手を下したか、間接的に死に追いやったのかは定かではないが、失った首の代わりに誰かの首を取りに神田さんが現れるのは確定である。このままでは出席者の身が危ないので早苗ちゃんが助けに来てくれたのだという。 もっといえば、自分がこの場に現れたのはご先祖様からもらった言葉を手掛かりであり、「主人公(男)」と自分は将来結婚する予定だから助けにきたというもっとぶっ飛んだ理由も同時に明かされたわけである。 あまりの唐突さの上によくわからない理由を重ねた愛の告白をされても主人公としては面食らうしかないわけだが、誠実に接するが吉である。事前に知った話の通りに、ただものではなさ、頼もしさを発揮して犠牲者ゼロで切り抜けることができたりする。 基本的には主人公と彼女とのロマンスのはじまりで終わらせることができるあたり、彼女のスペックの高さがうかがえるだろう。 ただ、このシナリオは「神田拓郎」を巡る意外な人間関係とドロドロさを味わう側面が大きく、そちらがメインという意見もある。同時にこのシナリオこそが真の福沢七話と語られる主因が「元木早苗」の存在そのものにあることも言うまでもないだろう。 ちなみに製品版の福沢七話が本来想定された規模から急遽差し替えを食らったことで、一本道の掌編になってしまっている。 外見については先に述べたとおり。他者に辛辣な福沢が可愛いとの評価を下すほどだが、『学怖』では中途の話で彼女の姿が露にされることはなく、隠しシナリオではじめて明らかにされた。 ただ、その立ち絵が表情の変化なしの真正面を見据えたカットのみで、しかもほかの語り部と比較してもかなり巨大である。 筆者も浅薄につき存じないが、髪型もアフロヘアーのような大ボリュームであったりと、とにかく強烈な第一印象だった。 [部分編集] 学怖S 髪がポニーテールですっきりまとめられ、万人がかわいさを認める美少女となっている。えくぼが可愛い。 反面、既存シナリオの追加分岐では基本設定に留まることがなく、さらなる奇行に打って出ることが多い。 その場合の「元木早苗」は超越者というよりは年頃の女の子らしいキャラ付けが強まっているのが特徴である。 福沢一話「同級生・早苗の奇怪な行動」。 『学怖S』追加分岐。 昔のマンガみたいな設定で現れたり、思いつめるあまり独善に走ったりと「ケツ」関連でかなりかっ飛んだ行動に出る。 そのため、福沢は事実をそのまま語っているだけのハズなのに、どうにもこうにもふざけているとしか思えない。 反面、話が悪い方向に転がった場合の結末は本当に悪いままであったりする。 福沢四話「旧校舎の十三階段」。 『学怖S』追加分岐。 (執筆者募集中) 隠しシナリオ「早苗は僕の婚約者」。 『学怖S』追加分岐。 福沢を筆頭とした語り部たちの危険性がバッドエンドなどの追加によって跳ね上がったという都合もあり、相対的に弱体化した。 彼女の尽力によって犠牲者ゼロで事態が解決することの方が多いのだが、果たせずに泣き出してしまうことがあったりもする。 また、誠実に尽くした場合であっても主人公の魂を自分の口内に取り込んでしまうエンドが用意された。 これは、これこそが一緒になることだと思い込んでいたから本人としてはなんら問題なし――、という彼女なりの特殊な死生観に基づくバッドエンドである。 「元木早苗」が善良なだけでなく、時には無垢さに起因して無自覚な身勝手さを発揮するという側面を持つことを知る上で見逃せないエピソードともいえるだろう。常人と比べた価値観のズレは方向性は違うにせよ、のちのシリーズにも反映されることになる。 福沢二話「奇妙な盗難事件」に登場。 浮世離れしている彼女のこと、「一年G組」で多発していた盗難事件とそれを機に巻き起こるクラス内の男女対立については関わることはなかったようである。 一方で事件の核心を言い当てているかのような意味深な言葉を発したり、幕引きが「島田」くんの犠牲で終わってしまった場合は泣いてしまったりする。言うなら底知れなさと年相応の少女らしさを両方兼ね揃えたエピソードのひとつといえる。 いずれにせよ福沢四話と同じく、元木さん自身のヘンな子っぷり片鱗とどまりであり、詳しく知りたいならまた次の機会にね? といったところだろう。 [部分編集] 四八 『四八』では福沢の友人として、メールや世間話で語られるのみで顔見せはない。先のエピソードの幾つかが引用され、不思議ちゃんぶりが健在であることが明らかにされた。 [部分編集] アパシー・シリーズ シリーズ始動以後の彼女の性格は今までとは異なった印象のものになっている。 ただし『新生』以前と以後では方向性が大きく違う。 その上、新たに担うことになった役割が多岐に渡るので項目を細分化して語る形になるがご容赦いただきたい。 また、生家の「元木家」が霊能力者の家系であるという示唆もシリーズの進捗につれて得られるようになっていった。 子世代と親世代の相互交流がシリーズの芯部に据えられるようになると、姪「倉持千夏」、娘「元木香苗」、母「元木葉苗」など数多くの親族が作品によっては顔を出すようになる。 現状では女性のみの出演だが、度合いの程は違えど奇矯な言動が周囲に奇異の目で見られつつも、少数の理解者を得ておりどことなく愛されているという点では共通している。 実はプロフィールが変更されたキャラである。 「七転び八転がり」の初期路線における決定版タイトル『完全版』発表に伴い発表された資料では6月22日生まれの158㎝となっていたが「応援本2」以降の資料では上記のものに変更されている。年齢との兼ね合いが原因と思われるが、詳細は不明。 余談だが、好物の欄にある「ココア」は「旧作」において隠れて舐めていたことからの由来と思われる。 [部分編集] おっとり大和撫子であり、したたかな天然美少女 一番の変更点は性格で、シリーズ始動後の彼女は『学怖(S)』での電波は(しばらく)なりを潜めていた。 一言で言うなら「よいこ」と言うべきものに変化を遂げている。 また、趣味嗜好はご先祖様たちとの関係性を活かして古風なうえ、やや世間知らずな良家のお嬢さんといった風のキャラ付けが強められた。『AMC1』等で片鱗を見せたが、自身の特性を活かして心霊話や昔話系の怪談を得意としているようだ。 『AMC1』以降は礼儀正しく、先祖を敬い、恥じらうところが可愛らしい癒し系で、何より常識人として描かれていた。 この変更は旧来の性格が動かし辛かったのが原因のひとつだろうが、何よりヒロインとしての役割を持つに関わらず、アクの強い倉田恵美をサポートするという役目が与えられたためと思われる。 外見も『学怖S』を踏襲した「ポニーテール」でおとなしめの印象のものになっている。 一方で『新生』以後は天然ボケキャラとしての性格の方が強調されている。対人距離にも疎く、同性異性問わずに「ハグ」を好意と友情の証として行うこともあるなど、周囲を困惑させる奇行や迷言には事欠かない。 「ヘンな子」としてのベクトルは違うにしてもある意味「原点回帰」に狙ったキャラクターと言えないこともない。会話の調子も微妙にほわほわしており、テンポがゆっくりだったりよくわからない脱線が入ったりと聞き手としてもツッコミの手を入れづらい。 ただし、よく考えてみれば彼女の話の着地点自体はえげつなかったりする。本人はいたって平和な感想しか述べないので騙されがちだが、ある意味風間さんに通じる曲者といえる。 その上、本人が気づいているか気づいていないのか聞き手として解釈の余地が分かれる解釈の分かれる怖さまで備えてたりする。 外見上は『学怖』のイメージを拾ったのか、ウェービーな髪形やそばかすの散った純朴な印象が強調されている。微妙に垢抜けないながら可愛い女の子という感想自体は間違いなく拾えるのだが。 [部分編集] 「倉田・福沢・坂上」との関係 彼女の親友ポジションは基本的には倉田恵美が就いているが、従来通り福沢玲子とも親友とされることも多い。 当初は『最終版』におけるルート次第では福沢と仲が良いと予告されていたが『新生』以後のシリーズ再編によって設定の固定化は放棄された感もある。 現状では「作品」ごとに基本設定が違い、出たとこ勝負というのが正直なところだろう。 『AMC1』後しばらくは「殺人クラブ」所属で嬉々として元木さんを狩りにかかる凶悪な福沢のイメージがついているので勘違いされがちではあるが。 なんにせよ彼女にとって「友達」という言葉が大きな要素を持っているのは「旧作」と同じ。 特殊な能力(後述)ゆえにクラスから浮いている中、倉田恵美(と福沢や坂上)だけが他と変わらず接してくれているということになっている。 コミカルな作風の作品という断り書きはつくが、親友の言葉を盲信する傾向にあり、(特に倉田には)微妙に利用されていいように使われがちな傾向にある。友人たちも初心な彼女に何事かを吹き込んでは楽しんでいるのだろうか。 倉田恵美とは同人制作の趣味まで共有する仲であり、倉田の執筆に対する作画でサポートしていることも。 同人活動については、本当に理解しつつやっているかは疑問であるが、『学恋』では創作方針の違いで対立する一幕や『AMC1』では一緒にプロデビューしてしまうEDが存在するなど、次第にのめりこんでいっているのが分かる。 常に天然ボケ気味の坂上との掛け合いに比べると、まだ常識的な範囲だが、悪い意味で流されやすい。ツッコミに回るには押しの弱い性格が邪魔をして、彼女の暴走を止めきれていない節がある。 「旧作」と同じく坂上に好意を抱いている点は同じだが、おそらくは自分の意思(当初から好意を抱いた状態ではじまるため、そのきっかけは不明)で彼に惹かれている。自分の想いを伝えられず、一時代前の乙女のような忍ぶ恋をしている点でも異なる。 [部分編集] オカルト同好会と彼女の能力 オカルト同好会の会員としての職務が与えられたことも大きく注目すべきポイントである。 「殺人クラブ」や「七不思議の集会」と言う鳴神最大の謎の渦中に居合わせており、その結果として先輩を失う中、1997年度の会長を務めるなど、芯の強さが明らかにされた。 また、『2008』の語り部のひとりでもある姪(姉の子)の倉持千夏が登場するなど、再登場のための種は多く蒔かれている。 これは1995年から2008年までの空白の時間帯を繋ぐ生き証人としての役割も求められたためか。 ある意味、「旧作」に見られた電波系の性格やイタコめいた能力は姪の倉持千夏にある程度受け継がれ、彼女は代わりの役割を見つけ出したのかも知れない。 彼女もオカルト同好会の会員である以上、当然ながら特殊能力を持っているが、これは「旧作」を織り交ぜながら説明する。 彼女の能力とは何世代にも渡る、無数の先祖霊(数代前からおそらくは何百年も前まで)を体の中に住まわせる(憑依させる)能力である。分かりやすい例としては「旧作」においては口の中を覗けば、多くの人面が見て取れた。メタリカ で、ご先祖様たちも割と好き勝手やっているようで、かわいい子孫の体面などどこ吹く風でぺちゃくちゃ喋くっていたり、寝ているときに勝手に抜け出したりしている。クラスから浮く原因も主としてここである。 単に「アパシー」で表面化したと言えるだけで、「旧作」でも実際そうだったのかもしれない。 しかし、どちらにせよ彼女はあまり気にせず、むしろ敬い感謝しているようである。彼女の古風な性格は幼少の頃からご先祖様たちに導かれる中で形成されたものとも言え、物理的にも救われるすらあるのだから当然かも知れない。 必然的に古典や漢文などの教科には強くなり、日常的に俳諧を楽しむほどらしい。 彼女の能力は霊を住まわせると記述したが、実際は口の中からエクトプラズムの形で吐き出すことによって、あらゆるものを退けることが出来るというものである。当然、霊体には効果覿面で、一部展開を除き見事に退けている。また、生身の「殺人クラブ」相手でも見事勝利し、下級悪魔の大川すら滅するには届かないものの退けることが出来るなど、そのスペックは高い。 しかし、肝心な時に役に立たないことも多い。彼女本人がただの少女であり、動転した時はまったくどうしようもなくなるためである。また、吐き出すまでのタイムラグや吐き出している間は意識を失ってしまうと言うデメリットも見逃せない。 むしろ、普段の生活の中で恩恵を受けることの方が多いのかも知れない。「旧作」で言うなら霊には距離など関係なく、人の目になど留まらず情報を拾ってきてくれる上、死体処理までこなしてくれた。また、『AMC1』ではどうやってか、とうとう漫画を描くと言うことまでも。 また、彼女がショックを受けた時、唐突に飛び出してきてはショックを与えた対象に釘を刺しては戻っていくと言った掛け合いを行い、これは彼女の天丼ギャグとして定着しつつある。 なお、ご先祖様は群体であるため、個々の個性は薄いように見せて、「おばあちゃん」が度々登場する。先に挙げたツッコミもおばあちゃんが行い、その溢れんばかりの孫への愛、過保護っぷりを見せてくれるだろう。 ちなみに「旧作」におけるグラフィックは霊に死んだ時の歳は関係ないのか、それとも夭折したのか若く美しい女性の顔だったが、アパシー・シリーズでは終始一貫して老婆の顔で表現されている。 [部分編集] 最終版 『最終版』生徒編に登場。 鳴神学園の有名妖怪「逆さ女」と対峙することになる。 正確には彼女のはとこである「長谷部勇介」に紹介されて、長谷部くんの彼女である「高坂まどか」の守護に回るという形で。 そこからの展開は実にまちまち、元木さん自身がかわいい女の子ということもあって高坂さんの悋気を刺激してロクでもないことになったりする。片やご先祖様の力は圧倒的で逆さ女を情けなく退散させたりもする。はとこに花を持たせたりもすることもある。 分岐ごとに設定がある程度変動するといえばそれまでだが、頼りになるならないの振れ幅が大きいのが彼女と言えるだろう。 [部分編集] AMC1 主人公「倉田恵美」と下校を共にする親友関係ということもあって五つのルートに渡って登場するなど出番は多い。 親友から向けられる友情に打算込みの黒い下心が混じっていると知る由もなく、けなげに彼女に尽くすが……。 シリーズ始動後の初出演作ということもあって、異様なテンションの親友に対するおずおずとしたツッコミ役、上記の「同人制作趣味」の共有、能力を抜きにすれば普通のよいこ、など『新生』以前における彼女の性格はここでほとんど固まったとみていいだろう。 「本編」ルート。 すべての分岐シナリオの起点となるルートである。 エクトプラズムを吐き出す特殊能力を披露したり、坂上への恋心をからかわれ赤面したりと基本設定の多くはここで提示される。 ただし、こんな重要そうな子が不意に射殺されてドタバタ劇が始まってしまうことに驚くプレイヤーも多いだろう。このゲームのこのシナリオの特色・雰囲気を示す挨拶代わりの「元木早苗」突然の死ともいえる、かもしれない。 「同人誌執筆」ルート。 「同人誌執筆」のお手伝いにかこつけて実際は坂上くんを毒殺するために自宅に招いた倉田恵美さんにやはり同伴する。 当初は小説担当の倉田さん、それに挿画を付けるイラスト担当の元木さんという分業体制を敷いていた、 そこにお手伝い要因としてずぶの素人・坂上修一を加えた結果どう話が転がるかという線と、毒入りジュースの出来栄えという線のふたつのラインがたいして交わらずに並行して展開し、殺人クラブが忘れ去られるのがこのルートの特徴である。 親友の滅茶苦茶なノリと勢いに振り回されるばかりで大して意志表示が出来ず、下手人倉田恵美による坂上の死を呆然と見送ることしかできなかったりする元木さんだが、坂上くんとなんだか甘酸っぱい関係になれたりとハッピーエンドは結構多めである。 むしろ倉田恵美のノリが空回りしていたり、彼女のあずかり知らぬところで凶行を働いているのに知らないギャップ、二人の掛け合いというより温度差を知ることが出来るのがこのルートの特色といえる。 また、漫画家として坂上も加えたトリオで大人になった時には共に大成していたり、そこで未来の時間軸を描くことによって倉持千夏を客演させたりと、攻略本にもある通り以降の作品に向けた伏線を張ったこのルートの重要性は意外と高かったりする。 「旧校舎探索」ルート。 旧校舎に埋蔵金が隠されているという話に騙された倉田恵美さん。 元木さんはそんな彼女に輪にかけて騙された坂上くんと合わせ三人一緒で旧校舎を探索する。 元木さん自身は親友のノリにかろうじてツッコむ坂上くんより押しの弱い指摘をしつつ、一同は大変なものを掘り出してしまうのだった。爆発オチには流石に対応できなかったものの、発掘したモノによっては霊的な感受性の強さを見せている。 「新語り部集結」ルート。 日野貞夫が用意した「語り部」たちに対抗すべくノリと勢いで倉田恵美がその辺から集めてきた語り部の一人。というか、最初から行動を共にしていただけあっていのいちに名前が挙がったのが彼女だったりする。 ご先祖様の霊に支えられているというバックボーンありきで、童謡(わらべ歌)にまつわる裏の意味を二通り、そして福沢玲子と猫にまつわる因縁にまつわる話という、合わせて三パターンからいずれかの怖い話を語ってくれる。 前者は単純な怖さという意味では控えめだが、聴衆の反応が目覚ましい理由は背景を二重の意味で見れば一瞬でわかるだろう。 後者に関しては福沢さんと猫の歴史を語る上で結節点になる話のほか、彼女が霊的世界の恐ろしさを背負っていることを知らしめてくれるそんな話と言い換えることも出来る。 そして、倉田恵美がこれだけ大挙して新聞部部室に押し寄せた理由を語るとき、その一員に加わっているという一点だけで元木さんもまた、恐るべき人物であることが理解できるかもしれない。普段の調子を崩さないならなおさらである。 「付き添い」ルート。 ギャグ補正を抜きにした、最も殺人鬼の脅威が色濃いルートである。 本ルートでの主人公「倉田恵美」は殺人鬼に怯える普通の女の子として動く。 よって、元木早苗は同じく巻き込まれただけの被害者の女の子として人並みに怯えてしまうことの方が多い。 追い詰められた親友の下に現れ超常の力を駆使して救いの手を差し伸べる庇護者になるか、懸命に手足を動かして殺人鬼たちから逃れようとする生贄の羊になるか。 それとも保身のあまりに自らの手を汚してしまうか、未来は幾重にも分かれている。 [部分編集] 学恋 (執筆者募集中) [部分編集] 学恋2 風間編、岩下編に登場。 風間編「倉田」ルート。 一応の攻略対象は倉田恵美なのだが、風間さんが彼女と話すためにはまず元木さんを退ける必要がある。 それもそのはず、元木さんは風間さんの正体が宇宙人であることを察知しており、親友に彼のことを近づけまいとしているためである。 (執筆者募集中) 「岩下編」。 (執筆者募集中) [部分編集] 特別編 「オープニング」、「交換日記の怖い話」に登場。 「オープニング」 「七不思議の集会」の聞き役を務めるべく新聞部部室に向かう坂上くんの前に立ち絵付きで現れる。 この時点では名乗りはしていないが、坂上くんは彼女のミステリアスな忠告を不思議に思いながら部室に向かうのだった。 「交換日記の怖い話」 新堂さん、風間さん、岩下さん、福沢さんと、不用意な発言をしてしまったために六人中四人の機嫌を損ね、まともに話を聞きだすことが出来ず困り顔の主人公にして進行役の「坂上修一」くん。 七人目が現れるわけも、いまさら話を聞き出せる雰囲気もなく会は手詰まりを迎えてしまった。 そんなタイミングでこちらの元木さん、おばあちゃんのお告げに従って坂上君の助け舟となるべく「七人目」として参上してくれたようだ。正規の参加者でなかったが、一同歓迎ムードである。 オープニングで顔見せした通り、事前の面識があったわけではないようだが、坂上くんの名前は知っていた。 それもこれもすべて前述のエクトプラズムで説明できるのだろうが、詳細について語る機会は福沢さんによって阻まれるので、ここで初めて彼女を知った方は他作品を履修するのがよいだろう。 今回は、福沢さんの友達ということはかつてと変わりないようで、彼女、元木さんのフォローに当たってくれる。 諸々の事情をなぜ知っているかの説明代わりにエクトプラズムをお見せしようとして、唯一この場でそのことを知る福沢さんが止めにかかるのも当然だろう。周囲の驚きを考えればなおさらである。 事実、シナリオ中でお披露目した場合は即座に集会は解散モードになってしまったことであるし。 話を戻そう。元木さんは正統派の怖い話を語ってくれる。 話の後半部が語られるか語られないか、追記が入るか入らないかの違いはあるものの、話の展開及び内容は「皆川千春」と「桂雅彦」の間で過去繰り広げられた「交換日記」についてと共通する。 話の中で坂上君への好意を垣間見せるほか、話の中で触れられた「交換日記」は対処法を知っていたとしても瞬時の判断で助かるかどうかが決まる危険なアイテムだということを教えてくれたりもする。 それも元木さんの実体験込みだったりすることもあり、説得力がさらに増すこと請け合いである。 総じて、今回の元木さんはエクトプラズムについて頓着しない程度の等身大な女の子と言える。 なお、元木さんと坂上くんの縁については兆しくらいに留まった。今後に期待したいところ。 [部分編集] 学恋V (執筆者募集中) [部分編集] 流神A 「オープニング」に登場。 やたら派手な格好をした相方の「倉田恵美」がえらい剣幕で騒いでいるところをなだめていた。 ちなみに早苗ちゃんの方は『十三年目の真実』の時と同様に黒基調のやや地味な服装をしている。 どうも腱鞘炎にかかってしまったようであり、相方の勢いからしてこの世界線においても漫画家(もしくはなんらかの技術職)として一定以上の成功を収めているということを察することができる。この際の口ぶりからおそらくは右利きであるようだ。 この両名は「鴨根大学附属病院」にいるところを「柴田浩次」に目撃され、女性好きの彼からも引かれて迂回されていた。オープニングに登場する面々のその多くにも言えることだが、彼女たちが本編に関わることは特にない。 [部分編集] 小学怖 六年六組の児童のひとり「元木香苗」の母として登場する。 現状父親は不明ながら、同じく六年六組の児童のひとり「葛町龍平」の母、恵美ちゃんとの付き合いは相変わらず続いているようである。香苗ちゃんが変わった子な分、母も変人かといえばそうでもなく、早苗さん本人は長じたためか上品で丁寧な物腰が板についており、エキセントリックな発言からは無縁だったりする。 むしろ一般社会からは奇異の目で見られがちな霊能者という職業についているハンデを理解しており、事前説明をはじめにクライアントの理解を得ることを惜しまない常識的な人物として描かれている。 娘の友達の危機相手には無償かつ迅速に対策を打ってくれる頼れる一面、旧友の頼みとあれどお金は取れるところから取っておこうとするちゃっかりとしたような、しっかりとした一面など、小学生目線のあこがれを差し引いても非常に頼れる美人のお母さんであることはまったくもって否定できないだろう。 ちなみに霊能力の行使に当たっては、当事者が目撃していなかったりするので具体的に何をしているのか不明である。 問題自体はしっかり解決しているため、今更疑うようなことでもないのだが。 水曜日「バグを見つけた方、ご連絡ください」、「格安物件」に登場。 「バグを見つけた方、ご連絡ください」 娘の香苗が級友のラブちゃんの体が地獄に繋がってしまったらしいことを発見し、家に連れてくるやその日のうちにお祓いで無事に解決してくれた。ラブちゃんの印象では綺麗な人で安心して任せられる人のようだ。 小学生、それも娘の友達ということもあって当然無償でも真摯に対応してくれたことがうかがえるだろうか。 「格安物件」 前述した恵美ちゃんとの繋がりはしっかり生きており、「妻果家」が抱える問題を解決すべく彼女から連絡を受けた当日の午後には素早く動いてくれた。こちらの話でも語り手の龍平くんは、信頼できる大人としての印象を早苗さんに抱いたようである。 娘がクラスメートで母の紹介ということを差し引いても全身黒ずくめという怪しい印象を打ち消すのだから相当だろう。 妻果家が抱える新居の問題については、ひとまずは荒ぶる霊を鎮めるという即応策を講じた後、家に宿る念だけでなく周辺住民が問題を抱えている以上、根本的解決も住み続けることも難しいという、厳しくも妥当な意見を妻果家の一同に告げている。 藤吉君が住み続けるために提案した奇抜な次善策については当初は笑って受け流したものの、必死の懇願には押し負けたのか、結局は霊との付き合い方の指南込みで定期点検を請け負ってくれている。ちなみに無償で働く分の埋め合わせは、親友の恵美ちゃんに回ってくるらしい。『小学怖』のふたりは今までの作品で描かれてきたものとは異なる、不思議な関係を築いているようだ。 [部分編集] 新生 「記念日ちゃん」に登場。 聞き手の目の前に奇人変人が入れ替わり立ち代わり現れるというかなり変則的な形式のシナリオのトップバッターを務める。 初対面の聞き手相手にハグをしたり、「それ誰だよ!?」と言いたくなる何某からの伝聞話を紹介して怖がったりと天然癒し系でありながら傍若無人の振る舞いによってプレイヤーを煙に巻いた。 しかし、その元木さん(に憑依しているご先祖様たち)をして鳴神学園の有名人「風間さん」&「記念日ちゃん」は接触を避けたいほど意味不明&危険な相手であるらしく……。 [部分編集] ドラマCD 今回は細田に代わり最初から出席している六人の語り部のひとりとして登場する。 聞き役のひとり「倉田恵美」と語り部のひとり「福沢玲子」のふたりと友人関係にあり、会の始まりと終わりでマイペースかつなごやかな掛け合いを繰り広げることが多い。今回の「七不思議の集会」は全員とは言えないまでも見知った顔が多いこともあって基本的に和気藹々と進むのだが、それも彼女の存在あってこそと言って過言ではないだろう。 Disc.1 オープニング、Disc.7 元木早苗、Disc.8 エンディング type.A、Disc.9 エンディング type.B、Disc.10 エンディング type.Cに登場。 Disc.1 「オープニング」。 (執筆者募集中) Disc.7 元木早苗「飴玉ばあさん」。 詳細は当該項目を参照のこと⇒「飴玉ばあさん#ドラマCD」 Disc.7 元木早苗「座敷童の家」。 ごく最近(一週間前)に「座敷童」の件で大問題を抱えているという「安条ミルク」の家に行ったときの話をしてくれる。 渋るご先祖様一同の霊を引き連れ、やあやあと勇ましくもほんわかなノリでお招かれしていく元木さんであった。 なお、本シナリオでは最低でも数人は出たであろう老婆、老爺の声を演じ分けつつ癒し系霊能少女「元木早苗」の演技を継続する「声優:空賀花」さんは圧巻である。 本ドラマCDシリーズ十本を見渡したとしてもこれだけ目まぐるしく変わる演技は他にはないのだ。 閑話休題。生身の友人が貴重な元木さんにとって今回は生きている人間をお友達にするチャンスと思ったこともあって、我が身を顧みることなく安条家を潰さんとする強力な霊に立ち向かっていくが……。 切迫する状況下において、「恩師様」なる、ご先祖様一同もひれ伏す上位の霊が満を持して現れその場を鎮めてくれる。 ちなみにこちらの恩師様、知慮に富んだ貫禄はあるもののあどけない童女の声の持ち主だったりする。元木家の謎と合わせてその全貌が描かれる日もいずれ訪れるのかもしれない。なんにしても鎮めたのはその場“だけ”というのがポイントであるが。 結局のところ、一連の事態は唯一なんとか解決できそうな恩師様がそれ以上の介入を拒んだことなどもあって、行き着くところにまで行ってしまったようだ。補足すると、安条ミルクさんの末路は元木早苗さんにとっては最良ではないが最悪でもなくベターなところに落ち着いたようで、どこまでも天然な彼女視点からという前提は踏まえる必要はあるが、好ましく思えるそうである。 ……詳細をこの場で記述することはしない。元木早苗という少女の独特な価値観を知る判断材料が増えたことは確かであろう。 [部分編集] 学恋4 「朝比奈慎也」と「日野貞夫」の企画する「秘密のパーティー」に招待された女子二名のうちの一人。もう一人は親友の「倉田恵美」。 しかし招待されたはずの二人はなぜか現れず、代わりに日野家にやって来たのは「坂上修一」だった……。 早苗ちゃんたちはなぜ来ないのか。先輩二人がやきもきしていると、早苗ちゃんの友人でもある坂上君は気を利かせて彼女に連絡を取ることにする。 するとどうやら早苗ちゃんたちは水族館にいるらしいことが分かり、先輩二人は不審に思いながらも再度彼女らに日野家へ来るよう伝えるのだが……。 ところで女子の人選は日野さんが行ったようで、朝比奈部長は当日まで早苗ちゃんの名前を聞いたことすらなかったようだ。そんな意外に三年生の間では知名度の低い早苗ちゃんだが、噂として彼らの耳に届いた彼女の人物像は実態から大きく外れている。 いわく元木早苗はヤンキーの入ったヘビースモーカーでお笑い芸人志望である。何がどうねじ曲がってこのように伝わったのかは本編を聴けばすぐに分かることだろう。 ちなみに早苗ちゃんと恵美ちゃんは本ボイスドラマにおいて声の出演は無いので注意。あくまで物語は四人の男子生徒の会話劇のみで進行する。ただし舞台の裏側にいる彼女たちの存在はひしひしと感じられることだろう。 裏で早苗ちゃんたちは何をしていたのか。それを描く「ガールズサイド」の構想もあるようなので、今後の展開に期待したい。 [部分編集] 秘密 「行かないほうがいい」ほか多数のルートに登場。 困ったときのお助けキャラとして坂上修一からも認識されているのか、背中に浮き上がった謎の「人面瘡」への対処を求めて「Twitter企画」ルートの中で彼女の家に行く選択が早々に提示されていた。 同じく早々に名前が出る「福沢玲子」と「荒井昭二」と出会った場合はどう話が転ぶかわからないが、彼女と接触した時点で基本的に話が快方へと向かうことが多い。もっとも、坂上修一を取り巻く世界が異常極まりなかった場合は保証の限りではないが……。 ほか、福沢玲子か倉田恵美との交友関係は健在でそちらからの絡みで思わぬところから顔を出す機会にも恵まれている。 (執筆者募集中) 「行かない方がいい」ルート。 (執筆者募集中) 「元木さんの家に行ってみよう」ルート。 (執筆者募集中) 「……福沢さん、何か隠していそうだ」ルート。 (執筆者募集中) 「このままおとなしく成り行きを見守る」ルート。 (執筆者募集中) 「臀部に出来物が出来て病院に行ったんだ」ルート。 (執筆者募集中) 「福沢さんと旧校舎を調べに行ったんだ」ルート。 (執筆者募集中) 「もう楽になっていいんですよ」ルート。 (執筆者募集中) [部分編集] 鳴七 「十三階段」、「恋愛教」ほか多数のシナリオに登場。 鳴神学園が懇意にしている霊媒師であり、学生たちもその力を頼りにする存在である。 展開によっては様々な場面で呼び出され、力を貸してくれる。 その際には大抵嫌な顔ひとつせずに引き受けてくれるのだが、中には本意でない結果になってしまうことも。 霊能力を使用する時は口から出現するご先祖様たちや、どこからか現れる恩師様の力を借りることが多い。 その一方で、力を借りるばかりではなく自ら印を結ぶなど『ドラマCD』を引き継いだ描写もなされている。 ただ、ご先祖たちは元木さんを大切に思うあまり、彼女の意思に反して出てきてしまうこともある。その不気味さから周囲からは距離を置かれているところもあるが、彼女自身は普通の生活を送りたいと思っているところなどは従来作と変わらずである。 そのためか、所属している「一年G組」のクラスメートの描写密度や変人の比率こそ上がったものの、クラス付き合いの面では相変わらず疎遠のようである。親しい友人の福沢玲子と彼女の人脈に付き添って行動することがもっぱらとされる。 ただし、意外と同性の友人には恵まれているほか、霊能力者として単身活躍して感謝される機会も多く描かれているため、孤独からは相当に遠ざかったようにも見受けられる。 「オカルト同好会」会員としての面は今回は描かれていないが、設定上は存在するようで他者の口から語られる機会はあった。 「十三階段」。 基本的に『学怖』版とシナリオに相違はない。 ただし噂を実証するために同伴したお友達に荒事担当兼怖がり役の「浦部美緒」が追加されており、探索は四人体制となる。 また、元来からの同行者である「染谷洋子」さんも『ドラマCD』以降の明確な個性付けがされたキャラクターに進化しており、一行が豊富な掛け合いを繰り広げるということもあってシナリオとしては『学怖』と『ドラマCD』の折衷と考えてよいだろう。 (執筆者募集中) 「できる彼女の秘密」。 (執筆者募集中) 「恋愛教」 (執筆者募集中) 「野球部の秘密」。 強豪安曇ヶ丘高校との試合で完全にアウェーな鳴神学園弱小野球部。相手方の野球部員が亡くなっていると知り、騒然としている「栗原幸大」たちの下にマネージャー「墨田美玖」の紹介で除霊をしにやって来ることもある。 ……そのはずだったが、彼女は自作のダンスで応援し始める。彼女の応援を除霊だと勘違いした鳴神野球部は格上相手にあと一歩のところまで追いつくことができた。 以降も、霊と関われる立場の人間として、元木さんは野球部の練習に一役買っているようだ。 この話では、野球部(特に主将)の雰囲気もあってかマイペースさに拍車がかかっており、野球をあまり知らないなりの応援をしながらも終始楽しそうである。 相手校の幽霊が悪霊というわけでもなく、おばあちゃんにも邪魔されることなくのびのびとできる。元木さんにとっては本望だろう。 「時田君の自主製作映画」。 幽霊となり「時田安男」に取り憑いてしまった「袖山勝」を除霊すべく、「荒井昭二」が連れてくることもある。 見事、袖山くんの無念は晴らされ一件落着……かと思いきや「Yチューブ」に投稿した短編映画がバズり、元木さん(とおばあちゃん)の演技が脚光を浴びることになる。 元木さん自身は断り続けているのだが、どうしても次回作のヒロインとして彼女を起用したい時田くんは簡単に諦めるはずもなく。おばあちゃんを丸め込む勢いである。 以来、彼女は時田くんに追いかけ回されることになってしまうのだった。 そして、「交換日記の怖い話」でも……つまり、現在もまだ続いているようだ。 「しりとり小僧」 (執筆者募集中) 「無限廊下」。 「中田洋子」さんのエピソードを踏襲している。 「交換日記の怖い話」 (執筆者募集中) 「秘密」 (執筆者募集中) [部分編集] 稲in (執筆者募集中) 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 名前 コメント
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「全く…殺し合いなんてクレイジーなことやってられるかよ」 道の真ん中でブツブツ不満を漏らす男、パート・スティーヴン。 ささいなトラブルから友人を射殺し、逮捕されていたはずだったのだが…。 煙草に火を付ける。気持ちが、幾らか落ち着く。 「しかし…支給された武器がグロック18とはな。とんだ皮肉だ。」 友人を射殺するときに使った銃も、これと同じ銃だった。 偶然か、わざとか…。 どちらかは分からないが、嬉しくは無い。 (だが、こいつは装弾数が多い。30発はあるな…) まじまじと銃を見つめていた時。 誰かが息を切らして走ってくる。 (様子がおかしいな…一応、隠れて様子を見るか) 走ってきた男は、こちらに気づく事なくそのまま通り過ぎていった。 と言うか、こちらの事を気にする余裕も無いようだった。 「…追いかけるか…」 そう思い、物陰から身を乗り出した瞬間。 パァン、と銃声が響いた。 「うぐっ!?」 咄嗟に隠れなおす。 しかし、このままでは殺される。 (まずい…いや…) このまま、殺されてもいいんじゃないか? そんな考えが浮かんでいた。 (俺が死んでも、悲しむ人間はいない。あの事件以降、親からも友達からも見放され…) そう考えている内に、自分の前に誰かが立っているのに気づいた。 この距離では反撃もできない。 銃は持っているが、手が動かない。 「おめでとう。お前が1人目のスターだ。」 「ありがとよ」 ◇ 「刃物は…持ってないのか。あれがあると便利なんだがなあ」 白目をむいて倒れるパートを尻目に、デイパックを漁る。 共通支給品は適当に捨てた。 2つ持っていてもあまり意味はないからだ。 「この銃も、貰っておくか」 グロック18を拾い上げ、ワルサーP99を仕舞う。 「スターの写真を撮りたいけど、カメラがないな。仕方無い、こいつは置いて行こう」 【一日目/深夜/D-1】 【殺人鬼@Tさんシリーズ】 [状態]:健康 [装備]:グロック18(33/33) [所持品]:支給品一式、P99のマガジン×2、ワルサーP99(12/15)、グロックのマガジン×2 [思考・行動]: 基本:参加者を殺して、死体をサイトに飾る。 1:次の標的を探す。 2:せっかく殺したのに、残念だ 【パート・スティーヴン@オリジナル 死亡】 死因:射殺 ≪キャラ紹介≫ 【パート・スティーヴン】 27歳/男/無職 アメリカ系の男。それ以外の説明は文章内にあるので割愛
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まさか…唯が…そうだった。唯はひとつのことだけさせれば天才だったっけな ってことは当分ギターは弾けないか… 銃弾を受けた反動で澪側によろけるハンター そこには… デザートイーグルを構えた澪が──── 澪「Shall we dance?」 ズォンッ 「ギャイ……」 ドスン…。 律「澪……。」 澪「ふぅ…何とかなっ(ry」 律「きーたか唯!シャルウィーダンス?だってよ!」クスクスプフー 唯「ほえ?どう言う意味?」 紬「踊りませんか?ってことよ唯ちゃん」 唯「……。これと!?」 ハンターを指さし目を丸くする唯 律「例えだよた・と・え。ほら、拳銃で、特にデザートイーグル何かで撃ったらその弾圧で当たった方は吹っ飛んだりよろけたりするだろ?」 唯「うんうん」 律「それをダンスに例えた澪の……」 澪「私が悪かったからやめてよぉ~!!」 律「さて、今はこんな笑い合ってる場合じゃなかったな。」 紬「えぇ。停電でオートロックが全て解除されたわ。閉じ込め防止の為が裏目になるなんてね…」 澪「むぎ、ブレーカーは?」 紬「……多分…電気室だと思う。」 律「さすが豪邸…家に電気室があるとは」 電気室とは50KVA以上2000KVA以下の中規模な建物に適用される。 普通はマンションや、工場についているものである 澪「場所は?」 紬「かなり遠いわ…。だから私が案内するわ」 唯「こんな暗い中を…」ブルブル 憂「……」 紬「一回武器庫に行きましょう。まさかここまで本格的に入り込むなんて思わなかったでしょうからみんな軽装だよね」 澪「あぁ、念のために他にも色々持って行った方がいいかもな」 律「車で端まで5分かかる家だ…しばらくは帰って来れないだろう」 紬「だから言い過ぎよりっちゃん//」 … 律 コルトM19 MP5 救急スプレー 手榴弾×5 澪 デザートイーグル M1873 救急スプレー 閃光弾×3 唯 ベレッタM92 コルトSAA 救急スプレー 紬 ベレッタM92 AK‐47 救急スプレー×2 憂 ベレッタM92 M79グレードランチャー 硫酸弾 火炎弾 救急スプレー … 律「おぅっしゃあ!負ける気がしねぇ!」 澪「律~バレルの調整してくれないか?」 律「はいは~い」 唯「リロードは……うんたん♪うんたん♪」 憂「お姉ちゃん可愛い…」 紬「なにこの部隊」 ───────。 エントランスホールの一番真ん中にある大きな扉の前に5人は並び立つ。 紬「電気室はこの先、大広間を直進して…」 律「聞くと元気なくなりそうだからやめといてくれ。その場その場で教えてくれよ」 紬「わかった」 澪「早めにブレーカーを戻さないとな。またSTARSから何か連絡が来るかもしれないしな」 律「いくぜ!」 ギィ……バタン 「アァァ」 「ウゥゥ」 「ウーシャウッ!」 「ブルアァァ」 澪「何かいっぱいいるー!」 唯「すちゃっ!」 パンパンパン カキンッ!キンッ!ヒュン! 弾が跳弾し何発かはゾンビに。何発かは 律「ちょ、唯ちゃん危ない」 唯「ごめんねりっちゃん!でも…この子私の言うこと聞かないじゃじゃ馬でさ!」 律「いってろ!」 パァン!パァン! ガッチャン 澪「らぁー!」 ドフゥン! 律「走るぞ!」 その一言でみんなが走り出し奥へ向かう しかし気付いた 律「奥が見えねー!どんだけ」 紬「500Mくらいだから大丈夫」 澪「本当に家かここ」 唯「ジュー太に弾が詰まっちゃったよぉ~」 律「唯、その銃身に描かれたエングレブは何のタクティカルアドバンテージはない。それに、お前にそれは直せない」 唯「シット!」 紬「次の柱を右よ!」 そこにある扉に入ると黄色チックな壁紙が目につく。右側にはステンドグラスがあしらわれておりなかなか凝った印象だ 5人はそのままこの部屋を走り去ろうとした時だった。 丁度ステンドグラスを通り過ぎた時──── バァリィン! ステンドグラスが割れ、そこから何と 律「犬?!」 紬「ゾンビ犬よ!」 ステンドグラスの丁度横にいた澪に噛みつこうとしている 澪「きゃあぁっ」 律「(一々銃取ってちゃ間に合わない……!)なら素手しかない!」 オラ、 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ! 「キャゥンッ」 更にコルトを抜き撃ち込む パァン! 律「ごめんな…」 犬好きだとかそんなチャチなもんじゃねぇ…とか今はそんなこと言ってる場合じゃない それからもハンターやゾンビを蹴散らしつつようやく電気室に辿りつく。 律「思ってたより近くて良かった…」 紬「当たり前でしょ!」 澪「それでも1kmはあったんじゃないか…?」 唯「りっちゃんこれ治して~」 憂「……っ」 律「とりあえずブレーカー上げてからだ。」 配電盤にある一際大きいレバーを上げる ウゥイーン 電気が復活し闇に慣れている目が痛む 律「電気ってすっばらしぃ~」 澪「全くだな」 万事解決し、戻ろうとした、しかし、 唯「憂!ういぃ!」 憂「うぅ……」 腕を抑えつけたまま踞っている憂。 紬「憂ちゃん、腕を見せて」 憂「……」 何も答えない憂。 紬は無理やり腕を見ようとする 憂「ゃめて……やめてよ!触らないで!」 唯「憂?!」 憂「ごめんね…お姉ちゃん…私…言い出せなくてぇ…」 唯「うい…腕、見せて」 憂「……。」 唯がそっと憂の手を取り長袖を捲ると 澪「ぐっ…」 律「憂ちゃん…」 憂の左腕は酷く化膿しボロボロになっていた。それは、上へ上へと進行しており今では肩の辺りまで至っている 唯「ういいぃ……」 憂「私がゾンビになったらさっきの人達みたいに殺すんだよね?」 唯「……」 憂「何か言ってよ……言ってよ…」 紬「……。」 紬はポシェットから救急スプレーと包帯を取り出す 紬「ちょっと染みるけど我慢してね…」 シューッ 憂「うっ……」 慣れた手つきで憂の腕に包帯を巻き付ける 憂「こんなことしたって一緒だよ……その内体全身がこうなって…」 唯「ありがとうむぎちゃん。憂、痛くない?」 憂「えっ…」 澪「憂ちゃんを撃つなんてこと…しない。したくない」 律「全くだ」 憂「でも…私がゾンビになっちゃったら…」 唯「させない…そんなこと」 憂「でもっ!」 唯「言わないでよそんなこと!憂は私が守るの!だから……言わないで……。」 唯はそっと泣きながら憂を抱きしめる。 憂「お姉ちゃん…お姉ちゃぁん……」 律「むぎ、治す方法…あるよな?この無駄に広い家なら」 紬「……」 澪「……」 私達は、それ以上憂に何も言えなかった 私達は電気室の近くにある部屋でずっと佇んでいる。 唯はずっと憂ちゃんの傍でただ痛がるのを見ていることしか出来ないでいた 澪はぐったりした様子でソファーに腰かけている。 私はと言うと唯がジャムらせたアーミーの修理だ。 もう何時間たったろうか…まだ雷は止んでいないからSTARSが来ることはないだろう 唯「ねぇ…みんな」 律「ん?」 唯「みんな…一緒に……」 澪「唯……」 唯「死のう?」 紬「唯ちゃん……」 唯「私にはもう無理だよ…このままゾンビになる憂を見るのも…それを殺して生きるのも」 澪「だから死のうって!それは間違って…」 唯「憂とはね…ずっと一緒だったの。うちはお母さんやお父さんが良く出掛けたり単身赴任するから家で二人のことが多かったの。一緒に泣いたり笑ったり…アイス食べたり…」 憂「はあ…はあっ…」 唯が憂の汗を拭く。 唯「憂のこと…誰よりも大好きだからぁ…。」 溢れ落ちる涙も無視して喋り続ける 唯「ういが…死んじゃう゛なん゛て……やだよぉ…」 何で神様はこんなにも中睦まじい姉妹にこんな過酷なことを強いるのだろう…。 澪「うっぅ……ごめん…ごめんなぁ……」 澪も何も出来ない無力さからか泣くことしか出来ない。 律「……」 紬「……」 どうしよもうもないのだろうか……本当に。 出口が見えない袋小路に迷い込んだようだった。 このままただ時間が経ち彼女がゾンビになるのを待つしかないのか……そしてそのゾンビになった憂を… みんながそれしか頭に浮かばなくなっていた。 でも、神は、この姉妹をただ見捨てる様な真似はしなかった 「らしくないわね、あなたたちがこんなお通夜みたいな空気出すなんて」 まさか…でもこの声は! 唯「和ちゃん!!?」 和「久しぶりね唯。それにみんな。話は聞かせてもらったわ。」 そこにいるのは間違いなく和で、それが女神に見えたのは気のせいではないだろう 澪「和!!!やっぱり無事だったんだな!」 和「えぇ、何とかね。色々してたらここへ来るのが時間がかかったわ」 律「来て早速で悪いんだけど憂のこと見てやってくれないか?和なら何か治し方がわかるかもしれない」 和「わかったわ」 紬「……なんで…」 和「……。化膿しているのはとりあえず腕だけね……。腕を切り落とせばとりあえずは生きられるわ」 唯「えぇぇぇ?!」 和「死ぬのとどっちがましよ?」 律「そりゃそうだが…さすが和だな…大胆と言うか何と言うか」 澪「あわわわわ」 和「冗談よ。男ならともかく女の子を腕を切り落として生きさせるなんて酷いやり方しないわ。大丈夫よ、このウイルス、Tウイルスのワクチンはあるわ。それもこの家にね」 唯「本当に?!」 和「そうよね?紬。いえ、アンブレラの社長令嬢の琴吹紬…と言った方がいいかしら」 澪「それってどう言う…」 和「このTウイルスはね、作られたウイルスなの。通常では出来えないウイルス。それを撒き散らし人間への感染率、時間を調べてるの。前3件も全てアンブレラの仕業よ」 律「ちょっと待ってくれよ!じゃあこの街がこんな状況になったのもアンブレラがそのウイルスを撒いたせいってことか?で…その社長はむぎのお父さん…」 紬「ギリッ……」 8
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TM 壱式 お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと セーラーファーラット co219306 13 59 すみません、ネタや冗談が通じない僕ですけど、参加してもよいですか? のぼるくん co1067812 14 47 誰がなんと言おうとニコ生もシレンも初心者です taka co232568 14 48 出るからには真剣に 自己べ出せたらいいですね第6回の大会みたいに参加者のシレンへの熱意が伝わるような大会になるといいですね セーラームーン?全然わかりませんはいすいません ぶり大根 co1037137 記録なし このゲームクリアできません。 TM 弐式 お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと †執事Яose† co1030606 15 19 AKBでは松井咲子、大島優子、こじはるなどなど推しです。 らすく co180219 16 23 自分全くセラムンやったことないんですけど、シレンってことで爆走する勢いで・・・ファーラット倒しに行きたいですね。乙って乙って100回に1回くらいクリア出来たらいいね! セーラー信長 co235592 17 32 登山しますよー。長尾影虎には負けん! 腐敗みかん co647491 18 26 ┗Ω(^0^)Ω ┛うおおおモリモリだぜえΩΩ ┗(^o^)┓三まてーおれのきんにくう TM 参式 お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと セーラーアリス co125781 19 35 シレン芸人王に…俺はなる! のら@ねこ co323485 19 43 腐敗してる人には負けないように頑張ります!というかとりあえずタイム出せるように頑張りますw 青夢 co1067597 28 29 タイムはさきほど出たものですー2828だったらにやにや(・∀・)だったのになぁ みかづき co248068 23 45 こんな感じで参加してくださいね!絶対に負けません!成績でも、枠の装飾でも。 TM 四式 お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと スターダスト・トウネ・オベリスク co167505 41 27 PC持って帰れる重さなら参加します。今のgmksノートPCだと、放送TM出来ないんだぜこんちきしょう!PeCaTVとSCFHだけで、CPU100%なんだぜ^q^ディスガイア4愛しすぎたあまりシレンまったくやってなす( ´ ・ ω ・ ` )私には、オベリスクが付いている!ゴッドハンドクラッシャーな勢いで頑張ってPC持って帰ります(多分) 水野亜美(えーす) co318131 記録なし 水でもかぶって反省しなさい! みみみ co1015762 記録なし 俺、コンドル解放したら早苗さんと結婚するんだ・・・ 抹茶あいす co165948 記録なし 掛軸裏 お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと セガナイケ co200653 6 30 WJのmagicoのエマちゃんがかわいい。あの人の絵は以前から好きだったけど今回のエマちゃんは俺のツボを抑えすぎている… 料理苦手だけど頑張る姿とか最強だろ。この世で2番目にかわいい。 ハッチ co462018 7 00 早めに録画の準備しておかないと(ぁ セーラーブラック co453534 7 21 はじめまして。シレン、特に掛け軸には色んな意味でお世話になったので恩返しの意味でも参加申請させていただきたいと思いました。TAプレイヤーとしてはゴミクズで、放送時間も少々限られる部分もあるなど色々とご迷惑をかけるかと思いますが、まゆゆのために命をかけて頑張りたいと思います 夏李 co300415 7 57 負けない! 食神 お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと お ん♂ co156081 10 56 11期研究生のりっちゃんが可愛すぎて生きるのが辛いです。もちろん梅ちゃんと咲子さんも大好きです。 ちゅう co172258 11 28 このオドロに磨いてもらったブフーの包丁-5で、頑張ります(` ~ ) hanson co441648 11 47 全然関係ないけど聖剣2RTA(5 36 21)も頑張ります。 セーラーブレスト co1069820 記録なし セラムン杯に参加するためだけにコミュ作りました! フェイ お名前 コミュニティ番号 自己ベスト ひとこと はばげる co155981 59 08 ささ おにぎり♪ co210817 68 55 多分11日しかプレー出来ません(???)代表者によるTMTA対決…とかなったら参加できないかもです(???) あると co215897 69 56 総帥っぽいプレイでがんばりまーすヽ(゚∀゚)ノ 八乙女梓乃 co205784 94 47 [AKB] ┗(^o^ )┓三<うぉーーーコスモ石油!スーパーマグナムゥ!!
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早苗4 うpろだ431 「ねぇ、ちょっと○○」 ちびちびと一人酒を飲んでいたら、霊夢の声が背後から聞こえた 「ん、どうした腋巫女」 ノリで霊夢に返したら、瞬間頬に拳がめり込んでいた 「痛いじゃないか」 はっはっはと笑いながら返す 「…効いてるのか効いてないのか…」 頭が痛いといった風に手を当てる すいませんぶっちゃけ痛いですやせ我慢です 「というかなんでいきなり殴るかね」 「胸に聞いてみなさい」 ぺたんと胸を触る 霊夢の 「うむ、ひらt」 最後まで言えずに吹き飛ばされる かーちゃん、俺空飛んでるよっ 数メートル吹き飛ばされた後平然とした風体で立ち上がり 「痛いじゃないか」 はっはっはと以下略 「ええい、酒の入った○○は化け物かっ」 胸を触られたことより、俺が平然としてることのほうがインパクトでかいらしい すいません酒が入ってテンション高いだけで普通に痛いですぶっちゃけ限界です 今更になるが、ここは神社で宴会の真っ最中 何でも、新しく来た神様御一行を迎える宴会だとかなんとか 現世から湖ごと引っ越すとかいう豪快な神様だと聞いている つい最近こっちに来た自分としては、若干だが親近感が湧かないでもない まぁ、あちらさんは自分の意志で、俺は半強制的にという違いはあるが ちなみに、俺が宴会に参加すること自体は珍しいことではない というより、八雲の紫さんが手を回した所為で、幻想郷での俺の地位が変に確立してしまって参加したくなくても引っ張り出されている おかげで来て数ヶ月だというのにこの有様さっ 「で、なにようですかい霊夢さんや」 悪ふざけが過ぎたので、というか俺が限界なので、と話題を戻す と、霊夢もああ、とさも思い出したふうにって忘れてたのかい 「ほら例の神様なんだけどさ、それの付き人というか巫女というか、その娘とちょっと話しててくれない?」 「別にいいけど、何で俺?」 「いやね、向こうから来たばかりっていうことでちょっと話が合わないというかわからないというか、ね。だったら向こうにいた○○のがまだ話があうでしょ」 「成程、それでその娘さんは何所に?」 あっちと霊夢が差した先には、緑の髪の一部を左側で纏め、霊夢みたいな一部というかどう考えても巫女装束じゃねーだろなそれでいて巫女っぽい服を着ていた もちろん腋は出ている 違うのは青いというところか …うーむおしい 「黄色がいない」 「は?」 しまった思わず口に出してしまった いやだってさ!思うじゃん!赤腋巫女青腋巫女って来たら黄腋巫女欲しいだろ!? 何故って理由は聞くな わかるやつにはわかるさ 「いやなんでもない」 今度魔理沙あたりにでもやってもらおうかと思案しつつ誤魔化す 「んじゃちょっくら話してくるわ」 「お願いね、何も出ないけど」 「その後、しっぽりむふふといきたいところですな」 また殴られた こりないな、俺 「隣いいかい?」 その娘の横に立ち、一応の確認をする ここで断られたら俺、泣いちゃうっ 「あ、はいどうぞ」 よかった俺はまだ落ちぶれちゃいないみたいだぜっ 「んじゃ失礼してっと」 横に座る まずは自己紹介といこう 「俺は○○ってんだ。目麗しい貴女のお名前は?」 自分で言ってて鳥肌がたった やばい何俺言ってんだ 「あはは、東風谷 早苗と言います。そ、そんな…目麗しいだなんて…」 ぽっと頬を赤らめものすごい照れ様 かわいいじゃないかこの野郎っ 「まぁ半分本音で半分御世辞だ。酒の入った俺の言動は話半分に聞いてくれ」 というか、酒が入ると思ったことをいいまくる癖があるため自重したいが自重できない 今のは若干の嘘が入るがまぁ流石に取り返しのつかないことになったら困るので 「ああ、貴方が○○さんですか。向こうから来たっていう」 ようやっと得心したというふうにぽんっと手を打つ 「そうそう、つってもつい最近だけどね。で、何やら赤い腋巫女に話し相手を頼まれたわけなのですよ早苗ちゃん」 「腋巫女…?ああ、霊夢さんの事ですか」 「ただし本人の前では言うなよ?言ったら鉄拳制裁が待ってる」 いまだに赤い頬を指しながら言う くすくすと笑う早苗ちゃん 「ところで肝心の神様は何処だ?」 きょろきょろと見渡すが近くには見当たらない というか俺と同じく一人で飲んでたわけだしな 「あ、ええと、八坂様ならあちらに」 指す方向を見ると、何やらすんごいのとちんまいのがよろしくやっていた なんだあの鉄パイプはとかいう心の声はなんとか堪えた これは堪えるべきだ 「えーと、どっち?」 「八坂様なら背の高いほうです」 「ふーん?」 なんだ、普通に話せるじゃないか 「不躾なこと聞くんだけど、一体何が話が合わないんだ?」 「あ、ええと、ですね」 ごそごそと懐を弄る そこはかとなくえろいぞ早苗ちゃん 「こういうことなわけです」 恥ずかしそうに両手で顔の横にもってくる さて、取り出したるはー四角くてーぱかっと開いてー液晶画面が二つーペンがついててーっておい 「いやいや早苗ちゃん、何故それを持っているんだ」 「その、仕事柄といいますか、外に出ることが少ないので暇な時にはこれとかあれとかあれとかで…」 そこはほら、読書とかさ とか言いたいけど言えない あれとかあれとかってほかにもあるんかP○PとかW○iとか 「それで、向こうにいたのに向こうに疎くてついでにこっちじゃそれの話題も振れないから話が合わないと」 「お恥ずかしながら…」 たはは、と笑う早苗ちゃん 「現代っ子というかなんというか…ところで何をやってるんだ?」 「何…といいますと?」 「いや、ほらどんなジャンルのゲームやってるのかなーと」 「あ、はい。これです」 といってカートリッジを抜き出す 「…何故に遊○王…」 「あれ?おかしいですか?」 疑問にすら思ってないかのように聞いてくる 「いやほら、他にもあるじゃん。世界○の迷○とかル○ナス○ークとか」 男の子ならいいんだろうが何故に○戯○ 俺のターン!ドロー!とかしたいのかそうなのか 「ちなみにデッキはどんなのを?」 「サイドラです」 顔に似合わず1ターンキル… 恐ろしいわこの娘っ 「何故かこれが目についたんですよね、なんでだろう」 今になって気がついたとばかりに悩む あれか、スペルカードとかに通ずるものでもあったのか 「でも、一つだけ悲しいことがありまして」 若干トーンを落としていう 「こっち充電とかできないじゃないですか。おまけにテレビもないし…」 よよよ…と早苗ちゃん 「あー成程、それはしょうがない」 携帯機器なのにバッテリーの持ちが異常に短いP○Pはともかく、W○iなんざテレビもないし、一番持つN○Sももうすぐってところかな 「…ん?」 そういえば 「…?どうかしました?」 「いや、それなんとかなるかもしれん」 何所ぞの姫様んとこにテレビとか発電機とかなぜかネット環境まであるとか聞いたことがある 「ほ、ほんとですか!?」 がしぃっと思いっきり手を掴まれる 「あ、ああ、うん多分だけど」 その勢いに気おされてどもってしまう というか手!手! ああ、柔らかいとか思ってる場合かー! 「あ、すいませんっ!」 早苗ちゃんが脱兎のごとく離れる 顔が真っ赤で可愛いぜっ じゃなくて 「あ、いやうん、気にしてないからダイジョブ」 「…」 「…」 お互いにちょっと気まずい雰囲気が流れる こういうのは耐えられない 耐えられないので、解決策を行使する 「さ、さぁ!思えばさっきから飲んでないじゃないか!一緒に飲もうぜ早苗ちゃん!」 「え!?わ、私そんなに酒は強く…」 「いいからいいから!ほらぐぐいーっと!そこの芋焼酎なんていいんじゃないかなっ」 「え、ちょ、んぐっ」 この時はまだ気づいていなかったんだ… この後あんなことになるなんて… 「あはははははははっほら、○○さんももっと飲んで飲んで!」 とか言いつつバンバンと俺の背中を叩く あんなことってこんなことなんですはい 「痛い!痛いから早苗ちゃん!」 弱いとか言ってた気がしないでもないがこれはちょっとタチが悪いだろっ 「ぶー、らって○○さん全然飲んでないりゃないれすかー」 口にそのままぶーとか出す人初めて見たよ… というか呂律回ってない 「いや、ほらちゃんと飲んでるから」 言って杯を見せる と言ってもそこまで飲めるほうでもないのでちびちびだが 対して早苗ちゃんは思いっきりがぶがぶ飲んでた気がしたんだけど 文字通り浴びるように 「はふー、なんらかあついれすー」 ぱたぱたと胸元を仰ぐ 見える見える!胸が見えちゃいましゅううううぅぅぅ! その控え目な胸が! 巨乳なんてただの飾りです、そこに少しのふくらみがあれば僕は満足です、ぺったんこならさらに満足です 何言ってるんだろうね俺は 「うー眠くなってきましたー」 なんか頭がぐらぐら揺れてるんですが 「…ちょっと横になったら?」 「はひーそうしますー」 そういってこっちに倒れてくる …こっち? ぽすんと俺の胡坐を枕に横になる 「ちょ、ちょっと!?」 「はー気持ちいいれす」 うふふっと笑って上目づかいに見上げてくる 「嫌れしたか?」 「いや、寧ろ嬉しいというか幸せというか落ち着かないというか」 とろんと潤んだ目で見つめられてる上に早苗ちゃんは美人だし、嫌なわけがない 誘われてるんじゃないかとか勘違いしちゃうよ? 流石に自重するけどね 「…」 「…」 むずがゆいような、心地いいような 先ほどとは違った沈黙がお互いに流れる 「…最初は不安だったんです」 「…ん?」 「八坂様はいるけれども、話題は合うわけでも無いですし、こっちに来てから…いえ不安というより寂しかったんでしょうね、私は」「…」 続きを促すわけでもなく、ただ聞く 「向こうにいたときから、私は他の人とは違いましたし、こっちに来てみたら同じような人達が多かったらから…少しは期待したんですけれども話題が合いませんでした」 「…そうか」 そりゃ、こっちでそんな話があいそうなのは何所ぞの姫様ぐらいのものだろうさ ですからね、と俺の顔を見つめてくる 「嬉しかったんですよ。話をわかってくれる人がいるのがわかって」 「…まぁ、わからないでもないけどね。でも、そういうのはこれからいくらでも作っていけるだろ?このままじゃ俺ぐらいしかいなくなるぞ?」 「…まぁ、それはそうなんですけどね」 あら、ちょっと不機嫌 何故だ とにかく、といいつつ寝たまま俺の腰に手を回し、引き寄せる 「貴方は私の中でちょっとした特別になったんです!そう言いたかったんです!」 なんか怒った 「そ、そうか」 よくわからんが 「…はぁ、…んかんなんですから」 「ん、何か言った?」 よく聞き取れなかったので聴き直す 「なんでもないですよーだ」 ぷいっと顔を背ける ただし腕は腰に手を回したままだ ついでに体勢的にとっても見えそうなんです 何って主に足のほうとか足のほうとか足のほうとか 「ところで一つ聞いていいか?」 「はい?」 「酔ってないだろ」 一瞬だけキョトンとして、あはは、と笑う 「ばれちゃいました?実は途中から奇跡使って水にしてたんです」 そんなことに使っていいのか奇跡っ 奇跡は起こらないから奇跡って~とか起こすから奇跡っていう以下略なやり取りがやすっぽくなっちまうっ 「なんだってそんなことを…」 「酔った勢いにしたほうがいろいろしやすいかなーと」 いろいろってなんだいろいろって でもですね と位置を直して 「途中までは飲んでたんで酔ってるには酔ってるんです。というわけで、このまま寝ますね」 …は? 「では、おやすみなさいです」 そのまま目を閉じて 即座にとっても気持ちよさそうな寝息が聞こえてきた 「…マジで寝やがったっていうかはえーよ」 まぁ悪い気はしないしいいんだけどさ ところで、今ので更に見えそうになってるんだ 主にももの更に上とかももの更に上とかももの更に上とか というかもう見えてます黒いのが ん・・・? 黒いのがももの辺りまでピッチリと 「ス…スパッツぅぅぅぅぅぅぅ!?」 思わず口に出してしまった しかもよくよく見たらスニーカーはいてるしっ なんという現代っ子… 「おや、うちの早苗に不埒なマネしようとしてるのはどちらさんだい?」 声に反応して振り向くと、そっちには早苗ちゃんが言っていた神様がいた えーと確か 「八坂様?」 「八坂 神奈子だよ。神奈子ちゃんとでも呼んでくちょうだい」 「神奈子さん、別にこれは不埒とかそういうわけでは」 そんな茶目っ気は無視しよう 名前で呼ぶがちゃんをつけるのはあくまで…いやこれ以上は言うまい それが俺のジャスティス 「…人の話を聞かない子だね…まぁいいか。早苗がなんだか知らんがそんなに気を許したような顔してるしね」 久しぶりだわ、と神奈子さん 言いつつ早苗ちゃんの髪を撫ぜる その顔はとても優しく、さながら母親のようだった 「こんな朴念仁っぽいのの何所がいいんだか…いや、まぁいいんだけど」 俺の顔を見た瞬間にうさんくさそうな顔になったが 何やらすごい失礼な事を言われている気がしますよ? 「今日は早苗を預けておくよ。変なことしたらただじゃおかないけどね」 そう言って去っていく神奈子さん あの人もあの人なりに心配してるんだな… 「ふう…しかし」 眠い 程よく酔いとともに眠気も回ってきた まぁいいや、このまま早苗ちゃんの寝顔をオカズに寝てしまおう 襲いたい気持ちはがm…やましくなんかありませんよ? 「…ん」 目が覚めたらもう朝だった 周りを見渡すと、お馴染みの宴会後の惨状が広がっていた 何人かは見つからないが、帰ったか変な所にいるんだろう ふと、足に重みを感じてみてみると、早苗ちゃんが気持ちよさそうに寝ていた しかし、このままにしておくのも流石に足がやばい 「おーい、起きろー朝だぞー。朝ごはん食べて学校いk…いやいや」 自分で言っといて突っ込むとは寝ぼけてるな流石俺 …起きる様子が無い しょうがないので耳元でちょっと囁く 「…キスしちゃうぞ」 「ぶふぅ!?」 思いっきり吹いた 「なんだ、起きてるじゃないか」 「ぐ、ぐーぐーぐーぐー!」 「いやいや早苗ちゃん」 それは流石に無いって 「うぅ…狸寝入りには自信があったのに…」 どんな自信だどんな 観念したのか起きて向き合う 「それで、キスしないんですか?」 「…は?」 「キス…しないんですか?」 唐突過ぎるというか軽い悪戯の心算だったんだけども 「えーと、いいの?」 ムードの欠片も無い俺 「いいも何も…昨日から結構誘ってたのに…」 えーと? 「え、でも昨日あったばかりですよ俺ら」 確かに早苗ちゃんは美人だし、好かれるのは悪い気はしないし、こっちとしては願ったりかなったりなんですけども 「一目惚れから始まる恋愛っていうのもいいと思いますよ?」 そう言って 俺達は、キスをした 「それで…返事は…」 潤んだ瞳で見つめてくる 「そうだな…返事は…」 そう言って 俺たちは、もう一回キスをした 「うおーい霊夢ー」 何かを見つめ愕然としている霊夢を見つけて話かける魔理沙 いつも通りに後片付けを押しつけて帰る算段だ 「…んで」 「ん?」 見るとぷるぷると震えている 「何で…」 「おーい?どうした霊夢?」 怪訝そうに聞く 「私はあの娘の話し相手を頼んだだけなのに…」 「えーと?」 霊夢の見るほうを同じく見ると、なるほど例の○○と例の青い巫女がいちゃいちゃやってる 「どうして一晩明けたらくっついてるのよおー!?」 頭を抱えてうがぁー!と叫ぶ 「あー…えーと、あれだ」 ぽんっと霊夢の肩に手を置き 「…運が悪かったな、まぁ次があるさっ」 親指を立ててにかっとスマイル ぐりんっと霊夢が首だけこちらに回し おおぅ怖いぞ霊夢 目が血走ってる 「あんたに言われたくないわー!」 「うひゃー!霊夢が壊れた―!」 「うわあああぁん!○○の馬鹿ー!」 霊夢の叫びが朝の博麗神社に虚しく響き渡った あ(と)がきというか言い訳というか解説というか 徹夜で書くとろくなことが無い典型 ちなみにこの早苗は某絵師の影響(特に某一枚の絵)を100%受けているためちょっとおかしいです イメージぶち壊しちゃったらすみません でも俺の中ではこれで固定されちゃってるんです まぁ話的には早苗が○○のこときにいっちゃったんで落としにかかった感じです 途中変ですがまぁそんな感じです 一応解説 遊戯王、サイドラデッキについて サイバー・ドラゴンとその融合モンスターを中心とした機械族デッキ パワーボンドで攻撃力倍のサイバーエンドドラゴン(Atk4000*2防御貫通)を出したり、未来融合で融合素材を墓地に送り、オーバーロードフュージョンでそのモンスターすべてを使ってキメラテックオーバードラゴン(Atk融合素材数×800融合素材数分連続攻撃)を出したりするデッキ 安定する高火力かつ1ターンキルもできるんだぜっってこんなのどうでもいいですねはい ─────────────────────────────────────────────────────────── 10スレ目 398 「ん…ふぁ……もう、朝ですね」 「おはよう早苗」 「!?ま、ままま○○さん!?」 「なんだよ○○さんって、夫婦なんだからそんなに他人行儀にならなくてもいいのに」 「ふ、夫婦ですか!?」 「昨日祝言挙げたじゃないか、まあその後の宴でしこたま飲まされてたから忘れちゃったのかな」 「ご、ごめんなさい」 「謝ることは無いよ、ほら、朝ご飯作ったから食べよう」 「ありがとうございます」 「早苗は巫女の仕事とかあるし、こういう家事はこれからは俺がするよ」 「あの、そういえば八坂様たちはどちらに?」 「気を利かせてくれたのか博麗神社に居るよ」 「そうですか」 「そういえばさ、早苗」 「なんですか?」 「昨日早苗は酔いつぶれて寝ちゃったから初夜、まだしてないんだよね」 「しょ、しょしょしょしょ初夜ですか!?」 「そ、もう夫婦になったんだしね」 トサッ 「あ…………」 「愛してるよ、早苗」 「はい、私もです」 「おーい早苗大丈夫かー?」 「○、○さん?ここは博麗神社?」 「酒結構飲まされて倒れたみたいだから霊夢に頼んで部屋を貸してもらったんだ」 (じゃあさっきのは夢?) 「大丈夫か?なんか欲しい物でもあるか?水とか、なんなら術で酔い覚ませるぞ」 (でも、夢のままにしたくないぁ)「じゃあ一つ頼んでもいいですか?」 「俺にできることなら何でもいいぞ」 「じゃあ…私と結婚してください」 「ああ、分かっt、なにぃ!?」 「よろしくお願いしますね、旦那様♪」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 803 ここは守矢神社。諏訪の地を守る神々が祀られる神社である。 年納めの興も落ち着きを見せ『弾幕(たま)納め』をしている愉快な神様を横目に二人の人間は年越しを淑やかに待っていた。 「八坂様も洩矢様も元気ですね」 「ま、年一度のめでたい日だし、騒ぎたくても騒ぎたくなくても騒ぐもんだ」 冬の寒空は快晴、満天の星と下弦の月が厳冬を象徴するかの様に凛と輝いている。 ……はずなのだが、乾坤の神様が美しき『弾幕納め』を繰り広げているので、星の瞬きも狂気の月光も全く存在感が感じられない。 「除夜の鐘、聞こえんのかな」 「はは……」 幾千も立ち上る光の柱と、夢幻に降り注ぐ雨粒が諏訪の地を喧騒の渦に包み込む。 いつもの事なのだろうが、もう少し淑やかに新年を迎えられないのだろうか。神様らしく荘厳な新年でもいいから。 「ま……この季節に花火見られて良かった、って考えとくか……あ、早苗お雑煮おかわり」 「お蕎麦も食べましょうよ」 守矢の巫女はお椀を受けとり、とてとてと雑煮を盛り付けに走った。ああ、転ばないかな。転びそうだよな。絶対転びそう。 俺の視線を感じたのか、彼女がふっと振り返り、 「どうか……しましたか?」 「いや、転ばないかな~ って」 「もう、そんなドジ踏みませんよ」 軽く頬を膨らませて不満そうな顔をする早苗。 どう見てもドジっ娘顔です本当にありがとうございました。 早苗が気を取り直して雑煮のおかわりを盛りに行こうと歩を進めた瞬間、見事にバランスを崩しかけそうになる。 彼女が俺の目を気にして、ちょっと恥ずかしげな顔をして俺を見た。 「運命通り」 そう言ってわざと悪戯な顔で見つめ返すと、逃げるように目を逸らし、そのまま襖の向こうへと姿を消していった。 頬を赤らめる彼女の表情。 これほど赤面が似合う女性が彼女以外、幻想郷にいるだろうか……? 「……そんなニヤニヤしないで下さい、○○さん」 「そりゃ言ってるそばからコケてくれりゃあ、笑いたくもなるだろ」 「……ひどいですよ~」 いじけてしまったしょんぼり早苗さん。いじいじと指をくねくねさせてみたり、左肩に垂れ下がる髪を弄くってみたり。 そんな仕草されると食事に集中できないんだぜ? 「そんなに急いで食べて、お餅詰まらせても知りませんよ?」 「だーいじょうぶ!俺は早苗と違ってヘマしないかr……ぅごふっ!?」 「わ!ちょ、ちょっと○○さんっ!」 盛大に吹いた。餅を。食べ物は粗末にしちゃいけません。 「ぅ゛あ゛~……死ぬかと思った」 「だから言ったじゃないですか!本当に死んじゃったらどうするんですかっ!」 そ、そんな強い剣幕で言わなくても。大体餅ひとつでくたばってたら今の俺は幻想郷に存在していないと思うが…… 「○○さんが死んじゃったら……私は……私は……っ……」 なんで餅のひとつやふたつでそこまで泣きそうな顔をされなきゃいけないのかと思ったが、早苗は本気で心配そうにしてくれた。 俺が妖怪に襲われそうになった時や、弾幕ごっこのとばっちりを受けそうになった時と同じ、真剣な態度そのものだった。 ――好きな人と離れたくないから ――大事な人を失いたくないから 涙は恐怖故にこぼれ落ち、恐怖はその純粋な想いから生まれる。 早苗の必死な表情からは全てが感じ取れた。自分を、俺をここまで大切に想っていてくれている。 こんな日常の馬鹿げた出来事だけで分かってしまう。 それほど素直なのだろう、彼女の想いというのは。 だから、彼女は涙をこぼしてしまった。 早苗の泣き顔なんて見たくない。 嫌だ。 二人でいる時くらい、ずっと笑っていてくれ―― 「うん、悪い悪い、ごめんな? けど、俺は早苗の傍からいなくなろうなんて思っちゃいないから安心しな」 「本当に……気をつけてくださ……あっ」 泣き顔はもう嫌だ。笑って欲しい。 だから俺も自分の想いを素直にぶつけた。 早苗の言葉を紡いで彼女を抱きしめる。 涙で濡れてしまった頬の湿っぽさ、柔らかな香りがする透き通った緑色の髪、少し力を入れてしまえば壊れてしまいそうな、華奢な身体の感触。 その全てが素直に俺の五感へと染み渡っていく。 ……少々強引だったかもしれないが、これが自分の想いを伝えられる一番の方法だと信じて、彼女を精一杯抱きしめた。 「俺だって……早苗とずっと一緒に居たいもん」 早苗が自分と一緒に居たい、なんて一言も言ってないのに、俺は早苗がそう言っていることだと思っていた。 あんな素直に伝えられたら、どんな鈍感でも感付く。 「わ、私も……○○さん、と……」 彼女がゆっくりと俺の背中に手を回してくれる。 暖かい手の温もりが背中からやんわりと、胸に秘めた想いが耳元からしっかりと伝わってくる。 言葉足らずでも痛いほど感じる、彼女の「好き」という想い。 「……そっか」 嬉しくて思わず抱きしめる腕の力が強くなる。 きゅっと強く抱きしめてみたら、早苗もきゅっと身体を任せてくれた。 「へへ、痛かった?」 「いえ、嬉しかった、です……」 こいつ、やっぱり可愛いな…… 言葉がちぐはぐになりながらも、二人ははにかんで笑いあい、 お互いを見つめると、後は自然に唇を重ね合っていた。 除夜の鐘の音が聞こえる、弾幕納めのほんの一瞬の静寂。 二人の影も一つの大きな影となって重なり合っていた。 一分でも、一秒でも長くこの時を愉しもうと、感じ合おうと、分かち合おうとした。 甘く、幸せなこの時間を。 唇が、離れる。 月明かりに照らされ、きらきらと白い糸をひいて。 「……新年おめでとっ、早苗」 「……あけましておめでとうございます、○○さんっ!」 やっぱり顔は赤かったが、二人はまた抱き合った。 お互いの存在、想い、幸せを感じ合う様に強く、優しく、愛し合った。 願わくばこの瞬間が永遠に続くように……と。 「あ、弾幕納め終わったみたいだな」 「あっ、さすがにこの状況見られちゃまずいですよね」 「や、俺は別に」 「ダメですっ!八坂様にオンバシラれちゃいますよっ!」 「そこは早苗の奇跡の力でさー」 「私じゃ八坂様に敵いませんってば~」 「じゃあ一緒にオンバシラれt」 「もっとダメですっ!」 甘い時は長く続かないかもしれない。 でも、幸せな時が永く続いてくれるだけでも、悪くないな。 「あの、○○さん」 「ん?」 「その……もし酔い潰れちゃったら……お願いしますね」 「ああ、しっかり着替えさせて寝かしといてやるから」 「そうじゃないですよっ!もう~……ふふっ」 「さっ、酒の準備だ!」 「はいっ!」 年納めの興の次は、年始めの興。 星空から舞い降りる二柱を迎え入れ、新たな年の幕開けと、相思相愛の夜を祝福しよう―― ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 702 幻想郷に来て早くも二ヶ月がたった。 その間かなりどたばたして大変だったが、現実世界と比べるとはるかに充実していた。 もっと早くここにいたかった位である。 そう思い出しながら、俺は紅い巫女さんがいる神社、通称博麗神社へあいつから教えてもらった通りに道足を運んだ。 宴会に参加する条件として、背中に背負っているリュックサックと両手の袋に入っている大量のお酒を持って。 現実世界で始めてあいつと関わるようになり、一時行方不明になったが、一応おいかける形として幻想郷にやってきて、再会した。 その話はまた今度にしよう。 途中、そーなのかーと言いながら襲い掛かる闇妖怪や行く手を阻む毛玉などに遭遇した。 しかし、あいつに教えてもらいながら自己流に作った逃走専用弾幕札(スペルカード)、阻符「和尚の参枚札 山」と妨符「和尚の参枚札 川」。 こいつのおかげで自分と酒は無事に、宴会に遅れずにたどり着いた。 その後は静かな夜に似合わない、どんちゃん騒ぎの宴会が始まった。 紅い巫女が彼女の彼氏を巻き込ませながら、幼い鬼と新聞配達者と無謀な飲み比べをしたり、白黒の魔法使いが人形遣いと愉快に話し合ったり、 紫さん(唯一会話した事がある)と幽霊の姫君がなんだか艶かしい雰囲気をまとって、それぞれの従者が顔をまっかにしながらおろおろしていたりしていた。 そんな光景を肴にしながら慣れないお酒をちびちび飲んでいると、あいつが隣にやってきた。 「おっ、早苗か」 「○○さん、お酒の買い出し物お疲れ様です(にっこり」 「早苗も宴会の準備お疲れさん。 あの二人の神様はどうしている?」 「どちらも今飲み比べに参加してしばらくは……」 ・……乾の神様はともかく、坤の神様は外見からはとても酒が飲めそうも無い感じがするが、神様なので常識は通用しない。 「早苗も酒を飲んでるな。 顔が少し火照っているぞ」 「えぇ、外がこれだけ寒いと暖かくなりたいものですよ」 確かにそうだ。 外は宴会のスペースと神社の境内以外は白銀の雪がつもり、中央の焚き火からほんのり照り返っている。 「そうか。 ……早苗、もっと暖かくしてやろうか?」 外は相変わらず騒がしい。 きっと向こうでは真夏みたいに暑くなっているだろう。 「えぇ、よければお願いします」 しかし、二人がいるのは神社の縁側にいるのでとても冷える。 酒だけではまだまだ寒そうな早苗の身体を温めるため、後ろからぎゅっと抱きついた。 「ひゃわっ!? ま、○○さん、びっくりするじゃないですか!」 「悪い悪い、けど、こうした方が暖かいだろ? それともやめて欲しいか?」 「……もぅ、止めて欲しい訳がないじゃないですか。 ○○の馬鹿、意地悪……」 最後あたりになるにつれて声が小さくなり、最後のあたりは何を言っているのかわからない。 「まぁ、怒るなって。 俺、早苗が大好きで、こうやって抱きしめたかったからなぁ」 「……恥ずかしいこと言わないでください!」 あらら、言われてしまった。 本当のことなのに。 早苗の表情は後ろから抱きしめているのと、彼女が俯いている為、よくわからない。 きっと顔を真っ赤にしているだろう。 そう思っていると早苗は小さくこう言った。 「……私だって、○○さんのこと好きですよ」 「うれしいことを言うてくれるねぇ~……。 そうだ、早苗。 こっちを向いて」 「何でしょう――……んぐぅっ!?」 その時の俺は少し酔っていたかもしれない。 そばにあったお酒をくぃっとあおり、早苗がこっちを向いたときに。 キスをした。 それも軽い口付け程度のキスではなく、お酒を口移しするある意味で大人なキス。 少しづつ自分の分を飲みながら、遠慮なく早苗の口の中を物色するかの如く絡める。 あっという間だったかもしれないが、俺たちにとっては長かったかもしれない。 やがてお互い顔から、少し距離をおき、じっと見つめた。 俺の顔はかなり熱い。 きっと早苗と同じくらい顔が赤くなっているだろう。 彼女の表情はとっても赤い。 けれど、怒ったり、恥ずかしがると言った表情ではなく、嬉しそうな、まどろんだ表情だった。 「……今日で今年が終わるな。 来年も……いや、これから一生、愛してるぞっ!」 「……はいっ、これからもよろしくお願いします!」 満月が真っ暗な夜空に浮かび、その存在を遠慮するかのように雪雲が雪を降らす最後の夜。 百八の煩悩を取り除かしている最中の除夜の鐘が響く中で、二人は抱き寄せていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおまけーーーーーーーーーーーーーーーーーー 紫「あらあらまぁまぁあらあら、お二人はおあついようで……うふふふふふ」 @「いいものみちゃった♪ ねぇ、紫姉さま、私たちもあの二人と同じくらいに……」 みょん「駄目です! これ以上のことは私が許しません!!」 紫「そうよ、そういうのはまた今度、ね?」 @「それは残念だわ~、くすん」 文「……年始のネタに頂いておきます! あの二人に感謝感謝♪」 ○●「あんたもつくづく悪いなぁ~、このパパラッチめ」 文「いいじゃないですか、そういう貴方も不法侵入とか勝手に持っていくとk」 ○●「おっと? それとこれとは違うぜ?」 文「……確かに違いますけどー」 その後、文々。新聞の大見出しにのってたり、○○が守矢の神社の神主になったりしたとか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 851 コトコトコトコト 「ふ~ん、ふふ~ん♪」 「早苗ー、ご飯まだー?」 「もう少しですから待っていてくださいね」 「なあ早苗、俺は手伝わなくていいのか?」 「ありがとうございます でもこれはその……妻としての仕事ですから旦那様である○○さんは待っててください///」 「そ、そうか分かったよ///」 「冬だって言うのにお熱いねー」 「○○と早苗はあっちっちー」 「もう、茶化さないで下さい!!」 ま、○○さんに旦那様って言っちゃった/// まだ籍は入れてないけど婚約してるんだしこれぐらい良いよね? だって婚約者なんだし式だってあげてその後……その後 「わ、私、初めてでよく分かりませんから○○さんの好きなようにしてください」 「大丈夫、俺も初めて見たいなもんだから安心しろ」 「はい……」 「愛してる早苗」 「私もです、旦那様」 そして二人の身と心の距離は段々と近づいてやがて一つに…… キャーーーーーーーーー!!○○さんのエッチーーーーーーー!! グルグルグルグル!!! 「早苗!?そんなにかき回すと味噌汁こぼれるから!ってかこぼれてるから!!」 「え!?ああ!!スイマセン!!」 「やっぱり俺も手伝おうか?」 「い、いえ大丈夫です!!」 「それならいいけど…」 うぅ…○○さんにみっともないとこ見せちゃったな 最近なにかあるとすぐに○○さんのことを考えちゃう 我ながら重傷だなー、自重しないと 料理を作ることに集中してるとほどなくして今日の夕飯が出来た 「それじゃあ頂くとするかね」 「ご飯!ご飯!」 「頂まーす!」 「はい、召し上がれ」 「あーおいしかった、ごちそうさま」 「今日もおいしかったよー早苗」 「ごちそうさま、後片づけは手伝うからな」 「じゃあお願いしますね」 サラサラサラサラ ○○さんと二人で後片付けをする 今までは井戸で水を汲んで洗っていたけど○○さんの知り合いの河童さんのおかげで水道を引けるようになって 外に居た時のようにこの台所を使うようになった キュッキュ 「さて、終わったな」 「○○さんが手伝ってくれたおかげで随分早く片付けることが出来ました」 「料理は手伝わせてくれなかったからこれぐらいわな なにかできることがあったら言ってくれよな、大抵のことはできるよ」 「それはこっちのセリフです、○○さんも私で出来ることがあれば何でも言ってくださいね ○○さんのおかげで本当に助かってるんですから」 そう、○○さんには本当に色々と助けられた まず凡庸性のある護符のおかげで生活面で色々なことが便利になった それに信仰を集めるということでも○○さんの協力のおかげで 私が一人が信仰を集めるより効率的により多くの信仰を集めてくれる そして何より私と一緒になってくれるということに私は物凄く助けられている 「○○さん、いえ旦那様」 「な、なんだよ突然」 「愛してます、一生、いえ来世でも貴方を愛し続けます」 「っ!…そんなの、俺だってそうだ、愛してるよ早苗」 ギュッ 「んっ……」 ○○さんに抱きしめられている それだけで私の心臓は今まで動いていなかったんじゃないかと思うぐらい 激しく動き、脈をうっている ああ、このまま一つになってしまいたい そう思いながら私は目を閉じて○○さんに身を委ねた ───────────────────────────────────────────────────────────